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最終アップデート:2024年10月29日

産業疲労研究会

日本産業衛生学会 産業疲労研究会は、労働に関する疲労の問題をどのようにとらえて対策を打つかといったことを議論しています。参加しているのは、産業保健・人間工学・経営工学・心理学などの分野の大学や研究所の研究者と、実際に職場でこのような問題に直面している産業保健スタッフ(産業医・産業看護職・衛生管理者)などです。

NEWS                          [過去のお知らせ]新着情報

2024年10月29日
2024年2月29日
2023年12月4日
2023年2月28日
2022年11月1日
2022年8月31日
2022年5月20日
2022年2月28日
2021年12月21日
2021年11月25日
2020年 1月 6日
2019年10月10日
2019年 7月12日
2019年 5月15日
2019年 4月24日
2019年 2月14日
2018年12月 4日
2018年10月 3日
第100回定例会のお知らせをアップしました
第29号の会報をアップいたしました(研究会の会報)
第98回定例研究会のお知らせ
第28号の会報をアップいたしました(研究会の会報)
第96回定例研究会のお知らせを更新しました(チラシ
第96回定例研究会のお知らせをアップしました(チラシ
第95回定例研究会のお知らせを更新しました(研究会詳細
第27号の会報をアップいたしました(研究会の会報)
第94回定例研究会のお知らせを更新しました。
第93回、94回の定例研究会の情報をアップしました。
今後のイベントのお知らせをアップしました
第91回定例研究会の情報をアップしました(プログラム
世話人の情報を更新をしました。
第25号の会報をアップいたしました(研究会の会報
2019年5月の産業衛生学会(名古屋)での企画をアップしました(HP).
情報をアップしました。
第89回定例研究会のプログラムをアップしました(DL
第89回定例研究会のお知らせをアップしました

EVENT新着情報

  • ■第100回定例研究会のお知らせ

    研究会が第100回を迎えるにあたり記念の特別講演を企画しています。
    ここ2年の産衛の自由集会では、研究会の参加者から労働者の疲労の測定法や結果の活かし方について知りたいという声が寄せられています。そこで産業疲労研究の「これまで」と「これから」について世話人経験者より話題提供いただきます。


    日時:2024年12月21日(土)13:00-17:00
    会場:日本橋ライフサイエンスハブ LSH-D会議室
    住所:東京都中央区日本橋室町1丁目5−5 COREDO室町3  8階 (Map

    参加:研究会への参加、発表は無料です。下記の参加登録をクリックして事前登録をお願いします。
    【参加登録】(申し込み)←クリックしてください

    【特別講演】
    テーマ「労働者の疲労研究の歴史や測定結果の活かし方について」
    1.産業疲労研究の役割と展望について
       酒井一博(大原記念労働科学研究所)

    2.疲れたら休む、休める、休ませるために産業疲労研究に求められること
      久保智英(労働安全衛生総合研究所)

    【一般口演】 発表時間1題20分(質疑応答含む)予定
    募集中:演題、発表者氏名と所属、要旨800字以内をお送りください。
    申込先:松元俊(労働安全衛生総合研究所)matsumoto@h.jniosh.johas.go.jp
    締め切り:2024年12月13日(金)

  • ■第29号の会報をアップいたしました



    巻頭言 産業疲労研究会への期待

    2023 年度 活動報告

    第97 回定例研究会(宇都宮)
    「産業疲労研究の潮流 第100 回定例研究会に向けて」

    第98 回定例研究会(東京)
    シンポジウム「過労死等事案に基づく「過労徴候しらべ」の開発経緯と今後の展望」

    会員の異動

    2024年度 事業計画

    会員つうしん「新世話人のご挨拶 影山 淳(浜松医科大学医学部看護学科)」

    会計収支報告(2023)

    <第97回日本産業衛生学会(広島) イベントのお知らせ>
    1.第99回定例研究会 (自由集会)
      日 時:2024 年5 月24 日(金)17:00-17:50(予定)
      会 場:第11 会場(中国新聞社ビル 7F 703)
      テーマ:産業疲労研究の潮流 第100回定例研究会に向けて(その2)

    2.「疲労蓄積度チェックリスト」に関するシンポジウム
      シンポジウム 2 働く人々の疲労リスク管理を考える:新版疲労蓄積度自己診断チェックリストの活用と展開
      5 月23日(木)13:40~15:40 (第2会場)

    座長 下光 輝一 (公益財団法人健康・体力づくり事業財団)
       堤 明純 (北里大学医学部公衆衛生学単位)

    1.新版疲労蓄積度自己診断チェックリストの開発経緯と今後の展望:研究者の立場から
      久保 智英(独)労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター)
    2.新版疲労蓄積度自己診断チェックリスト ~過重労働面接での活用と今後の展望:産業医の立場から
      佐藤 裕司(富士通株式会社健康推進本部健康事業推進統括部 )
    3.働く人の疲労リスク管理を考える:新版疲労蓄積度チェックリストの活用と展望:保健師の立場から
      矢内 美雪 (キヤノン株式会社 安全衛生部)
    4.疲労蓄積度自己診断チェックリストの活用状況と現場から見た課題:若手産業医の立場から
      田中 里穂 (ダイハツ工業株式会社 安全健康推進室 )

      指定発言 堀江 正知 (産業医科大学 産業生態科学研究所 産業保健管理学
  • ■第98回定例研究会のお知らせ(終了しました)

    産業疲労研究会では下記のイベントを企画しております。

    【シンポジウム】
    過労死等事案に基づく「過労徴候しらべ」の開発経緯と今後の展望

    過労死の労災復命書に記載されていた過労死発症前の前駆症状を活用して開発された「過労徴候しらべ」調査票について本シンポジウムでは、その開発経緯や改訂および現場での活用方法について議論致します。ご興味のある方は是非ご参加ください。「過労徴候しらべ」を詳しく知りたい方はこちらへ(リンク

    1.日時
    2024年2月17日(土)13:00-16:30

    2.場所 
    会場:日本橋ライフサイエンスハブ LSH-B会議室
    住所:東京都中央区日本橋室町1丁目5−5 室町ちばぎん
    三井ビルディング8階(地図)


    ※来場の仕方にご注意ください!!
    1)商業施設「コレド室町3」の地下1階フロアにお入り下さい
    2)同フロアにあります「室町ちばぎん三井ビルディング」のエントランスにお越し下さい(産業疲労研究会の案内板を設置する予定です)
    3)エントランスはロックがかかっており、テンキーの操作盤で「9272」の4桁を入力すると解錠されます
    4)エレベーターで8階にお越し下さい


    3.プログラム
    【シンポジウム】 13:00~15:00
    過労死等事案に基づく「過労徴候しらべ」の開発経緯と今後の展望
    座長:松元 俊(労働安全衛生総合研究所)
       久保智英(労働安全衛生総合研究所)

    1)「過労徴候しらべ」の開発経緯と改定に向けた過労死遺族へのヒアリング調査の結果
      久保智英 労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター 上席研究員
    2) COSMINガイドラインに準じた「過労徴候しらべ」の改訂
      木内敬太 労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター 任期付研究員
    3) 産業医から見た「過労徴候しらべ」に期待する用途 ~過労死等事案研究を踏まえて~
      守田祐作 日本製鉄(株)東日本製鉄所 鹿島地区 産業医
      労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター 非常勤研究員

    総合討論

    【一般演題】15:10~16:30
    1. 勤務間インターバルと睡眠時間、生産性の関連:日勤労働者を対象とした横断調査
    池田大樹1、久保智英1、井澤修平1、中村菜々子2、吉川徹1、赤松利恵3
    1. 独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
    2. 中央大学文学部心理学専攻
    3. お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系

    2. 労働現場における暴言の実態とその影響について
    西村悠貴1、松元俊1、佐々木毅1、久保智英1
    1. 独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 産業保健研究グループ

    3. 交代制勤務者の睡眠と疲労度 クロノタイプによる比較
    影山淳1
    1. 浜松医科大学 医学部看護学科 地域看護学講座 公衆衛生看護学


    4.参加登録
    研究会への参加、発表は無料です。下記の参加登録をクリックして事前登録をお願いします。
     【参加登録】申し込み)←クリックしてください。
  • ■第96回日本産業衛生学会(宇都宮)のお知らせ(HP

    産業疲労研究会では下記のイベントを企画しております。

    疲労リスク管理システムの他業種への水平展開に向けて
    シンポジウム 3;2023年5月10日(水)18:00~19:30【第2会場】

    産業疲労研究会では労働者の疲労回復におけるオフの量的側面を「勤務間インターバル」、質的側面を「つながらない権利」という位置づけで、休むことに起点を置いた疲労対策の重要性を2014年のシンポジウムを皮切りに他に先駆けてこれまで発信してきた。しかし、これらはあくまで規則であり、それが個々の職場の実態を踏まえずに杓子定規に導入されれば絵に描いた餅になってしまうことは言うまでもない。くわえて、新型コロナの影響により、これまで我々が経験したことのない速さで暮らし方、働き方が変化している。それにより、ギグワークやリモートワークといった時間と場所に縛られない新しい働き方が急速に広まっているが、そのような働き方をする人々の健康や安全を守るための規則の構築には多くの時間と労力がかかる。

    今回のシンポジウムでは、それらの新しい働き方による様々な労働安全衛生状の課題を念頭に、航空パイロットにおいてわが国でも2017年に義務化された「疲労リスク管理システム(Fatigue Risk Management System;FRMS)」に着目して、今後の新しい疲労対策として産業保健職に向けて紹介したい。FRMSは法規準拠型であった従来の運航業界の安全リスク対策に対して、様々な立場で協議してルールを決める自主対応型の対策に重きを置いている点に特徴がある。

    本シンポジウムでは、航空パイロットの立場から満下善紀氏にFRMSの実態と課題を紹介していただき、トラックドライバーの疲労研究に従事してきた松元俊氏には実際のトラックドライバーの疲労調査を踏まえて運輸業でのFRMS導入の必要性を述べていただく。そして座長でもある久保からは個々の職場の特性に合わせた職場の疲労測定から対策実施を行うための手法として「職場の疲労カウンセリング」を活用した介入調査事例の紹介を行う。それらを軸として、自主対応型の疲労対策であるFRSMの他業種への水平展開について本シンポジウムでは議論したい。それにより、今後のわが国の労働者の生活の質や健康、安全の向上に貢献できる議論へとつながることを期待したい。

    座長
    久保 智英 (労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所)
    榎原 毅 (産業医科大学産業生態科学研究所人間工学研究室)

    航空パイロットにおける疲労リスク管理システムの現状と課題
    満下 善紀 (日本乗員組合連絡会議HUPER委員会)
    不規則勤務トラックドライバーの負担軽減に向けた疲労リスク管理の必要性
    松元 俊 (労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所)
    職場の疲労カウンセリング:職場の特性に応じたオーダーメイドの疲労対策の必要性
    久保 智英 (労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所)
    指定発言  城  憲秀 (中部大学生命健康科学部)
       
    「産業疲労研究の潮流 第100回定例研究会に向けて」
    自由集会:第97回定例研究会

    座 長:岩根 幹能
    内 容:参加型スモールグループディスカッション
    概 要:産業疲労研究会の定例研究会は2024年秋に第100回目を迎えようとしています。今回は、それに備える意味で、本研究会の足跡を振り返るとともに、第100回の定例研究会の内容をどのようにデザインするかについて話し合います。振り返りの題材については、会報第28号の<トピックス>「産業疲労研究の過去・現在・未来」欄に詳述しています。
    ディスカッションのテーマ:
    1.会報第28号<トピックス>表1、表3で今後も重視されるものは?また、新たなテーマは?
    2.第100回定例研究会の内容をどのようにデザインするか?
    開催日時・場所:今回は、オンライン開催は予定していません。第96回日本産業衛生学会(宇都宮)のスケジュールが確認されましたら、当研究会のホームページおよびメーリングリストなどでお知らせします。
  • ■第27号の会報をアップいたしました研究会の会報


    巻頭言 職場の疲労カウンセリングの必要性
    ~職場の特性に応じた産業疲労対策~ 久保智英

    第94回定例研究会
    第95回定例研究会 
    講演:「労働者の社会的ジェットラグとプレゼンティーズム
        ~本来のパフォーマンスを発揮できる休み方の支援~」
    講 演:影山 淳先生 浜松医科大学医学部看護学科地域看護学 助教

    第96回定例研究会 シンポジウム「職場における実践的な疲労対策」

    トピックス「産業疲労研究の過去・現在・未来」
    岩根 幹能(日本製鉄関西製鉄所 NSメディカル・ヘルスケアサービス)

  • ■第96回定例研究会のお知らせ

    1.日時

    2022年 11月24日(木) JFEスチール工場見学 13:30~17:30 
        11月25日(金) 13:00~16:30 定例研究会。

    2.場所 
    工場見学会:JFEスチール(倉敷) 倉敷駅南口から送迎バスが出ます。13:30集合。
    定例研究会:敷市民会館 第4会議室

    3.開催方法 定例研究会は、現地・オンラインのハイブリッド開催


    4.プログラム
    【シンポジウム】 13:00~15:00
    「職場における実践的な疲労対策」
    産業構造が変化した現在においても、多くの労働者が非デスクワークに従事しています。
    1) 製鉄所での産業保健活動から考えるこれからの疲労対策
      山下 真紀子 JFEスチール株式会社西日本製鉄所(倉敷地区) 産業医
    2) 自動車製造業における疲労の特徴
      田中 里穂 ダイハツ工業株式会社 産業医
    3) 立ち仕事の疲労軽減アシストスーツ「アルケリス」の有用性と活用事例
      藤澤 秀行 アルケリス株式会社 代表取締役 CEO 
    4) 疲労・負担の客観的評価に基づくアシストツールの適切な職場導入
      田中 孝之 北海道大学 大学院情報科学研究院 教授

    ≪演者略歴≫
    山下 真紀子 JFEスチール株式会社西日本製鉄所(倉敷地区) 産業医
    2003年 産業医科大学医学部医学科卒業。初期臨床研修終了後、2005年より富士電機システムズ株式会社(東京工場)の専属産業医。2007年、産業医科大学産業生態科学研究所にて熱中症予防と社会医学の研究に従事。2010年より現職。専属産業医としての職務の傍ら、熱中症、転倒、腰痛、メンタルヘルス等、労働者の健康リスクについて、企業や大学との共同研究に取り組んでいる。

    田中 里穂 ダイハツ工業株式会社 産業医
    2017年3月産業医科大学医学部医学科卒業。同年4月より、社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会千里病院で初期研修を修める。その後、JFEスチール株式会社西日本製鉄所(倉敷地区)専属産業医を経て、2020年4月より産業医科大学産業生体科学研究所産業保健管理学研究室に所属。暑熱研究や、中小企業の嘱託産業医活動の経験を積んだ。2022年4月より現職。

    藤澤 秀行 アルケリス株式会社 代表取締役 CEO 
    横浜国立大学工学部卒業。2006年株式会社ニットー代表取締役に就任。横浜市内の製造業3社をM&Aし、廃業する企業を引継ぎ、事業拡大を進める。社内で開発、設計から金型、量産までの製品づくりを一貫生産できる体制を築く。
    自社製品への取り組みを活動的に進め、長時間の立ち仕事の負担を軽減するアシストスーツ「アルケリス」を医工連携・産学連携にて開発。2020年2月にニットーからスピンオフしたものづくりベンチャー企業のアルケリス株式会社を設立。

    田中 孝之 北海道大学 大学院情報科学研究院 教授
    1971年山口県生まれ,1996年電気通信大学博士前期課程を修了後,同大学助教,助教授を務め,2004年に北海道大学へ助教授として異動.2021年より現職.その間,1999年に博士(工学)を取得.2007年にスマートスーツ研究会(現,軽労化研究会),2008年に株式会社スマートサポート社を設立.ウェアラブルロボットなどの研究に従事.軽労化技術の研究業績に対して北海道科学技術奨励賞などを受賞.

    【一般演題】 15:15~16:30
    1) 職場の疲労特性を踏まえたオーダーメイドの現場介入調査:3交代勤務の看護師調査の事例
      
    久保智英、松元俊  独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所

    2) 不規則勤務を行う地場トラックドライバーの疲労進展要因:パネルデータを用いた検討
      
    松元俊、久保智英、池田大樹、劉欣欣
      独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所

    3) 作業靴の選択と着用習慣が作業者に与える影響
      伴 真衣  JFEスチール株式会社西日本製鉄所(倉敷地区)ヘルスサポートセンター


    5.参加登録 
     11月20日(日)締め切り 研究会、見学への参加は無料です。
     ※下記の参加登録をクリックして必要な情報を登録してください。
     【参加登録】

    事務局 山下 真紀子 (メールアドレス)

    チラシ(ダウンロード
  • ■第95回定例研究会のお知らせ
    (第 95回日本産業衛生学会(高知)自由集会)HP



    1.日 時 2022年 5月 27日(金) 11時 20分 12時 20分

    2.場 所:オーテピア 44F集会室

    3.リモート 参加 ご希望の方は 、 hirou@ns-med.or.jp に氏名・所属を記入し、 5月 25日までにお申し込み下さい 先着 80名 。後日参加方法をご連絡します。

    4.内 容
    (1) 2022年度総会
    (2)講演

    座長: 岩根 幹能( 日本製鉄 関西製鉄所 NSメディカル・ヘルスケアサービス)

    労働者の社会的ジェットラグとプレゼンティーズム ~本来のパフォーマンスを発揮できる休み方の支援

    演者 :影山 淳 先生(浜松医科大学 医学部 看護学科 地域看護学 助教

    詳細な情報はこちらへ(研究会詳細情報
  • ■第27号の会報をアップいたしました研究会の会報


    巻頭言 「眼」への産業疲労を考える
    活 動 記 録
    自由集会の開催
    定例研究会の開催
    第92回定例研究会 ミニシンポジウム「過労死研究の現在と未来」
    第93回定例研究会 「テレワーク時代における産業疲労」
    トピックス
    【過労死の認定基準の改訂】
    【論文募集】
    国際誌「International Journal of Environmental Research and Public Health」
    会員つうしん
    会員の異動
    第95回定例研究会のお知らせ


  • ■第94回定例研究会のお知らせ(第2報)

    日時:2022年2月28日(月)14時~16時

    場所:Zoomによるオンライン開催となります。

    参加:以下のサイトから事前登録をお願いします。
    開催1週間ほど前にご登録いただいたメールアドレスに開催場所のURLをお送りします。

    【参加登録】

    【一般演題】 [1演題につき発表15分+質疑応答5分]
    座長:久保智英、松元俊(労働安全衛生総合研究所)

    ・「労働者の心肺持久力と生活領域別の座位行動が心血管疾患リスクと年間医療費に及ぼす影響」
     蘇リナ(労働安全衛生総合研究所)

    ・「在宅勤務と勤務時間外の連絡が労働者の心身に及ぼす影響」
     池田大樹(労働安全衛生総合研究所)

    ・「職場における暴言が被害者やその周りの労働者に与える影響」
     西村悠貴(労働安全衛生総合研究所)

    ・「介護職員におけるトラウマティックな出来事に関する分析」
     川上澄香(労働安全衛生総合研究所)

    ・「交代勤務看護師における勤務時間外での仕事による心理的拘束感と過労徴候」
     久保智英(労働安全衛生総合研究所)

    ・「長距離トラックドライバーの働き方・休み方と血圧の関連」
     松元俊(労働安全衛生総合研究所)


  • ■全国協議会での自由集会開催(第93回定例研究会)のお知らせ

    新型コロナの影響で開催が中止された松本大会での自由集会を三重全国協議会にて開催いたします。

    日時:12月 3日(金) 15:15-16:15(オンライン、事後オンデマンド配信予定)
    場所:第31回日本産業衛生学会全国協議会(三重県総合文化センター)
    https://procomu.jp/sanei-zenkoku2021/index.html

    【シンポジウム】「テレワーク時代における産業疲労」

    概要:テレワークはICTや通信環境、更には2020年初頭から流行したCOVID-19の影響を受けて、導入する企業が増加している。業務効率化やワークライフバランス向上といったテレワークの効果が期待される一方で、在宅勤務による生活習慣の変化や健康への様々な影響が懸念されている。今回のミニシンポジウムでは、まず製造業の従業員を対象として行われた、大規模なアンケート調査の結果から、在宅勤務による身体的・精神的影響について報告する。また、近年のICT使用による眼への影響に関する疫学研究の紹介と演者の研究動向について報告する。今後さらに進むことが予想されるテレワークによる産業疲労研究の展望について議論したい。

    座長:岩根幹能(日本製鉄(株))
    演者:田中完(日本製鉄(株))
       林卓哉(日本製鉄(株))
       深井航太(東海大学医学部)

  • ■今後のイベントのお知らせ
    第92回定例研究会は2020年5月13から16日に旭川にて開催される産業衛生学会の中で行われます(HP)。

    第93回定例研究会は2020年冬に労働科学研究所発祥の地である倉敷にて開催予定です。

    →いずれのイベントもコロナの影響により、中止いたしました。

  • ■第91回定例研究会のお知らせ(終了しました)
    日時;
    1123日(土) 13時〜17時15分
    場所;産業医科大学福岡県北九州市⼋幡⻄区医⽣ケ丘1-1-1
    https://www.uoeh-u.ac.jp
    JR鹿児島本線「折尾駅」徒歩約20分/北九州市営バス約10分

    【 シンポジウム】 「企業の中の働き方改革の認識」
      13:00~15:00   座長  松元 俊 (労働安全総合研究所)

    1) 衛生管理者から見た現場における働き方改革の認識
       産業医科大学 産業保健学部 庄司卓郎

     2)働き方改革と生産性
       産業医科大学 ストレス関連疾患予防センター 特任助教 宮﨑洋介

     3)働き方改革:一企業における取り組み
       九州旅客鉄道株式会社(JR九州) 健康管理室長・産業医 浅海 洋 

     4)多能工化と障がい者の労働安全
       産業医科大学 大学院医学研究科 荒尾弘樹

    【一般演題】
      15:15~17:15 座長 山下 真紀子 (JFEスチール株式会社西日本製鉄所)

     1)精神作業の時間と作業中の休憩が心血管系反応に及ぼす影響
       劉 欣欣(労働安全衛生総合研究所)

     2)長時間労働者における心理的ストレス反応に影響する仕事の要因について
       岩根幹能 日本製鉄 和歌山製鐵所/NSメディカル・ヘルスケアサービス

     3)トラックドライバーにおける過労徴候の検討
       久保智英(労働安全衛生総合研究所)

     4)国際線シングル編成の夜間-夜間運航および夜間-早朝運航がパイロットの疲労に及ぼす影響
       佐々木司*、舘野洋彰**、 阿久津烈**、 馬場嘉浩**、篠崎恵二**
    *  (公財)大原記念労働科学研究所慢性疲労研究センター
       **日本乗務員組合連絡会議

  • ■第25号の会報をアップいたしました研究会の会報


    巻頭言 求められる外国人労働者増加に伴う多文化共生と産業疲の未来図
     水谷聖子(日本福祉大学看護部)
    活動記録
     第88回定例研究会 ワークショップ・テーマ「作業員の安全意識の構造とその評価」
     第89回定例研究会 
     シンポジウム・テーマ「フレキシブルな時間と 場所で働けるこの是非‐つながらい権利にて考える」
    お知らせ
     第89回定例研究会「外国人労働者の健康と生活 」
     第91回日本産業衛生学会 公募シンポジウム「働き方改革が労者へもたらす影響」
    会員通信
    会員の異動
  • ■第92回日本産業衛生学会(名古屋)での企画のお知らせ(HP
    (終了しました)

    ■自由集会「外国人労働者の健康と生活
    5月23日(木)18:00-20:00(第6会場)

    18:00-18:30 総会
    18:30-20:00 教育講演

    座長:水谷聖子(日本福祉大学)、城憲秀(中部大)

    講演1:落合のり子(島根県立大学)
    「島根で震度5強の地震!その時在日外国人は?」
    講演2:成田博厚(名古屋労災職業研究会)
    「外国人労働者の労災・職業病相談の現状」

    シンポジウム 16
    「働き方改革が労者へもたらす影響」

    【日時】 201 9年 5月 25 日(土) 9:00 ~11 :00
    【場所】 名古屋国際会議場 第 3会場
    【座長】 城 憲秀 1) 、松元俊 2)
    1) 中部 大学生命健康科 2) 独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所

    シンポジスト
    ① 漆原 肇( 日本労働組合総連会局 長雇用対策)
    「労働組合の立場らか見たき方改革~健康・生活側面で影響」
    ② 今村 優之(電通国際情報サービス)
    「働き方の変化による社員へ心身健康影響」
    ③ 劉 欣(独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所)
    「長時間労働による循環器への負担」
    ④ 久保 智英(独立行政法人 労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所)
    「産業疲労研究の視点から考えるフレキシブルな働き方の是非‐「つながらない権利」について」
  • ■緑十字賞の受賞

    平成30年度の緑十字賞(労働衛生分野)を城憲秀先生(中部大学生命健康科学部保健看護学科副学部長、教授)が受賞されました。城先生は本研究会の世話人、前代表世話人を歴任され、今なお、研究会の運営や、研究会の中堅、若手を支えてくれています。この賞は、中央労働災害防止協会が長年にわたり、我が国の産業安全又は労働衛生の推進向上に尽くし、顕著な功績が認められる個人及び職域グループ等に与えられるものです。本当におめでとうございます。




  • ■第89回定例研究会のお知らせ(終了しました)

    【日時】 2018128日(土) 1300分~1700
    【場所】
      :大原記念労働科学研究所HP)
       【JR 中央線・総武線 千駄ヶ谷駅より徒歩6分】
       (東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-12 桜美林大学内3F)
    【プログラム】
      :一般演題(13時から15時まで)
      :シンポジウム(15時から17時まで)
    【参加費】 無料

    当日配布資料はこちらです(プログラム)。

    ■一般演題(13時から15時まで)[※1演題につき発表15分+質疑応答5分]
    座長:岩根幹能(新日鐵住金株式会社)、劉 欣欣(労働安全衛生総合研究所)

    ・「長時間労働時における正常血圧者と高血圧者の血行動態の比較:実験室実験による検討」
      池田大樹(労働安全衛生総合研究所)

    ・「時間知覚に関する実験研究:経頭蓋直流電気刺激を用いた基礎的研究」
      小山冬樹(千葉大学大学院工学研究科)

    ・「大学生のアルバイト就労が学業・疲労・健康に及ぼすリスク(仮題)」
      高本真寛(横浜国立大学 教育学部)

    ・「産業看護職のキャリアアンカーと属性との関連」
      久保善子(東京慈恵会医科大学医学部看護学科)

    ・「労災復命書解析によるトラックドライバーの過労死状況」
      佐々木司(大原記念労働科学研究所)



    シンポジウムテーマ:
    「フレキシブルな時間と場所で働けることの是非‐つながらない権利について考える」

    本研究会では、これまで研究会が主要な課題として取り組んできた勤務間イターバル制度が、現在、大きく注目されるようになった今、その先を考える必要性を感じています。そこで,本シンポジウムでは働き方とは車の両輪である「休み方」について疲労回復という観点から,どのような休み方が疲労回復に適しており,仕事の生産性向上につながるのかについて議論する場を設けたいと考えております。

    その1つの方向性として、フランスにて施行されている勤務時間外での仕事の連絡やメールなどを制限する「つながらない権利」に着目して、本シンポジウムでは働き方改革を進める会社の事例とともに,フランスの労働法での労働時間の考え方や日本との違いや、労働者の疲労回復という視点から学際的にこの問題について議論したいと考えております(定例研究会・会頭 久保智英)。

    座長:
    松元 俊(労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所)
    久保智英(労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所)

    「生産性向上と多様性の尊重の両立による働き方改革の取り組み」
    今村優之((株)電通国際情報サービス )

    「フランスにおける『つながらない権利』をめぐる動向と、労働時間法に投げかけられた課題について」
    細川 良(労働政策研究・研修機構 労使関係部門)

    労働者の疲労研究の視点から「つながらない権利」について考える
    久保智英(労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所)




    • ■第88回定例研究会のお知らせ
      (第91回日本産業衛生学会 産業疲労研究会自由集会)

      【日時】 2018年5月18日(金) 14時 55分~16時 25分
      【場所】 熊本市民会館 2階 第6会議室

      座長:佐々木司(大原記念労働科学研究所)
      講演者:庄司卓郎(産業医科大学 産業保健学部)
      「作業員の安全意識の構造とその評価」
    • ■第24号の会報をアップいたしました研究会の会報


      巻頭言 労働安全衛生をめぐる現状と産業疲労研究会の役割 城 憲秀(中部大学生命健康科学部)
      活動記録
      第86回定例研究会 「最近の客室乗務員の労働環境と疲労」
      第90回日本産業衛生学会 公募シンポジウム
      「過重労働対策から考える労働時間と休息確保のあり方 ~わが国の勤務間インターバル制度~」
      会員通信
      会員の異動
    • ■雑誌「産業保健と看護」にて「労働者の疲労」をテーマにした特集が組まれました
      本研究会の世話人3名が本特集に寄稿していますので、興味のある方はご覧ください。。



      [特集2]“お疲れ社員”に効く処方箋 “疲労”を断つ!
      ◆休息要求がカギ そもそも「疲れる」とは? 疲労の正体をさぐる
      公益財団法人大原記念労働科学研究所 佐々木 司

      ◆パフォーマンスに直結! 疲労しにくい働き方
      新日鐵住金株式会社/一般財団法人NSメディカル・ヘルスケアサービス 岩根 幹能

      ◆明日からできる習慣改善 疲労を緩和する食事
      あだち健康行動学研究所/あだち循環器科内科クリニック 足達 淑子

      ◆ポジティブ・オフと疲労回復 働く人びとにとっての「良い眠り」とは何か?
      独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所 久保 智英
    • ■第87 回定例研究会の開催について (終了しました)

      下記のとおり、定例研究会を開催いたします.

      日時 :2017 年 1015 日(日)13時から17時
      場所 :日本福祉大学名古屋キャンパス 北館8階(8ABC)
          愛知県名古屋市中区千代田5-22-35
          (http://www.netnfu.ne.jp/

      参加費:無料
      ■プログラム(DL
      一般演題発表13:00~14:30(90分)
      演題募集期間:71日~930
      抄録:①テーマ、②発表者氏名と所属、③要旨400字程度
      発表時間:10分質疑応答時間:5分

      演題申込先担当世話人:水谷聖子(日本福祉大学東海キャンパス看護学部地域看護学領域)
      E-mail seikom@n-fukushi.ac.jpに送信してください。産業衛生学雑誌掲載用様式を返信します。


      シンポジウム14:40~16:10(90分)
      テーマ:看護と介護の現場と産業疲労研究者との対話~産業疲労研究を現場に活かす~

      【シンポジウム趣旨】
      看護や介護の現場では人手不足、24時間体制、対人サービスなどにより様々な状況が疲労を招いています。第87回定例研究会では、医療機関で働く看護職、福祉機関で働く福祉職の労働を取り巻く疲労の現状と課題、産業疲労研究のスペシャリストの先生方と対話により、現場に活かす疲労研究について探究します。医療機関で働く看護職、福祉機関で働く福祉職の皆さんの働きやすい環境づくりや労働者のWell-Beingを高めることができるヒントを得ることができる機会になればと思います。

      座長
      佐々木司(労働科学研究所慢性疲労研究センター)
      久保智英((独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所

      「交代勤務で働く看護職の職場の現状と課題(仮)」
      植村真美(公立西知多病院副院長兼看護局長)
      「福祉現場の労働を取り巻く疲労の現状と課題」
      則竹宏亮(社会福祉法人昭徳会特別養護老人ホーム小原安立グループリーダー認知症介護指
      導者介護福祉士・介護支援専門員)
      「介護・看護の現場における疲労と睡眠(仮)」
      久保智英((独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所産業ストレス研究グループ)
      指定発言
      垰田和史(滋賀医科大学医学部社会医学講座(衛生学))
      塚田月美(パナソニック健康保険組合保健師)
      シンポジウム14:40~16:10(90分)
      自覚症状調べ疲労部チェック作業環境チェック
      城憲秀(中部大学生命健康科学部保健看護学科

      ■2017年産業衛生学会でのシンポジウムのお知らせ(大会HP

      下記のとおり、産業疲労研究会主催でシンポジウムを開催いたします.

      日時 :2017 年 513 日(土)16時から18時
      場所 :東京ビッグサイトTFTビル(HP

      公募シンポジウム16 (第1会場;16:00~18:00)
      過重労働対策から考える労働時間と休息確保のあり方-わが国の勤務間インターバル制度
      座長
      城  憲秀(中部大学生命健康科学部保健看護学科)
      高橋 正也(労働安全衛生総合研究所)
      演者
      濱口 桂一郎(労働政策研究・研修機構)
      「なぜ,EU諸国では勤務間インターバル制度が受け入れられるのか?」
      春川 徹(KDDI労働組合)
      「わが国で勤務間インターバル制度を導入している企業の実態と今後の課題」
      久保 智英(労働安全衛生総合研究所)
      「勤務間インターバル制度は労働者の疲労回復にプラスになるのか?」
      山本 勲(慶應義塾大学)
      「勤務間インターバル制度は企業の生産性にプラスになるのか?」

      指定発言者:
      近藤 雄二(天理大学体育学部体育学科)

      労働者の疲労は,働く者の健康や安全,ひいては彼らの生活に深くかかわる生活現象である.労働時間のあり方は労働者の日々の疲労と密接に結び付いたものであるが,これまでの産業保健の分野において大きく取り上げられることはなかった.しかし,最近,過労死等防止法案が施行されるなど,社会の中で,過重労働や過労死などの疲労にかかわる問題への対策を講じていこうとする機運が高まっている.そのような文脈から,わが国においても,EU諸国で導入されている終業から始業までの間に,一定の連続休息時間を設ける「勤務間インターバル制度」が新しい過重労働対策として注目を集めている.2015年に大阪で開催された産業衛生学会において,産業疲労研究会が中心となって企画したシンポジウムでは,本制度が注目され始めたばかりであったこともあり,EU諸国での本制度の動向や,労働法から見た本制度の立ち位置,過重労働対策の現状と課題,疲労回復という視点で本制度をとらえる重要性などに重きをおいていた.多くの反響がその後にあったものの,そこでのシンポジウムは産業保健スタッフ等への本制度の紹介に留まっていたと言える. そこで本シンポジウムでは以上の講演テーマから,前回のシンポジウムをさらに深化させた形で「勤務間インターバル制度」について議論を展開していくこととする.

      • ■第86回定例研究会(第90回日本産業衛生学会 産業疲労研究会自由集会)大会HP

        【日時】2017年 5月 11日(木) 16:40-17:40

        【場所】東京ビッグサイトTFTビル 東館9階 第8研修室(研修室907)

        【ワークショップ】「客室乗務員の労働環境と疲労」

        【ワークショップのねらい】
        2020年の東京オリンピック開催に向けて、航空安全が注目されている。しかしながら、昨今の一層の国際化の波が航空労働者の疲労を増大させているという話も聞く。過去には、産業疲労研究会の有志が、客室乗務員の疲労に焦点をあてた研究がなされたこともあったが、最近では、彼女・彼らがどのような働き方をして、どのような疲労状態にあるのかを知る研究者も少なくなった。そこで、今回の自由集会では、「最近の客室乗務員の労働環境と疲労」をテーマに、現場で働く客室乗務員に「客室乗務員の業務内容」、「客室乗務員の労働実態と疲労」、また長年客室乗務員の労災事案に携わってきた弁護士に「客室乗務員に関わる法規」について話題提供をいただき、フロアーと意見交換の中から、研究会としての今後の研究課題を見つけていきたい。

        【座長】佐々木 司(大原記念労働科学研究所)

        【話題提供者】
        1.「外国航空会社日本人客室乗務員の労働実態」
          坂口真澄(スイスインターナショナルエアラインズ客室乗務員)

        2.「わが国の客室乗務員の労働実態」
          萩原玲子 (JAL客室乗務員)

        3.「客室乗務員の労働における法的問題」
          米倉勉(渋谷共同法律事務所 弁護士)
      • ■産業疲労ハンドブック
        本研究会が1988年に発刊した産業疲労ハンドブックの新装版(1995年)をPDFにて公開いたします.
        以下の画像をクリックした際にダウンロードされます(※ファイルサイズは20メガ程あるのでご注意ください)




      • ■労働時間日本学会-第2回研究集会開催のお知らせ

        第2回労働時間日本学会研究集会テーマ
        『これからの働き方を考える ― 時間管理を中心に』


        日時 :2017 年 52613:0017:00

        場所 :大原記念労働科学研究所HP)
           【JR 中央線・総武線 千駄ヶ谷駅より徒歩6分】
           (東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-12 桜美林大学内3F)

        参加費 1,000円(資料代として)

        一般演題の抄録締切:2017 4 月上旬まで

        第2回労働時間日本学会研究集会開催にあたって
        労働時間日本学会 会長 高橋正也(労働安全衛生総合研究所)


        どのように働くかは,どのように休むか,そしてどのように生きるかにつながる,とても大事な問いかけです。過重労働に伴う様々な問題が浮かび上がっている今,政府も企業も労働者も働き方の改善を目指し始めています。労働時間の管理はその基本に据えられますが,それ以外の要因にも目を向け,最適にしていく必要があります。

        今回の研究集会では「これからの働き方を考える ― 時間管理を中心に」というテーマの下,健康で充実した労働生活を送るための条件をいろいろな立場から討議いたします。一般演題では,とくに若手からの率直な発表を行っていただきます。シンポジウムでは,「グッドプラクティスに学ぶ人間らしい働き方とは」として,働く時間の自律性,企業における先進的な取り組み,行政施策の現状と課題などを議論いたします。

        第2回労働時間日本学会研究集会へのご参加を心から歓迎いたします。

        ■プログラム(予定)
        13:00~13:15 総会・会計報告
        13:15~14:30 一般演題
        14:30~14:45 休憩
        14:45~16:45 シンポジウム
               「グッドプラクティスに学ぶ人間らしい働き方とは」
        16:45~17:00 総括
        18:00~20:00 意見交換会

        ■一般演題の募集

        わが国の働き方をより良いものにするための工夫や仕組みについて,特に若手の研究者や実践家からの演題を募集いたします。労働時間日本学会は学際性を重視しておりますので,分野に関わらず,ご応募ください。一人当たりの発表時間は質疑を含めて15分程度を予定しています。

        抄録は、演題名,ご所属,お名前,本文(200字程度)として,学会事務局(wtjs.secretariat@gmail.com)にメールで4月上旬までにご提出ください。ご不明な点がございましたら事務局までご遠慮なくお問い合わせください。

      • ■第85 回定例研究会の開催について (終了しました)

        下記のとおり、定例研究会を開催いたします.

        日時 :2016 年 1029 日(土)13時から16時
        場所 :滋慶医療科学大学院大学・視聴覚大講義室【JR 新大阪駅下車 北口から徒歩1分】
            (http://www.ghsj.ac.jp/access

        参加費:無料
        ■プログラム(DL
        13時~13時50分 一般演題発表(1 演題 20 分(発表 15 分、質疑 5 分))
        座長:城 憲秀(中部大学),松元俊(労働安全衛生総合研究所)

        1.日勤における病棟看護師の活動量および歩数と疲労
        ○辻村裕次1)、北原照代1)、垰田和史1)、西田直子2)、冨田川智志3)
        1) 滋賀医科大学・社会医学講座・衛生学部門、2) 京都学園大学 健康医療学部看護学科、3) 京都女子大学 家政学部 生活福祉学科


        2.介護労働者の腰部筋負荷についての検討:移乗介助場面における福祉用具の活用効果
        ○岸村厚志1,2,3)、飛田伊都子1)、米延策雄1)、伊藤正人3) 山下哲平1)
        1) 滋慶医療科学大学院大学、2) 大阪医療福祉専門学校、3) 大阪市立大学


        14時~16時 シンポジウム「女性労働者と夜勤・交代制勤務」
        【シンポジウム趣旨】
        1999年に女性の深夜業の法的規制が撤廃されてからずいぶん経ちました。
        規制撤廃以前から夜勤をしている看護師については一定の調査研究がありますが、その他の職業における女性労働者の夜勤・交替制勤務の実態は明らかになっていません。
        一方で、国の「女性活躍推進法」の策定、女性健康包括的法案の国会再提出の方針を受けて、産業保健の視点も入れ込む必要性を示されたことから、日本産業衛生学会理事会がワーキンググループを立ち上げ、女性労働者の健康確保支援ガイドライン等作成の検討が開始されたところです。
        本研究会では、昨年の定例研究会で「ワークとライフのバランス」を、また、近年継続的に、全産業への導入が議論さている「勤務間インターバル制度」をテーマとして取りあげてきました。そこで、今回の定例会では、女性労働者の夜勤・交替制勤務に焦点をあてたシンポジウムを企画しています。

        座長:塚田月美(パナソニック株式会社),北原照代(滋賀医科大学)
        1.女性が元気に働くことと夜勤・交代制勤務について
        長井 聡里(株式会社 JUMOKU)
        2.看護師の夜勤・交代勤務の実態と健康を守る取り組み(国際動向も含めて)
        佐々木 司(大原記念労働科学研究所)
        3.夜勤・交代勤務と勤務間インターバル
        久保 智英(労働安全衛生総合研究所)
        4.技能系女性社員が活躍できる職場づくり
        岩根 幹能(新日鐵住金株式会社 和歌山製鐵所)

      • ■第84回定例研究会のお知らせ

        テーマ「夜勤リスクの共有による疲労マネジメント」
        日時    :2016 年 527 日(金)1725分から1855分まで
        場所    :福島県文化センター1階小ホール
            (第89回日本産業衛生学会 B会場)
        学会HP
        座長
        佐々木 司(大原記念労働科学研究所)
        演者
        松元 俊(大原記念労働科学研究所)

        概 要 24時間社会と言われて久しいが、様々な業種において夜勤に従事する労働者はもちろん、雇用者・管理者やその恩恵を受ける生活者においても、夜勤リスクについて学習する機会はきわめて乏しい。そのことが問題のある働き方への気づきや改善へつながりにくくしているのではないだろうか。たとえば、昨今の運輸業における夜間や早朝に生じた大事故とも無関係とは思えない。今回の自由集会においては、夜勤に関する科学的知見を広く活用してもらうことを目指して弊所が企画した、夜勤・交代勤務検定であるシフトワーク・チャレンジを紹介する。この検定の内容は、夜勤者の生理・心理学、夜勤の疲労回復方法、人間工学的な勤務編制、産業別の現状、関連する雑学で構成され、夜勤の安全、健康、生活リスクに幅広く対応するものとなっている。

        総 会
        1)H27年度事業実績 2)H27年度会計報告 3)H28年度事業計画 4)世話人会からの報告その他
      • ■労働時間日本学会を設立します

        労働時間日本学会(Working Time Japan Society; WTJS)は親学会であるWorking Time Society(労働時間学会; WTS www.workingtime.org)と連携しながら,労働時間のあり方を改善することを目指します.この親学会は,2年ごとに国際交代勤務・労働時間シンポジウムを主催しており,その前身の国際交代勤務シンポジウムは1982年と2001年に日本で開催されました.労働時間日本学会では,研究と実践が両立できるよう,医学や心理学などの自然科学,法学や経済学などの社会科学,そして産業保健学という学際的な視点を重視します.現在,設立の準備を進めています.2016年4月28日には,産業疲労研究会と共催で,学会立ち上げのためのミニ・シンポジウムを企画しています.詳細は今後,作成予定のホームページや産業疲労研究会のホームページ等にて掲載いたしますので,労働時間・交代勤務に関心をお持ちの多くの方々にご参加いただければ幸いです.

        日時    :2016 年 428 日(木)14時から16時半まで
        場所    :大原記念労働科学研究所【JR 中央線・総武線 千駄ヶ谷駅より徒歩6分】
               (東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-12 桜美林大学内3F)(HP

        参加費   :無料

        ホームページ:労働時間日本学会HP(http://square.umin.ac.jp/wtjs/index.html

        ■第一部 設立総会(14時より)

        会長,理事,監事の承認,会則の紹介 15分

        ■第二部 研究集会

        労働時間日本学会長:あいさつ 5分
        労働時間学会理事長:ビデオメッセージ 5分
        Arbeitszeit Gesellschaft理事長:ビデオメッセージ 5分
        産業疲労研究会代表:労働時間日本学会への期待 10分

        ■シンポジウムの内容(14:40より開始予定)

        テーマ「過重労働と労働時間・休息時間のあり方」

        座長 高橋正也(労働安全衛生総合研究所産業疫学研究グループ 部長)

        仕事が辛く、過重となるのは労働時間がどのくらいで、また休息時間はどのような状況であろうか。このような疑問を明らかにしていくことで、とりうる対策がみえてくると思われる。本シンポジウムでは、過重労働になりがちな、いくつかの職種の働き方・休み方を検証して、一般の労働者における健康・安全・生活の質確保のヒントを探りたい。そのために、過重労働を防ぐ上で法学的および経済学的な観点から重視すべき事柄についても議論する。

        Ⅰ.わが国における働き過ぎの実態と問題点

        1.看護師
        佐々木司(大原記念労働科学研究所 上席主任研究員) 10分
        2.医師
        吉川徹(労働安全衛生総合研究所過労死等調査研究センター 
        センター長代理)   10分
        3.運転労働者
        松元俊(大原記念労働科学研究所 特別研究員) 10分
        4.働き過ぎと法律学
        池添弘邦(労働政策研究・研修機構 主任研究員) 10分
        5.働き過ぎと経済学
        山本勲(慶応義塾大学商学部 教授) 10分

        Ⅱ.総合討論(60分)

      • ■「勤務間インターバルを確保する」の特集が雑誌に掲載されました



        第88回産業衛生学会でのシンポジウム「新しい労働時間規制と疲労対策―勤務間インターバル制度に関連して―」に発表いただいた演者の方々に加えて,実際に勤務間インターバル制度を今年7月より導入したKDDIの春川 徹氏を迎えて,雑誌「労働の科学」70号10巻に特集を組みました.

        目次
        ------------------------------------------------
        俯瞰(ふかん)
        勤務間インターバル制と労働時間:近藤 雄二[天理大学 大学院体育学研究科]

        特集 勤務間インターバルを確保する

        勤務間インターバル規制の意義――EU労働時間指令と日本:濱口 桂一郎[独立行政法人労働政策研究・研修機構]

        勤務間インターバル制の実情と課題:池添 弘邦[独立行政法人労働政策研究・研修機構]

        長時間労働と健康障害:岩根 幹能[新日鐵住金株式会社 和歌山製鐵所 産業医]

        「勤務間インターバル制度」は疲労対策の特効薬となりえるか?:久保 智英[労働安全衛生総合研究所]

        全社員を対象に11時間の勤務間インターバル制度を導入:春川 徹[KDDI労働組合]
        ---------------------------------------------

        巻頭言:勤務間インターバル制と労働時間  近藤 雄二

         多くの労働者は、疲れきっている。この一枚の写真からもうかがえる。2年間、小規模製造業で労働安全衛生対策、負担軽減の労働環境づくりに係わってきた。加工半製品滞留と徐々に増える需要のため、日勤(8時~16時45分)後、15分休憩後に3時間残業が恒常化されている。取り組み1年目に10時~18時45分の2交代制が試みられた。その後12時~20時45分に変更された。他方で進める安全衛生対策とは全く別の立場から、連携、情報・意見交換もなく8時間労働の範囲内の効率的な2交代として導入された。この結果が写真にみられる昼食時、食堂の休憩の一コマである。労働時間の長さとその時間帯の配置は、災害と健康に限らず、労働者とその家族の生活に大きく影響することが古くから知られている。労働科学研究所は、昭和20年代に都市労働者の調査をもとに勤務関連拘束時間が14・5時間を超えると睡眠が7時間以下になり、帰宅後の生活内容の崩れに順序があることを明らかにした。最初に趣味や娯楽等の時間が圧縮され、ついで新聞・読書や勉強等の時間、最後まで食事や睡眠などの生理的行動を確保する傾向があるが、最後に崩れるのが睡眠である。

         越河六郎氏(1968)は、勤務拘束時間とそれ以外の勤務間隔時間(睡眠と余暇)を1周期とした生活時間構成の類型化を試み、睡眠時間を8時間以上確保し、同時に余暇時間確保を考慮すれば14時間以上の間隔時間が望ましいと指摘した。斉藤良夫氏は、1980年代のバブル期に平均54時間残業の建設関連労働者を調べて、残業時間の長さと比例して減少する生活行動は「家族全体の団欒」「子供との遊び・会話」。残業時間が一定時間を超えると急速に短縮するものが「テレビを見る」(変節点、残業50~75時間)「妻または夫との会話」(変節点75~100時間)であることを見いだした。

         本特集の勤務間インターバル制と呼ぶEU理事会指令は、長時間化する労働時間に対して、健康のために休息時間を確保するねらいがある。労働時間以外の勤務間隔時間の下限を1日最低連続11時間確保するよう求めている(1993)。長時間労働は、「食べて」「寝る」を中心とする動物的生活に陥ると指摘されてから久しく時間が経つ。今、労働者は、長時間で過密な職務のなかで精神疾患と過労死への不安を身近に感じている。過労死ライン月80時間以上の残業は、医師の面接指導が義務づけられた。勤務間インターバルの下限「11時間」だけをみると、前述企業は21時までの4時間残業を可能にし、月80時間の残業に相当する。「たった11時間」の勤務間隔時間である。労働安全衛生の立場から積極的導入を検討する時機にある。

        (こんどう ゆうじ=博士(医学)天理大学 大学院体育学研究科長,教授)
        主な著書・論文:「立位作業の人間工学」『産業安全保健ハンドブック』(共著)労働科学研究所,2013年.『慢性疲労、そのリスクマネジメントを学ぶ』学習の友社,2007年.「健康を支援する環境づくりの国際的戦略とその動向」『アゴラ』4号,29~62頁,2006年.
      • ■第88回産業衛生学会のシンポジウムの報告が雑誌に掲載されました

        2015年5月に大阪で開催された「勤務間インターバルと疲労回復」をテーマとした
        本研究会主催のシンポジウムが雑誌「労働の科学」の70号6巻でとりあげられました.

        第88 回日本産業衛生学会 シンポジウム「新しい労働時間規制と疲労対策―勤務間インターバル制度に関連して―」:「慢性疲労」から「勤務間インターバル制度」へ

        久保智英(労働安全衛生総合研究所),近藤雄二(天理大学),城憲秀(中部大学)



        当日のシンポジウムは800席の会場で立ち見が出る程,多くの方がお越しくださいました.
        シンポジウムでは,勤務間インターバル制度について,EU諸国での導入経緯や法学的な側面,日本で実際に導入している企業の実態,過重労働対策の実態,疲労研究からみた今後の課題などについて発表され,様々な議論が行われました.その内容は「労働の科学」70号6巻にて報告しておりますので,興味のある方はご覧ください.




      • ■第83 回定例研究会の開催について (終了いたしました)

        下記のとおり、定例研究会を開催いたします.

        当日のプログラムはこちらからダウンロードして下さい(DL).

        日時 :2015 年 103 日(土)13時から17時
        場所 :中部大学名古屋キャンパス 610 教室 【【JR 中央線鶴舞駅名大病院口(北口)北へ100m】
            (http://www3.chubu.ac.jp/about/location/
        参加費:無料
        ■一般演題(13時から15時まで)[※1演題につき発表15分+質疑応答5分]
        座長:城憲秀(中部大)
        ・「消防職員のIES-Rと日常生活の関連の検討」
          藤城祐美(岡崎市消防本部)
        ・「A病院化学療法室における疲労状況調査~蓄積的疲労徴候インデックスを
          使用した分析~」
          太田由紀(JA北海道厚生連帯広厚生病院産業保健師)
        ・「JNIOSH式疲労アプリの開発-勤務間インターバルと疲労に関する
          予備調査を通して」
          久保智英(労働安全衛生総合研究所)
        ・「勤務間インターバルが11時間未満の日数と健康度およびストレス要因の関連」
          土屋政雄(労働安全衛生総合研究所)
        ・「携帯ライフログデータの産業人間工学研究への応用可能性」
          榎原毅(名古屋市立大学・院・医)


        ■シンポジウム(15時から17時まで)[※1演題につき発表15分]
        ライフとワークのバランス~労働時間の決定から~
        座長
        近藤 雄二(天理大学体育学部体育学科)
        演者
        秋庭 泰史(パナソニック株式会社エコソリューションズ社 労働組合副委員長)
        「労使による業務効率化と労働時間短縮の取り組み」
        宮上 浩史(パナソニック健康保険組合 産業保健センター 産業衛生科学センター)
        「よりよき交替制勤務を目指して」
        高橋 正也(労働安全衛生総合研究所)
        「研究者から新しい対策導入への期待」

        産業疲労研究会では,EU 諸国で導入されている「勤務間インターバル制」等に焦点をあてながら,それら対策の長所や改善点などを踏まえて,労働者の生活や健康,安全を「衛る」新しい疲労対策の可能性を探るシンポジウムを第88 回日本産業衛生学会で開催しました.わが国の労働者の働き方が変化してきていると一般的には指摘されていますが,実際にライフとワークのバランスを取るために労働組合はどのような活動をしているのでしょうか.また,グローバルな働き方の展開をしていくために,24 時間のうちどの部分が労働時間になっており,ライフとワークのバランスを保っているのでしょうか.今回のシンポジウムでは,ライフとワークのバランスという視点で労働組合の立場・産業医の立場・研究者の立場からの知見を基に議論を重ねていく予定です.


      • ■第88回産業衛生学会でのイベントのご案内(HP (終了いたしました)

        【5/15】シンポジウム4 (A会場[地下2階];10:10~12:10)
        新しい労働時間規制と疲労対策―勤務間インターバル制度に関連して―
        座長
        近藤 雄二(天理大学体育学部体育学科)
        城  憲秀(中部大学生命健康科学部保健看護学科)
        演者
        濱口桂一郎(労働政策研究・研修機構)
        「EUの労働時間指令、勤務間インターバルによる労働時間規制について」
        池添 弘邦(労働政策研究・研修機構)
        「わが国における勤務間インターバル制の実態と課題」
        岩根 幹能
        (新日鐵住金株式会社和歌山製鐵所安全健康室/ 一般財団法人NSメディカル・ヘルスケアサービス)
        「過重労働対策の現状と課題」
        久保 智英(労働安全衛生総合研究所)
        「労働者の疲労回復と勤務間インターバル」

        最近、ホワイトカラー・エグゼンプションの導入が再び検討されるなど、わが国の労働者の働き方が大きく変わる可能性が出てきた。その中で、大きく懸念されることは経済的な利益の追求をよそに、過重労働や過労死などの問題で、働く者の健康や安全、生活が損なわれていくことである。しかし、今後、利益追求型の新しい働き方が登場した場合、従来の過重労働対策がどこまで歯止めをかけられるか未知数である。本シンポジウムでは、EU諸国で導入されている「勤務間インターバル制」等に焦点をあてながら、それら対策の長所や改善点などを踏まえて、労働者の生活や健康、安全を「衛る」新しい疲労対策の可能性を探る。

        【5/14】自由集会 (会議室2 [Tower C 8階];18:35~20:05)会場アクセス
        座長
        北原 照代(滋賀医科大学)
        久保 智英(労働安全衛生総合研究所)
        演者
        安永貴夫(日本労働組合総連合会 副事務局長)
        「勤務間インターバル制度の導入に向けて」

        本自由集会では,今,新しい長時間労働対策として注目を集める「勤務間インターバル制度」に焦点を当てて,連合の安永貴夫氏より,
        1)「勤務間インターバル制度」の導入に向けた取り組み
        2)「勤務間インターバル制度」を導入している職場の事例紹介と課題
        3)「勤務間インターバル制度」の導入にかかわる今後の動向
        について報告していただく.これを機会に,過重労働対策の方向性や労働者の働き方に関する諸問題について広く意見交換し,翌日15日の「新しい労働時間規制と疲労対策」(シンポ4)に結びつく議論としたい.

      • ■第81回定例研究会の活動が雑誌に掲載されました

        「勤務間インターバルと疲労回復」をテーマとした定例研究会の活動内容が
        雑誌「へるすあっぷ21」の中でとりあげられました.



      • ■第81回定例研究会のお知らせ   終了しました
        多くの方のご来場,ありがとうございました.
        本定例研究会のシンポジウムのテーマ「勤務間インターバル制と疲労回復」については
        来春の大阪での産業衛生学会においても引き続き,シンポジウムとして開催されることとなりましたので,
        宜しくお願い申し上げます.



        当日配布資料はこちらです。(プログラム

        下記のとおり、定例研究会を開催いたします.

        日時 :2014年9月27日(土)13時から17時
        場所 :中央大学駿河台記念会館 620教室 【JR御茶ノ水駅徒歩3分】
            (http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/
        参加費:無料
        シンポジウムテーマ:「勤務間インターバル制と疲労回復」(15時から17時まで)

        ■一般演題(13時から15時まで)[※1演題につき発表15分+質疑応答5分]
        座長:北原照代(滋賀医科大)、岩根幹能(新日鐵住金株式会社)
        ・「2カ月間のシングルケース観察法による勤務間インターバルと疲労」
          久保智英(労働安全衛生総合研究所)
        ・「勤務生活の時間的枠組みと疲労との関連性-小規模製造工場の事例-」
          近藤雄二(天理大学体育学科)
        ・「時間認知と生体リズム」
          有竹清夏(早稲田大学 スポーツ科学学術院)
        ・「調査状況がストレスチェックに及ぼす影響:事業所内調査と調査モニターの比較」
          土屋政雄,井澤修平,倉林るみい,原谷隆史(労働安全衛生総合研究所)
        ・「「新職業性ストレス簡易調査票」を活用して」
          塚田月美(パナソニック株式会社 エコソリューションズ社)

        ■シンポジウム(15時から17時まで)[※1演題につき発表30分(発表20分+質疑応答10分)]

        シンポジウムテーマ:「勤務間インターバル制と疲労回復」

        最近,新しい労働時間規制のカタチとして,EU諸国で導入されている勤務後から次の勤務開始までの勤務と勤務の間のインターバル時間の長さを規制する「勤務間インターバル制」が注目されています.従来の長時間労働の抑制という対策に対して,この考え方は連続した休息時間を設定するということで,疲労の回復という視点からみた場合に高い実効性が期待されると考えられます.この制度を実際に導入している企業での話や,インターバルの内容,つまりはオフの時間の過ごし方と疲労回復などの視点で,多角的にこの制度のメリット,デメリットなどについて議論を重ねていく予定です.

        座長:近藤雄二(天理大)、城 憲秀(中部大学)
        「勤務間インターバル制の実情~ヒアリング調査から~」
        ・池添弘邦(労働政策研究・研修機構 主任研究員)
        「長時間、過重労働対策の実態と課題」
        ・増田将史(イオン株式会社グループ人事部 イオングループ総括産業医)
        「労働者のオフと疲労-勤務間インターバル制の導入を考えた場合の課題」
        ・久保智英(労働安全衛生総合研究所 主任研究員)
        ・総合討論

      • ■第80回定例研究会のお知らせ  終了しました

        今回,120名ほどの多くの方にご来場いただき,誠にありがとうございました.
        また,立ち見になってしまった方々にはお詫び申し上げます.
        研究会の詳細については会報をお待ちください.








        下記のとおり、2014 年5 月に岡山市において開催される第87 回日本産業衛生学会にて、総会と定
        例研究会を開催いたします。多数のご参加をお待ち申し上げます。

        【日時】2014 年5 月24 日(土)8:30-10:00
        【場所】岡山コンベンションセンター4 階
        第9 会場(405 会議室)

        【内容】
        1.総会
        2.話題提供「疲れを感じない労働者はいるのか?」
        <企画主旨>
        現代労働者の疲労は睡眠・休養でも回復しづらく長期にわたる慢性疲労である。しかし、同じ組織や
        職場に従事していても疲労を感じる労働者と感じない労働者は存在する。この差はどこにあるのか。
        疲労を感じない=上手に疲労回復を行っているのか? 疲労を感じない労働者に焦点をあて、その労
        働者の生活行動様式から疲労対策のヒントを得る機会としたい。

      • ■第79回定例研究会のお知らせ  終了しました

        下記のとおり、2013年11月30日(土)において天満(大阪城前)の国民会館にて
        定例研究会を開催いたしますのでお知らせいたします。

        日時 :2013年11月30日(土)13:00~17:00
        場所 :国民会館【HP】701号室 (地下鉄天満橋駅下車3番出口)
            (大阪市中央区大手前2-1-2 國民會館住友生命ビル12階)

        13:00-14:50 一般演題
             座長: 岩根 幹能 (和歌山健康センター)

          ①「貨物列車運転士の負担特性に関するパイロット研究」
            松元 俊  (労働科学研究所)

          ②「ハウス野菜栽培における熱中症と腰痛のリスクと予防」
            辻村 裕次 (滋賀医科大学社会医学講座・衛生学)

          ③「ストレスチェックで抽出された高ストレス者のフォロー結果について」
            東 文香 (和歌山健康センター)

          ④「疲労と関連する心身の要因と仕事の要因」
            岩根 幹能 (和歌山健康センター)

        15:00-17:00 シンポジウム「メンタルヘルス不調と疲労」
             座長: 岩根 幹能 (和歌山健康センター)

          ①「うつ病における疲労感」
            花谷 隆志 (花谷心療内科クリニック 院長)

          ②「マインドフルネスは”疲労”に効くか?」
            前田 泰宏 (奈良大学 社会学部心理学科 教授)

          ③「ストレス解消と疲労回復における睡眠の役割」
            佐々木 司 (労働科学研究所)

      • ■第78回定例研究会のお知らせ  終了しました

        下記のとおり、2013年5月14日から17日に松山市において開催される第86回日本産業衛生学会にて
        定例研究会を開催いたしますのでお知らせいたします(学会HP)。

        日時 :2013年5月15日(水)18:50~20:20(90分)
        場所 :第12会場(ひめぎんホール[愛媛県県民文化会館])

        1.総会

        2.話題提供
        「睡眠は疲労の回復過程なのか?-6ヶ月にわたる睡眠ポリグラム測定から-」
        発表者:佐々木 司(公益財団法人 労働科学研究所)



        慢性疲労の定義は,まだ議論を残すところではあるものの,睡眠によって回復しない疲労という点では,認められるのではないだろうか。しかしながら,睡眠が疲労の回復過程であるという点についても,実のところ何もわかっていない。そこで本報告では,演者自ら6ヶ月間にわたって毎晩睡眠ポリグラフの測定を試みて,睡眠が疲労の回復過程においてどのような役割を果たしているかについて検討しているので,現時点での成果と今後の課題について私見を述べたい。

      • ■第77回定例研究会のお知らせ (終了しました) 


      • 当日配布資料はこちらです。(プログラム


        下記のとおり、研究会を開催いたしますのでお知らせいたします。

        日時 :2012年12月15日(土)13時から17時
        場所 :東京慈恵会医科大学 西新橋キャンパス 高木会館 5階  会議室E
        参加費:無料
        地図 :周辺の各駅からのアクセス(地図1
            高木会館5階会議室Eへのアクセス(地図2

        ■一般演題(13時から15時まで)[※1演題につき発表15分+質疑応答5分]
        座長:北原照代(滋賀医科大)、松元俊(労研)
        ・「介護労働者における仕事のストレス要因とストレスコーピング」
          久保智英(労働安全衛生総合研究所)
        ・「精神作業における心血管系への負担評価」
          劉欣欣(労働安全衛生総合研究所)
        ・「長距離国際線運航乗務員の睡眠-覚醒モデルに関するパイロット研究」
          佐々木司(労働科学研究所)
        ・「看護師が8時間と16時間夜勤中にとる仮眠の効果」
          松元俊(労働科学研究所)
        ・「韓国のタクシー運転手の労働条件と健康」
          イム・サンヒョク(労働環境健康研究所(韓国))

        ■シンポジウム(15時から17時まで)[※1演題につき発表30分]
        テーマ「職場で行う過重労働対策における疲労調査の意味」
        労働現場に最も近い立場で活動されている産業保健師の方をお招きして、現場で行われている過重労働対策などとの関連で、従業員の疲労をどのように評価しているのか、あるいは疲労の評価を行えない、疲労の評価を行うに際して困難だと感じることなど、職場で行われている疲労評価の現状についてご講演していただきたいと思います。

        座長:近藤雄二(天理大)、久保智英(安衛研)
        ・「保健師が現場で遭遇する疲労対策と課題」
          大神 あゆみ(大神労働衛生コンサルタント事務所)
        ・「疲労調査と長時間労働面接の実際」
          大島 桐花(㈱NTTデータ)
        ・「A事業場における2006年4月以降の過重労働対策の取組み事例」
          塚田 月美(パナソニック エコソリューションズ電路株式会社 健康管理室)
        ・ 総合討論
  • 第85回日本産業衛生学会が名古屋で開催されました(こちら)。
  • 学会中、第76 回定例研究会と、作業関連性運動器障害研究会と医療従事者のための産業保健研究会の合同企画で市民公開シンポジウム「看護師が健康に働き続けるための職場の課題と対策」が開催されました。

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PROFILE

研究会事務局:深井 航太

(ふかい こうた)
東海大学医学部 基盤診療学系 衛生学公衆衛生学
メールアドレス
kota229[a]tsc.u-tokai.ac.jp

代表世話人:松元 俊
労働安全衛生総合研究所
 

メールアドレス
matsumoto[a]h.jniosh.johas.go.jp


ホームページ管理:久保智英
労働安全衛生総合研究所 
メールアドレス
kubo[a]h.jniosh.johas.go.jp

※メール送信の際には[a]を@に変えて下さい。

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