要旨
- 日 時:2022年9月17日(土) 13:00~16:30(12:30開場)
- 場 所:ヤマザキ動物看護大学 南大沢キャンパス(3号館322教室)[アクセス]
- 参加費:無料
- テーマ:多職種連携
- 大会長:木村祐哉(ヤマザキ動物看護大学)
プログラム
医師(獣医師)と協同で医療に携わる医療専門職のことはコメディカルあるいはパラメディカルと言います。獣医療では2023年春から新しく国家資格として誕生する「愛玩動物看護師」の他に、しつけを行うトレーナーやトリマー(グルーマー)、削蹄師・装蹄師、人工授精師、防疫官など、さまざまな職種の方々が携わっています。現在、どのようなチーム医療が行われているのか、NDKらしく多方面のお話を聴いて考えられる場を設けました。基調講演では、多職種連携する中で生じる人間関係の問題について解明していく術も教わります。
特にここ数年、コロナ禍も経てオンラインを通じた新しいつながり方が誕生してきていますので、こうした情報も踏まえて、これからどんな新しいあり方が可能なのか、考えていけたらと思います。
第1部 パネルディスカッション(13:00~14:50) 現地参加のみ
各業種から他の職業との繋がり方も含めた仕事内容、職種間連携で助かること、苦労することなどを紹介いただき、その後、「どんなふうに相談や依頼を受けるか」をディスカッションします。
- 西村裕子(一般社団法人ひとtoペット):災害医療と動物病院スタッフの視点を踏まえた多職種連携とチーム医療
- 山内かおり(一般社団法人日本ペットサービス研究会):動物病院スタッフが運営するヘルスケアを目的としたしつけ教室
- 野間厚志(SIPPO-HAPPO株式会社):トリマー(グルーマー)で生じるコミュニケーションエラー
- 伊藤昌範(ルミナント蹄医院)畜産における獣医師と削蹄師の連携
- 川村英輔(神奈川県 畜産技術センター普及指導課):家畜ふん尿処理と獣医師
- 國分玲子(農林水産省動物検疫所):動物検疫業務における多様な関係者とのコミュニケーション
第2部 基調講演(15:00~16:30) 現地参加+オンライン視聴
チーム医療でよくみられる相互の価値観のズレや意見対立、人間関係の破綻などの問題に対し、どのように対処するのかというコミュニケーション論を初めて体系化した京極氏に、オンラインでご講演いただきます。
- 京極 真(吉備国際大学 作業療法学科):多職種連携における信念対立解明アプローチ
参加登録
本研究会の会員ではない方でも、どなたでも参加可能です(ご関心おありの方は、ぜひご入会ください)。パネルディスカッションは現地開催となりますが、基調講演だけであればオンライン視聴もできます(Zoomを想定していますが、参加者多数の場合は変更の可能性がありますので、あらかじめご了承ください)。以下の登録フォームより参加区分も含めてお知らせください。
※現地登録の方にも、オンライン視聴用の情報をお知らせいたします。発熱や呼吸器症状など、体調不良を感じられた方は無理せずオンラインでご視聴ください。
参加登録(登録期間 ~9/10)
問い合わせ
参加登録の内容変更やキャンセルほかのお問い合わせは木村祐哉まで。
※獣医療提供体制整備推進協議会及び公益社団法人日本獣医師会が実施する令和4年度獣医療提供体制整備推進総合対策事業における新規獣医師臨床研修促進事業「新規獣医師が職業倫理・関係法令・コミュニケーションスキル等を修得するための技術研修」として開催されます。