大 会 長 挨 拶

万代昌紀 顔写真
第46回日本遺伝カウンセリング学会学術集会
大会長 佐村 修
東京慈恵会医科大学産婦人科学講座 教授
〈2022年5月版〉

 このたび、第46回日本遺伝カウンセリング学会学術集会を担当することになりましたので一言ご挨拶申し上げます。

 変異株の影響もあり、COVID-19感染拡大の勢いは止まっておらず、現在も感染者数の増加と減少を繰り返しております。第44回と第45回の学術集会はWeb開催となり、COVID-19感染の終息もまだ見通せない状況ではありますが、第46回は3年ぶりに実際に皆様にお集まりいただいての開催を準備しました。現地での学術講演終了後にはオンデマンドでの配信を予定しております。

第46回学術集会のテーマは「つなぐ、つなげる遺伝医療」といたしました。COVID-19 感染拡大に伴い、オンラインでの診療もひろがり、遺伝カウンセリング形態も変化が必要になっています。さらにインターネット環境をどの様に活用していくかの創意工夫が求められてきております。医療分野においても、遺伝情報の利活用が特別なものではなくなりつつあります。

プログラム構成では、海外特別講演として、NIHのDiana W. Bianchi先生に「Incidental Detection of Maternal Neoplasia Through non-Invasive cell Free DNA analysis; The NIH IDENTIFY Study」のテーマでご講演をいただきます。招待講演として国立成育医療研究センターの岡村浩司先生に「ゲノム塩基配列を用いたディープラーニングから考察する未来の遺伝カウンセリング」のテーマでご講演をいただきます。その他にも、教育講演、シンポジウム、ワークショップなどのプログラムについても、「つなぐ、つなげる遺伝医療」をキーワードに、幅広い分野での充実した内容となっております。また、一般演題も150を超える演題を応募いただき、本当にありがとうございます。

オンラインの学術集会の良い点もありますが、実際に集まって対面で討論ができる場は、ヒトとヒトとの出会いと、交流の深みを増すことができると考えます。2022年7月1日(金)~3日(日)に現地で開催予定の第46回の学術集会に是非ともご参加いただきますようお願い申し上げます。

〈2021年6月版〉

 このたび、第46回日本遺伝カウンセリング学会学術集会を担当することになりましたので一言ご挨拶申し上げます。

 現時点(2021年5月)では変異株の影響もあり、COVID-19感染拡大の勢いは止まっておらず、感染者数の増加と減少を繰り返しております。これに対応する医療者の緊張がまだまだ続く状況の中で、ワクチンの高齢者への接種が行われている最中でありますが、若い皆様も含めた接種が終了するのはまだ先のことと考えます。

 第44回と第45回の学術集会はWeb開催となり、COVID-19感染の終息もまだ見通せない状況ではありますが、第46回は是非とも3年ぶりに実際に皆様にお集まりいただいての開催ができればと考えております。

 第46回学術集会のテーマは「つなぐ、つなげる遺伝医療」といたしました。COVID-19感染拡大に伴い、オンラインでの診療もひろがり、遺伝カウンセリングの形態も変化が必要になっています。さらにインターネット環境をどの様に活用していくかの創意工夫が求められて来ております。医療分野においても、遺伝情報の利活用が特別なものではなくなりつつあります。ヒトの移動が制限されている今、遺伝医療に従事する我々もオンライン診療の流れに順応せざるを得ません。これらの流れも考えながらプログラムを準備いたします。

 オンラインの学術集会の良い点もありますが、実際に集まって対面で討論ができる場は、ヒトとヒトとの出会いと、交流の深みを増すことができると考えます。2022年7月1日(金)〜3日(日)に開催予定の第46回の学術集会は、精一杯のおもてなしができるよう準備する所存ですので、是非ともご参加いただきますようお願い申し上げます。

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