プレスリリース

2017年6月28日
A01計画研究代表者 小泉修一教授と森澤陽介研究員(山梨大学)、A02計画研究代表者 竹林浩秀教授らの共同研究グループは、脳卒中後のペナンブラ領域に貪食能を獲得したアストロサイトが出現することを見出しました。この「貪食性アストロサイト」は、これまで脳の貪食細胞として良く知られていたミクログリアとは異なり、主に傷ついた神経細胞の断片を貪食により除去することで、ペナンブラ領域脳の修復及び再構築と深く関係していることが示唆されました。本研究成果は2017年6月22日付でNature Communications誌に掲載されました。
山梨大学プレスリリース
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2017年5月13日
A01計画研究代表研究者小泉修一教授と篠崎陽一講師(山梨大学)、池中一裕教授(生理学研究所)、田中謙二准教授(慶應義塾大学)らの共同研究グループは、外傷性脳損傷(TBI)のグリア性制御の分子メカニズムを明らかにしました。最初にTBIを感知したミクログリアがその情報をアストロサイトに送り、両者の連係プレーにより脳を傷害から防いでいることが明らかとなりました。本研究成果は2017年5月10日(日本時間)にCell Reports誌の電子版に掲載されました。
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2017年2月10日
A01計画研究代表者である池中一裕教授(生理学研究所)と吉村武助教(研究当時 生理学研究所、現 大阪大学助教)らは、末梢神経系の髄鞘のタンパク質が硫酸化された糖鎖を持ち、それが髄鞘の形成に必要であることを明らかにしました。指定難病のシャルコー・マリー・トゥース病の発症メカニズムの解明とその治療に繋がることが期待される成果であり、その研究結果をScientific Reports誌で発表しました。
生理学研究所プレスリリース
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2016年12月19日
A03計画研究代表者である神庭重信教授(九州大学)らは、うつ病の重症度に関連する血中代謝物を発見し、さらに罪悪感、自殺念慮などそれぞれの症状ごとに関連する代謝物が異なることを発見し、その結果をPLOS ONE誌で発表しました。
2016年12月8日
自然科学研究機構 生理学研究所の清水健史助教、池中一裕教授、慶應義塾大学医学部の田中謙二准教授、新潟大学脳研究所の﨑村建司教授らの共同研究グループは、地球の重力や、生体の運動に伴う進展・圧縮刺激など、我々地球上のすべての生物に対し日常的に影響を与える機械刺激(メカニカルストレス)に着目。メカニカルストレスが脳内のグリア細胞の一種であるオリゴデンドロサイトにどのような影響を与えるかを詳細に調べました。結果、オリゴデンドロサイトがメカニカルストレスに応答し、YAPとよばれる因子を活性化し、オリゴデンドロサイトの形態と成熟過程を制御していることを解明しました。本研究結果は、日本時間2016年11月3日にGLIA誌のHPに英文原著論文が掲載されました。
2016年10月19日
A01計画研究代表者である池中一裕教授(生理学研究所)らは、オリゴデンドロサイトを可視化する新手法を開発し、オリゴデンドロサイトが特定の機能を持つ神経細胞に対して選択的に髄鞘を形成していることを明らかにし、Glia誌で発表しました。
生理学研究所プレスリリース
外部メディア
2016年7月6日
A01公募研究代表者の平瀬肇博士(理化学研究所)らは、加齢に伴うグリコーゲンの脳内分布変化を可視化する新しい手法を開発し、Glia誌で発表しました。
2016年6月8日
A03計画研究代表者である尾崎紀夫教授(名古屋大学)らは、統合失調症の発症に関与するゲノムコピー数変異(CNV)を複数固定し、さらにゲノムデータを詳しく解析することで統合失調症の病因についての理解を一層深め、その結果をMolecular Psychiatry誌で発表しました。
2016年4月13日
A01計画研究代表者である小泉修一教授(山梨大学)らは、大脳皮質体性感覚野アストロサイトがシナプス再編による感覚情報回路の混線を引き起こすことが、慢性疼痛の原因であることを明らかにし、Journal of Clinical Investigation誌に発表しました。
2016年3月23日
A01公募研究代表者の平瀬肇博士(理化学研究所)らは、経頭蓋直流電気刺激がマウス脳機能に及ぼす影響とその作用メカニズムを明らかにし、Nature Communications誌で発表しました。
2015年10月14日
A03公募研究代表者の今井啓雄准教授(京都大学)らは、紀伊半島のニホンザルにおいて、苦味感覚の退化が特定の環境下で個体生存にとって有利に働くという一見逆説的な現象を発見し、PLoS One誌で発表しました。
京都大学プレスリリース
外部メディア
2015年4月15日
A01計画研究(研究代表者小泉修一山梨大学教授)の連携研究者である繁冨英治博士(山梨大学)が、平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学研究者賞を受賞しました。受賞課題は、「脳機能制御におけるアストロサイトのCa2+シグナルの研究」です。
2015年3月16日
A01計画研究代表者である小泉修一教授(山梨大学)らは、アストロサイトがP2X7受容体を発現し、転写因子HIF1aを介して種々の脳保護分子を産生することにより、虚血耐性獲得に必須の役割を果たすことを示し、Journal of Neuroscience誌で発表しました。
2015年1月15日
A03公募研究代表者の北爪(川口)しのぶ博士(理化学研究所)らは、バイセクト糖鎖と呼ばれる糖鎖がアルツハイマー病を進行させることを見出し、EMBO Molecular Medicine誌で発表しました。
2014年8月21日
A02計画研究代表者である岡部繁男教授(東京大学)らは、自閉症モデルマウスの脳内では神経細胞同士のつながりが過剰にできては消失していることをイメージングにより示し、Nature Communications誌で発表しました。

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