会長挨拶
▷ ページを更新する2025年 はばたくとき 〜生き・活き息・意気投合〜
第35回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会を、2025年10月24日(金)から25日(土)の2日間、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市中央区)で開催します。会長を務めます大平徹郎(おおだいら てつろう)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
学会員のみなさまにとって満足度の高い学術集会開催に向け、3名の副会長〜玉木彰先生(兵庫医科大学リハビリテーション学部長/教授、日本呼吸理学療法学会理事長)、菊地利明先生(新潟大学大学院医歯学総合研究科 呼吸器・感染症内科教授)、坂井邦彦先生(新潟臨港病院副院長)〜ならびに事務局メンバーと、鋭意準備を進めています。
今回の学術集会のテーマは、「2025年 はばたくとき 〜生き・活き息・意気投合〜」です。
四半世紀の節目となる今年、本学会誕生の契機となった在宅酸素療法は、1985年の保険収載から40年の歴史を刻みます。呼吸器疾患患者アンケート結果を掲載した「在宅呼吸ケア白書」が初めて刊行されたのは2005年、ちょうど20年前のことでした。
本学会に根づき受け継がれるのは、患者さんに共感し貢献する心だと私は理解しています。これまで培ってきた知を基盤に、学会員のひたむきな情熱を束ね合わせ、患者さんの呼吸(生命、活力)とその人らしい生活・人生を支えるためにはばたこうとの思いを、上記のテーマに込めました。
残念ながらCOVID禍の数年間、直接交流が思うに任せず、私たちは学会活動本来の楽しさを享受しづらい日々を強いられました。
しかしだからこそ、今、実感できます。違う職場に勤務し、職種も異なり、面識のない間柄だとしても、呼吸ケア・リハビリテーションで人々に貢献したいという1人1人の情熱を、学術集会は瞬時に結びつけてくれるのだと。意気投合した仲間たちとともに翼を広げ、はばたく時の到来です。
10月の新潟は1年で最も過ごしやすく、地元の食を堪能できる季節を迎えます。大都市圏と比べ財布に優しいのが魅力です。
新潟といえば、日本酒に思いをはせる方も少なくないはずです。県内およそ100の蔵元が、それぞれ特徴ある酒造りに励んでいます。仲間たちとの邂逅とともに、多彩なお酒との出会いも楽しんでみてはいかがでしょうか。(朱鷺メッセと直結するホテル日航新潟には、コイン式セルフ日本酒ラウンジがあるようです。)
江戸時代から北前船の交易で賑わい、訪れる人を温かくもてなす気風の「みなとまち新潟」。ポスターが物語るように、朱鷺メッセから臨む信濃川の流れは学術集会の疲れを癒やしてくれるでしょう。写真奥には世界遺産佐渡金山への玄関口・航路ターミナルも見え、観光にも最適です。
多くのみなさまが「学術集会2025新潟」にご参加くださいますことを、心からお待ちしております。
◆最後にJR新潟駅、新潟空港へのアクセスをご紹介します。
・東京から | JR上越新幹線 | 約2時間 | 25往復/日 |
・関西から | 伊丹空港発着 | 約80分 | 10往復/日 |
・札幌から | 新千歳空港発着 | 約80分 | 4往復/日 |
・名古屋から | 小牧空港発着 | 約1時間 | 1往復/日 |
・福岡から | 福岡空港発着 | 約2時間 | 3往復/日 |
※ 新潟空港のフライト情報は時刻表でご確認ください。
https://www.niigata-airport.gr.jp/flight/