ごあいさつ

拝啓

　皆様におかれましてはご活躍のこととお喜び申し上げます。

　2024年11月17日（日）に大阪府立国際会議場において「第18回日本ソフロロジー法研究会学術集会」を開催する運びとなりました。

　今大会のテーマは『ポストコロナの出産　～これからの分娩について考える～』となっております。COVID-19の世界的なパンデミック感染により、日々の生活や医療施設での感染対策、妊産婦の意識の変化など、多岐にわたる変化が生じました。多様性の時代において、出産に関する選択肢も大きく変わってきたと思われます。是非とも会員の皆様からの率直なご意見をお聞かせいただき、活発な議論を期待しております。

　基調講演として、荻田和秀先生にご講演いただく予定です。荻田先生は、コミック『コウノドリ』のモデルとしてご存知の方もいらっしゃるかと存じますが、周産期センターの第一線でご活躍の先生です。ポストコロナ時代における、これからの出産についてご意見を頂けると考えております。

　また２つの特別講演も予定されています。ひとつ目の演者である浦上豊先生は合気道家で呼吸法のエキスパートでもあります。私たちは日頃より妊婦さんへの呼吸法指導を行っておりますが、今回の講演を通じて、改めて呼吸法について学ぶことができれば幸いです。そして、ふたつ目の演者は元ミスユニバースジャパン公式栄誉コンサルタントであったエリカ・アンギャル氏です。安産のためには妊婦さんの栄養が重要ですので、妊婦さんへの栄養指導において非常に参考になると考えております。さらにシンポジウムと一般演題を通じて、これからの分娩に関する議論を深めることを期待しております。

　また、前日となる11月16日(土)にはガーデンシティクラブ大阪にて懇親会を開催いたします。カウンターテナーの峯本大地さんによるライブパフォーマンスを予定しておりますので、美しい歌声と楽しいトークをお楽しみ下さい。久しぶりにリアル開催となり、会員同士の活発な交流を期待しております。

　この機会に、ソフロロジーの素晴らしさをより深くご理解いただけるよう、日本ソフロロジー法研究会会長の森本紀先生には会長講演を、常任理事の田邉良平先生には教育講演をお願いしております。

　皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

敬具