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Laser Week V in Kyoto

会長挨拶

武藤
第45回日本レーザー医学会総会
大会長 武藤 学
(京都大学大学院医学研究科 腫瘍内科学講座 教授)

 この度、第45回日本レーザー医学会総会を、2024年11月9日(土)、10日(日)に京都大学百周年時計台記念館および国際科学イノベーション棟に於いて開催させていただくこととなりました。本学会は、昭和54年(1979年)に発足し、今回で45回目の開催となり、歴史ある学会総会を開催できることを関係者一同大変光栄に思っております。

 今回の総会は、第34回日本光線力学学会学術講演会(厚生中央病院 脳神経外科 秋元治朗先生 会長)と、第20回日本脳神経外科光線力学学会(神戸大学大学院医学研究科 脳神経外科学分野 篠山隆司先生 会長)との合同で、Laser Week V in Kyotoとして開催いたします。Laser Week V in Kyotoのテーマは、3学会の当番会長の意見を統合し「多様化するレーザー医学・医療の検証と未来予想図」とさせていただきました。現在、様々な分野でレーザー技術を活用した医療が展開されており、その有用性が科学的に証明されているとともに、新しい診断法や治療法の開発や応用も試みられています。Laser Week V in Kyotoでは、それらを検証し、未来における本分野の可能性と夢を描ければと期待しています。

 基礎研究者、臨床研究者、企業の研究者など、領域や職種横断的なレーザー分野の最前線の研究者とそれを実践する臨床医が一堂に会する本学会は、学際的であり、新たな可能性が融合する貴重な場と考えています。ぜひ、活発な御議論をお願いしたいと思います。また、それをさらに盛り上げるために、情報交換懇親会を、2024年11月9日(土)夜に、百周年時計台記念館内で開催予定ですので、専門分野や職種の枠を超えた新たな交流を深める機会にしていただければと期待しています。

この時期の京都は大変にぎわうことと思います。秋の京都を存分に満喫していただきながら、是非とも多くの先生方にご参加いただき、レーザー医学のさらなる発展にむけて活発な御議論をしていただければと思っております。関係者一同、心を込めて準備を進めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
秋元
第34回日本光線力学学会
会長 秋元 治朗
(総合病院厚生中央病院 副院長/東京医科大学脳神経外科学分野 兼任教授)

 この度、伝統ある日本光線力学学会の第34回学術集会を担当させていただくことになりました。所属する総合病院厚生中央病院の関係者は勿論、出身校である東京医科大学脳神経外科学分野の教室員一同ともに、大変光栄に存じております。本会は11月9日、10日の2日間、Laser Week V in Kyotoとして、第45回日本レーザー医学会(京都大学、武藤学会長)、第20回日本脳神経外科光線力学学会(神戸大学、篠山隆司会長)との合同で、京都大学百周年記念館ほかにて開催することとなりました。

 Laser Week Vの総合テーマは、『多様化するレーザー医学・医療の検証と未来予想図』と致しました。日本光線力学学会は、主としてレーザー医学分野の中で、光線力学的診断、治療に特化した最新の情報共有を行い、その発展に関する議論を重ね、この分野のエビデンスを創出してゆく会議と認識しております。今回のテーマにおいては、過去に検討されてきた光線力学的医療の検証を行い、今後の展望を語り合う様な会議にしたいと考えております。そして、この領域の未来を担う、若き研究者を可能な限り招聘し、その未来予想図を語りあえる様な、夢を見させてくれる様なシンポジウムを組みたいとも思っております。学会員の皆様に実りある学会であったと言っていただける様な、温故創新を目指して準備して参りたいと思います。

 過去のLaser WeekはWEBで開催された会を除き、全て東京で開催されて参りました。私は第一回のLaser Weekの脳神経外科光線力学学会を担当し、この三学会合同開催の良さを実感して参りました。今回、私の大好きな京都での開催を武藤会長、篠山会長ともに快諾していただいたこと、改めて感謝申し上げます。そして、多分野の先生方と京都の地でレーザー医学の未来を語り合えることを、今から楽しみにしております。

少し紅葉には早い時期に開催いたしますが、是非、美しい京都の街並みを背景に、充実した2日間を過ごしていただくことを祈念申し上げます。何卒よろしくお願い致します。
篠山
第20回日本脳神経外科光線力学学会
会長 篠山 隆司
(神戸大学大学院医学研究科 外科系講座 脳神経外科学分野 教授)

 第20回日本脳神経外科光線力学学会を開催させていただくことを教室員一同、心より光栄に存じます。本会は第45回日本レーザー医学会総会および第34回日本光線力学学会学術講演会と一緒にLaser Week V in Kyotoとして3学会合同での開催とさせていただきました。

 本学会は2005年に研究会としてスタートし、その後、2011年の第7回大会からは日本脳神経外科光線力学学会と改名されて現在にいたっております。当教室ははじめて主宰させていただきますが、今回は20回目の節目の年であり歴史の重みを感じます。その間、5-アミノレブリン酸、タラポルフィンナトリウム、インドシアニングリーンやフルオレスセインなどによる光線力学診断や光線力学療法は広く普及し、有効性が認識されてきました。一方で、放射線増感剤や免疫チェックポイント療法との併用、そして新たなデバイスの開発など、新しい取り組みなども精力的に行われています。レーザーを含めた光の作用は多岐に渡り、多くの可能性を秘めています。本学会のテーマは「多様化するレーザー医学・医療の検証と未来予想図」とし、レーザー医学・医療の有効性を改めて検証し今後の未来予想図が描けるよう議論を進めて参ります。また、3学会合同ですので、多領域の医師や研究者、医療関係者が様々な視点からレーザー医学について討議できる有意義な会になる様、鋭意準備を進めております。

学会開催日は京都で草木が美しく色づきはじめる時期でありますが、美しい京都の紅葉を見ながら活発な討論ができればと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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