NPO法人日本歯科放射線学会にご関心をいただき、ありがとうございます。

このたび令和7年（2025年）9月12日（金）～14日（日）の3日にわたり、NPO法人日本歯科放射線学会 第6回秋季学術大会を大阪歯科大学創立100周年記念館（大阪市中央区）において開催する運びとなりました。会期中、大阪の初秋をご満喫いただけるものと思っております。

本学会は、「未来につなぐ歯科放射線」をメインテーマとし、技術の進歩と未来の歯科診断、デジタル技術とデータ管理、患者への安全性と治療法の進歩、教育と専門知識の向上など、今後歯科放射線科医が担うべき事項をみんなで共有し、その発展を願うものとしております。

教育講演では、大阪歯科大学附属病院医療安全管理室の佐久間泰司先生に「医療事故発生時の安全確保と適切な対応」について、また東北大学医学部脳神経外科学講座の園部真也先生に「医療AI研究の現状・課題・展望」について、歯科専門医共通研修としてお話し頂く予定でおります。

特別講演は、専門領域研修としており、大阪歯科大学歯学部有歯補綴咬合学講座の柏木宏介先生に「クラウンブリッジ治療におけるデジタルワークフローの現在」についてお話いただきます。また兵庫県立粒子線医療センターの高端大希先生に「兵庫県立粒子線医療センターにおける頭頸部粒子線治療」についてお話いただきます。これは口腔放射線腫瘍教育研修会との共催となります。

市民公開講座は「歯科放射線専門医の社会への役割」をテーマとし、大阪大学大学院歯学研究科歯科放射線学講座の村上秀明先生に「口のがんを切らずに治す」について、松本歯科大学歯学部歯科放射線学講座の田口　明先生に「歯科のレントゲン写真から骨粗鬆症患者を見つける」について、新潟大学大学院医歯学総合研究科顎顔面放射線学分野の林 孝文先生に「顎関節の超音波検診」について講演いただく予定です。

皆様方の日常臨床に役立てていただけるような講演を準備しております。どうぞ、お誘いあわせの上、ご参加ください。多くの方々のご参加をお待ちしております。