会頭挨拶

第74回日本栄養・食糧学会大会
会頭 宮澤 陽夫

東北大学 未来科学技術共同研究センター(NICHe)
戦略的食品バイオ未来産業拠点構築 プロジェクトリーダー・教授
宮澤先生

 第74回日本栄養・食糧学会大会を、2020年5月15日(金)から17日(日)に、仙台国際センターおよび東北大学川内北キャンパスで開催します。 日本栄養・食糧学会は、栄養学と食糧科学の連携により当時の我が国の栄養と食糧に纏わる諸課題を解決するため1947年に発足し、また日本医学会14分科会としても、常時約3,000人の会員を擁しつつ今日まで精力的な学会活動を継続してきています。
 本大会の仙台での開催は、1958年(第12回)、1976年(第30回)、1990年(第44回)、2004年(第58回)、2012年(第66回)以来の6度目になります。この時期の仙台は、みずみずしい新緑が風にそよぎ、柔らかな日差しが心地よい青葉繁れる季節です。初日会場の仙台国際センターは仙台城跡のある青葉山麓にあり、仙台市営地下鉄東西線「国際センター駅」から歩いてすぐ、2、3日目会場の東北大学川内北キャンパスには、「国際センター駅」の次の「川内駅」があります。両駅へは、JR仙台駅から5〜7分ほどで、とても交通の便の良いところにあります。なお、当日は「仙台青葉まつり」と重なりますので、宿泊を今すぐにでも確保されるようお勧めします。
 本学会東北支部では、大会実行委員会を組織し、皆様方にご満足いただける学術大会となるよう、参加された皆様が帰途に就かれる時に大変勉強になったと納得頂けるように鋭意準備を進めています。本大会では、特別講演、教育講演、シンポジウム、ランチョンセミナー、および展示会を企画し、わが国における栄養学と食糧科学の先端的な研究成果を発表し深く討議するとともに、栄養・食糧科学と医学臨床領域との一層の連携展開、現代の「食」をめぐる多様な課題解決に向けた革新的着想と取組み、そして2021年ICN東京会議と国際交流についても幅広く取り上げます。
 沢山の皆様が仙台にお集まり下さることを、実行委員一同大いに期待しております。

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