研究会について

研究会について

フィットテスト研究会は、公衆衛生や感染を専門とする医師と看護師をはじめ、労働安全衛生の専門家、研究者によって2010年6月に発足しました。

マスクなどの呼吸用保護具(呼吸器防護具)は様々な呼吸器感染症や吸入性有害科学物質等への経気道ばく露リスクの低減に重要ですが、呼吸用保護具の効果や限界・使用法については感染管理や安全衛生の専門家でも十分な知識が浸透していません。 また、N95レスピレーター(国家検定の防じんマスクDS2規格相当)は、顔面への密着性を事前に評価するフィットテストが必要ですが、我が国では実施義務が規定されていないため、多くの事業場や病院で実施されていないのが現状です。

本研究会は、フィットテストインストラクター養成講座を企画運営し、呼吸用保護具の正しい使用方法を普及する人材育成の場を定期的に開催するとともに、 呼吸器保護に関連した諸研究を行う専門家の意見交換のためのプラットフォームつくりを目的に設立されました。

研究会の目的

  1. 呼吸用保護具に関する適切な情報を収集し、発信する。
  2. 呼吸用保護具の正しい使用法を普及するためフィットテストインストラクター養成を企画運営する。
  3. 呼吸器保護に関連した感染症対策、粉じん対策など、医療従事者を含む労働者の健康支援や各組織の取り組みを推進する。

運営組織

2018年2月6日現在

感染部会 代表

和田 耕治


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