運営委員会からの報告(2024年11月7日)
第38回日本小児脂質研究会(日時:2024年10月26日(土)~27日(日)、会場:大阪医科薬科大学 本部キャンパス 新講義実習棟 1F、会長:大阪医科薬科大学医学教育センター・小児科 瀧谷公隆先生)において、運営委員会および総会が開催されましたので、ご報告いたします。
会員数(2024年10月7日) 103名
名誉会員 7名
正会員 96名
2024年 新入会者(11名)、退会者(9名)
2023年会費納入者 85名(89.4%) 未納者9名
2024年会費納入者 87名(89.7%) 未納者10名
2022年以前の会費未納者 4名
2023年会計について、浅見直先生、有阪治先生により会計監査をうけ、総会で承認されました。
以下ように会則改正が、総会で承認されました。
(旧)(資格喪失)
第7条
1. 会員が死亡または退会したときは、その資格を失う。
2. 会費を2年以上滞納し、督促に応じなかった場合には運営委員会で協議して退会とさせる。
(新)(資格喪失)
第7条
1. 会員が死亡または退会したときは、その資格を失う。
2. 70歳未満の会員が、会費を2年以上滞納した場合、退会とさせる。
3. 70歳以上の会員が、会費を1年滞納した場合、退会となる。その際、70歳以降に滞納した会費の請求はしない。
・運営委員を退任される先生(敬称略)
大関武彦先生
長い間、日本小児脂質研究会の運営にご尽力いただき、誠にありがとうございました。
・新運営委員
なし
日本小児脂質研究会では、多くの方に「高槻宣言2024」を認知していただき、
① 小児科医の家族性高コレステロール血症(FH)への認知度の向上
② 小児期からFHスクリーニングの推進、診断率の向上
③ FHの小児および家族への治療・介入の推進、動脈硬化性疾患の発症の予防
を邁進したいと考えています。
研究会会員の皆様におかれましては、多方面への広報活動をお願い致します。
「高槻宣言2024」
Check Child Cholesterol,Save FH
こどものコレステロールをチェックして、FHを救おう!
解説
① 家族性高コレステロール血症(FH)は、300人に1人と、頻度の高い疾患です。
② 未治療のFHでは、20-30歳代に心血管疾患を起こすこともあります。
③ 小児期に発見し、治療すれば、予後を著しく改善することができます。
④ 小児期にLDLコレステロールが高値の人は、成人期も高値のことが多いです。
⑤ 小児でも採血の機会には、総コレステロール(TC)を測定しましょう(FH Opportunistic Screening)。
⑥ 小児生活習慣病予防健診等で、健常小児全員を対象に、総コレステロールあるいはLDLコレステロール(LDL-C)の測定しましょう(FH Universal Screening)。
⑦ TC 220mg/dL以上では、LDL-Cを評価しましょう。
⑧ LDL-C 140mg/dL以上では、FHを疑いましょう。
⑨ LDL-C 180mg/dL以上では、FHの可能性が高いです。TC 260mg/dLはおよそLDL-C 180mg/dLに相当します。
⑩ 両親のLDL-Cも確認しましょう。
4名の先生が、エントリーしました。
審査の結果、西岡克文先生(香川大学小児科)が受賞されました。
おめでとうございます。
「小児 FH ヘテロ接合体の遺伝子バリアントと薬物治療反応性の検討」
1)香川大学 小児科、2)香川大学 循環器内科
〇西岡 克文 1)、近藤 園子 1)、入江 加奈子 1)、近藤 健夫 1)、岩瀬 孝志 1)、 日下 隆 1)、松永 圭司 2)、井上 朋子 2)、谷 良介 2)、南野 哲男 2)
第39回(2025年)学術集会
日時:2025年11月29日(土)~30日(日)
会場:和洋女子大学西館(千葉県市川市)
会長:和洋女子大学 家政学部 健康栄養学科 原 光彦 先生
テーマ:「小児の脂質異常~肥満から先天代謝異常まで~」
第40回(2026年)学術集会
候補日時:2026年11月28日(土)~29日(日)(予定)
候補会場:埼玉医科大学かわごえクリニック(埼玉県川越市)(予定)
会長:埼玉医科大学小児科 菊池透先生
テーマ 「未定」
第38回日本小児脂質研究会学術集会を終えて
2024年10月26日(土)~27日(日)、第38回学術集会が瀧谷公隆会長のもと、大阪医科薬科大学 本部キャンパス 新講義実習棟で現地開催されました。瀧谷公隆先生および大阪医科薬科大学の運営スタッフのご尽力で、大変素晴らしいプログラム、運営、ホスピタリティの学術集会でした。社会講演、難治性家族性高コレステロール血症患者会、寺田栄志様の講演、FH スクリーニングシンポジウム:本邦における FH スクリーニング:実践と展望は、大変すばらしい企画でした。特別講演、教育講演2題、Meet the Expert、ランチョンセミナー2題ととても勉強になるないようでした。今回からはじまった若手優秀演題賞には、4名の先生が応募いただきました。厳正な審査の結果、西岡克文先生(香川大学小児科)が受賞されました。おめでとうございます!その他一般演題は7演題とたくさん応募していただきました。また、懇親会も開催していただき、会員の親睦が大変深まりました。瀧谷公隆先生ならびに運営スタッフの先生方、誠にありがとうございました。
来年は、2025年11月29日(土)~30日(日)に、原光彦先生が会長をされ、和洋女子大学西館(千葉県市川市)で開催予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
臨時運営委員会からの報告(2024年1月16日)
若手優秀演題賞の実施細則が承認されました。
会員の学術集会参加費を、非会員の参加費より、割安にすることが承認された。
本研究会での発表者は、原則として本研究会の会員です。特に、筆頭者は本研究会会
員であることが必須である、ことが確認された。
運営委員会からの報告(2023年12月2日)
会員数(2023年11月15日) 102名
正会員 96名、名誉会員 6名
2022年会計報告が承認されました。
2024年より、年次集会開催補助金を40万円に増額することになりました。
2023年6月、一般社団法人学会支援機構と名簿管理・会費徴収の業務委託について契約を締結しました。
今後、研究会事務局から、会員への連絡は、電子メールを利用します。会員各位は、早急にマイページにアクセスし、会員登録情報(所属機関、住所、TEL、電子メールアドレスなど)を確認、更新してください。なお、本人確認および諸連絡のため、生年月日と連絡先Eメールアドレスは必須項目となっておりますので、登録されていない方は必ずご入力ください。
マイページでは、年会費の納入状況も確認できます。
名誉会員
太田孝男 先生(琉球大学名誉教授)が承認されました。
名誉会員は7名となりました。
学術集会について
第38回(2024年)学術集会
日時:2024年10月26日(土)-27日(日)
会場:大阪医科薬科大学本部キャンパス
会長:大阪医科薬科大学 医学教育センター・小児科 瀧谷 公隆 先生
第39回(2025年)学術集会
日時候補:2025年11月下旬から12月上旬
会場:和洋女子大学 講義室
会長:和洋女子大学 家政学部 健康栄養学科 原光彦 先生
その他
第37回日本小児脂質研究会を終えて
2023年12月2日(土)-3日(日)、第37回学術集会が山本幸代会長のもと、産業医科大学ラマティーニホールで開催されました。第33回令和元年、中村公俊会長以来4年ぶりの会場開催(第33回令和元年、中村公俊会長以来)とWEB配信のハイブリッド開催でした。山本幸代先生および産業医大小児科の運営スタッフのご尽力で、大変素晴らしいプログラム、運営、ホスピタリティの学術集会でした。また、これも4年ぶりのリアル懇親会も開催していただき、会員の親睦が大変深まりました。産業医大のギターマンドリン部の演奏も素晴らしかったです。山本幸代先生ならびに運営スタッフの先生方、誠にありがとうございました。
2024年10月26日(土)-27日(日)に、瀧谷公隆先生が会長をされ、大阪府高槻市で開催予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
日本小児脂質研究会からの報告(2022年11月)
第37回日本小児脂質研究会
第36回日本小児脂質研究会を終えて
2022年11月18日と19日の両日、第36回の学術集会が斯波真理子会長のもと行われました。前回はWEB開催でしたが、今回は大阪での対面とWEBのハイブリッド開催となりました。Covid19もだいぶ少なくなり安心していた矢先、再度第8波突入となりましたが何とか研究会開催に漕ぎ着け無事終了となりました。ハイブリッドという新しい方法で、会場に来られなかった先生方も有意義な時間が得られたと思います。ハイブリッドはだいぶ費用もかさむようで斯波先生もご苦労されました。ありがとうございました。ちょうどFHのガイドラインも改訂されたタイミングで、レベルの高い最先端のお話が聞けて、とてもためになりました。
次回は北九州での開催予定です。1年後はもうコロナもおさまってるでしょうね。。。また、皆さんにお目にかかれればと思います。私も運営委員長任期終了です。ご協力をありがとうございました。
運営委員長 土橋一重
第36回日本小児脂質研究会
日本小児脂質研究会からの報告(2021年11月)
第35回日本小児脂質研究会を終えて
2021年11月19日と20日の両日、第35回の学術集会が行われました。今回は、当会初のWEB開催でした。昨年は新型コロナウイルスの流行で本会も前代未聞の中止となりました。コロナに翻弄された感じですが、一方でこのようなリモート会議も進みました。窪田先生もご苦労があったようです。
今年は私も受付業務もせず、久しぶりにフルに演題を聞けたのでとても勉強になりました。本会特有の幅広い角度からの発表や講演をありがとうございました。少しでも盛り上がればと私も多めにコメントもさせてもらいました。懇親会やランチョンもありませんでしたが、お茶を飲みながらくつろいで聴けるのもZOOMならではですね。。。
次回は大阪での開催予定です。新たな変異株も登場しているので、1年後がどんな状況かわかりませんが、皆さんに直接、お目にかかれればと思います。
運営委員長 土橋一重
日本小児脂質研究会からの報告(2021年4月)
お知らせしました通り、第34回学術集会は大橋先生に準備を始めていただいたのですが、COVID-19拡大のため残念ながら中止となりました。
これも珍しいことなので「中止」と記載しておきたいと思います。大橋先生には改めてお願いしたいと考えております。
第35回学術集会は予定通り窪田先生にお願いし、現在準備いただいています。新しくホームページもできましたのでリンクさせていただきます。ただ、今年もコロナがどうなるか分からない状況なので、”WEB開催”の予定です。勉強はしやすいかもしれません。皆様のご参加とご発表をぜひ、お願い致します。
日本小児脂質研究会からの報告(2020年10月)
第34回日本小児脂質研究会を大橋十也会長のもとで行う予定でしたが、中止となりました。
国立循環器病研究センター 斯波真理子先生の 「家族性高コレステロール血症を考える〜小児期における診断・治療の重要性〜」です。
「動画閲覧」をクリックしてください。動画のページに移動します。パスワードはお手紙したとおりです。
2020年(令和2年)分の会費をお願いします。お送りした振替用紙(郵便局)をご利用下さい。本年分だけの先生は5000円となります。未納があります先生方には、未納分との合計金額をお願い致します。
お送りした封筒のお名前の最後に数字がございます。これは事務局で入金が確認されている最終年を表します。例えば“29”なら、平成29年分まで振り込みの確認があるという意味です。その際は、H30、R1、R2の3年分、15000円をお願い致します。もし、行き違いや間違いがありましたら、ご連絡下さい。どうぞよろしくお願い致します。“2”の方は本年分入金済みです。来年分を払っていただいてもかまいません。また、長期間、会費納入がありませんと自動退会となる可能性があります。
本会の振り込み口座を“ゆうちょダイレクト”に致しました。先生方がゆうちょ銀行の口座をお持ちの場合、「ゆうちょダイレクト」になっていますとPC上で振り込みができ、手数料がかかりません。
ご所属、自宅住所、電子メールアドレス、抄録集などの送付先など、以前と変更がありましたら、用紙(ダウンロードできます)に記載のうえ、事務局にFaxまたは郵送して下さい。メールでも良いです。旧住所のままですと連絡が届きません。メールアドレスはお手紙したとおりです。
また、退会、入会ご希望の先生がいらっしゃいましたら、事務局までご連絡下さい。よろしくお願い致します。
電子メールアドレスの登録もお願いします。今後は、電子メールでのご連絡のようになっていくかもしれませんので。
成育医療センター、窪田満会長により東京で開催の予定です。
最後になりましたが、お体には十分にお気をつけてください。
日本小児脂質研究会からの報告(2019年12月)
第34回日本小児脂質研究会
本年の第34回研究会は、東京慈恵会医科大学の大橋十也先生が会長で、11月に東京で開催する予定でした。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の問題があります。5月の連休後、感染者数は減少傾向となりましたが、当会としましては、会員の安全を第一に考え、運営委員会に諮り、学術集会の中止を決定しました。
現在、特にWebでの動画配信等の予定もなく、会員の皆様には、大変申し訳なく思いますが、ご理解賜ればと思います。
このような事態は当会でも初であり、第34回大会は中止というかたちで後世に残したいと思います。したがって、来年は、第35回日本小児脂質研究会として、予定どおり、国立成育医療センターの窪田満先生にお願いしたいと思います。また、大橋先生には再来年(2022年)に可能であれば再度お願いしたいと考えています。
よろしくお願い致します。最後になりましたが、皆さんのご健康を祈念しております。
2020年5月15日
第33回日本小児脂質研究会を終えて
2019年11月30日と12月1日の両日、第33回の学術集会が行われました。今回は熊本でした。九州は暖かく、厚着して行ったため、暑いくらいでした。中村先生のご担当でしたが、先天代謝異常のみならず、脂質異常症の興味深い演題も多く、内科の先生方の出席も多い印象でした。討議も活発で大変勉強になりました。
懇親会では、熊本の馬刺しやラーメンなども出て、皆さんのお話しも盛り上がりました。最後の熊本城見学ツアーにも参加しました。完全な再建はまだまだのようで、地震のすごさを肌で体験出来ました。めったに見られないものですし、面白い企画をありがとうございました。
次回は東京での開催です。また来年もまた皆さんにお目にかかるのを楽しみにしています。ぜひたくさんの発表をお願いいたします。会員数も増えることを祈っています。
運営委員長 土橋一重
日本小児脂質研究会からの報告(2018年12月)
第33回日本小児脂質研究会