労働時間日本学会のホームページへようこそ。
労働時間日本学会(Working Time Japan Society; WTJS)とは、研究と実践が両立できるよう、医学や心理学などの自然科学、法学や経済学などの社会科学、そして産業保健学という学際的な視点から、労働時間のあり方を改善することを目指す学会です。
news新着情報
- 2024年5月13日
- 第9回労働時間日本学会研究集会のお知らせをアップしました
- 2024年2月22日
- 労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ「運輸業界における疲労管理―睡眠科学を実践に生かす」のお知らせをアップしました
- 2023年9月1日
- 労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ「異なる時刻における仕事、トレーニング、食事、睡眠への対応」のお知らせをアップしました
- 2023年7月27日
- 第8回労働時間日本学会研究集会のお知らせをアップしました
- 2023年4月21日
- 労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第4回「様々な職業における労働時間と健康:フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの最近の研究」のお知らせをアップしました
- 2023年2月17日
- 労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第3回「疲労の管理と軽減:安全と報告のための視点」のお知らせをアップしました
- 2022年9月14日
- 第7回労働時間日本学会研究集会のお知らせをアップしました
- 2022年7月22日
- 労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第2回のお知らせをアップしました
- 2022年5月18日
- 日本産業保健法学会第2回学術大会のお知らせをアップしました
- 2022年4月12日
- 労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第1回のお知らせをアップしました
- 2022年2月9日
- 第25回交代勤務と労働時間に関する国際シンポジウム中止のお知らせをアップしました
- 2021年11月30日
- 第25回交代勤務と労働時間に関する国際シンポジウムの情報をアップしました
- 2019年4月3日
- 第4回労働時間日本学会研究集会のお知らせをアップ
- 2019年1月22日
- 親学会のWorking Time Soceityの情報をアップ
- 2018年4月13日
- 第3回研究大会の情報をアップしました
- 2017年8月7日
- 働き方の改善に関する本学会からの提言をアップしました
- 2017年5月22日
- 第2回研究大会のプログラムをアップしました
- 2017年3月24日
- 第2回研究大会の参加及び演題登録のお知らせをアップしました
- 2017年1月30日
- 第2回研究大会のお知らせをアップしました
- 2016年11月18日
- Working Time Soceityの演題申込延長のお知らせ
- 2016年9月29日
- 親学会のWorking Time Soceityの情報をアップ
- 2016年7月06日
- 学会会則および入会書をアップ(リンク)
- 2016年4月18日
- 学会ホームページを立ち上げました
EVENT活動
- 2024年5月13日
- 第9回労働時間日本学会研究集会のお知らせ
第9回労働時間日本学会研究集会を開催します。
詳細は「大会のご案内」のページをご確認ください。
https://square.umin.ac.jp/wtjs/entrance.html#009
- 2024年2月22日
- ■労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ「運輸業界における疲労管理―睡眠科学を実践に生かす」のお知らせ
労働時間学会とラフバラ大学との共催で、グローバル・セミナーが開催されます。今回は、最近出版された “Handbook of Fatigue Management in Transportation – Waking up to the Challenge”
(運輸業界における疲労管理ハンドブック―課題への気づき) から、国際的な研究がピックアップされています。
労働時間日本学会の皆さまには、下記申し込みサイトより事前登録の上、ぜひご参加いただけますと幸いです。
【日時】 2024年3月13日(水)23:00~翌1:30【日本時間】
【開催方式】 オンライン(Zoom)
【参加費】 無料
【申し込み方法(英語)】
下記の記入例を参考に、ご自身の情報を
「WorkingTimeReg@gmail.com」あてにお送りください:
************************************************
(記入例)
Name: Taro Nihon
Affiliation: University of Japan
Country: Japan
Contact e-mail: taronihon@gmail.com
WTS membership: Yes
************************************************
プログラム内容
23:00-23:05 開会あいさつ
(Dr. Stephen Popkin、労働時間学会長)
23:05-23:10 “Handbook of Fatigue Management in Transportation” の紹介 (Prof Ashleigh Filtness)
23:10-23:20
「Tram Operations社の疲労とウェルネス管理を改善する道のりからの洞察」
Ms Jackie Townsend (Tracsis)
23:20-23:30
「疲労に対する個人の対策」
Dr Fran Pilkington-Cheney (Nottingham Trent University, UK)
23:30-23:40
「道路通行自動車の自動運転と疲労、睡眠、休息、回復への影響」
Dr Fred Diederichs
(Fraunhofer Institute of Optronics, System Technologies and Image Exploitation
(IOSB) Karlsruhe, Germany)
23:40-23:50
「運輸業界における睡眠時無呼吸評価プログラムの実施から学んだこと」
Dr Daria Luisi and Dr Muataz Jaber (Metropolitan Transportation Authority,
Brooklyn, USA)
23:50-24:00
「勤務スケジューリングー疲労リスクに対する生物数理モデリングと疲労リスク管理プロセスにおけるその役割」
Dr Jaime Devine (Institutes for Behavior Resources, Inc., Baltimore, USA)
24:00-24:10
「疲労リスクの閾値」
Dr Kimberly Honn (Sleep and Performance Research Center & Department
of Translational Medicine and Physiology, Washington State University,
USA)
24:10-24:20 休憩
24:20-24:30
「ジェットラグ、睡眠のタイミング、睡眠慣性」
Dr Cassie Hilditch (San José State University; Fatigue Countermeasures
Laboratory, National Aeronautics and Space Administration Ames Research
Center) and
Dr Dorothee Fischer (Institute for Aerospace Medicine, German Aerospace
Center, Cologne, Germany)
24:30-24:40
「海上輸送における疲労管理の課題への目覚め」
Dr Nita Shattuck (Operations Research Department, Naval Postgraduate School,
Monterey, USA)
24:40-24:50
「航空業界における疲労の影響」
Dr Kat Wilson (National Transportation Safety Board, Washington, DC, USA)
24:50-1:00
「宇宙輸送と疲労」
Ms Crystal Kirkley (Fatigue Countermeasures Laboratory, NASA Ames Research
Center, Moffett Field, CA, USA)
1:00-1:20 Q&A
1:20-1:30 総合討論とまとめ
- 2023年9月1日
- ■労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ「異なる時刻における仕事、トレーニング、食事、睡眠への対応」のお知らせ
サンパウロ大学、サントス・カトリック大学、ウベランディア連邦大学のブラジルの3大学共同で、様々な時間帯の仕事、トレーニング、食事、睡眠への対応についてのウェビナーが開催されます。
労働時間日本学会の皆さまには、下記申し込みサイトより事前登録の上、ぜひご参加いただけますと幸いです。
【日時】 2023年9月21日(木)午前1:00~3:40【日本時間】
※9月20日の深夜
【開催方式】 オンライン(Zoom)
【参加費】 無料
申し込みサイト(英語):
https://www.workingtime.org/event-5386386
プログラム内容
0:55 コーヒーバー
1:00-1:10 開会あいさつ(Dr. Stephen Popkin、労働時間学会長)
【セッション1】疲労、眠気
座長:Claudia Moreno and Cibele Crispim
1:10-1:30
「ダンサーの睡眠に対する光と身体活動の影響」
Ignacio Stevan, ウルグアイ
1:30-1:50
「睡眠損失に対する脆弱性の遺伝マーカー:リスクの高い職業への示唆」
Lillian Skeiky, アメリカ
1:50-2:10
「ブラジル航空会社のパイロットにおける疲労と眠気の知覚」
Izabela Sampaio, ブラジル
2:10-2:25 休憩
【セッション2】身体活動、食習慣
座長:Frida Marina Fischer and Elaine Cristina Marqueze
2:25-2:45
「模擬シフト勤務条件における代謝プロファイリング」
Ameena Sullivan, イギリス
2:45-3:05
「体重過多の女性夜間労働者の食習慣に対するメラトニン投与の影響」
Luciana Nogueira, ブラジル
3:05-3:25
「循環型交代勤務者におけるシフトサイクル全体を通じた食事タイミングの変動とその総食事摂取量への影響」
Luisa Marot, ブラジル
3:25-3:40 総合討論
- 2023年7月27日
- ■第8回労働時間日本学会(WTJS)研究集会のお知らせ
第8回労働時間日本学会研究集会を開催します。
詳細は「大会のご案内」のページをご確認ください。
https://square.umin.ac.jp/wtjs/entrance.html
- 2023年4月21日
- ■労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第4回「様々な職業における労働時間と健康:フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの最近の研究」のお知らせ
フィンランド労働衛生研究所、カロリンスカ研究所(スウェーデン)、ベルゲン大学(ノルウェー)、ノルウェー国立労働衛生研究所の労働時間研究グループの共催で、様々な職業における労働時間と健康に関する研究についてのウェビナーが開催されます。
演者のほとんどが博士課程の院生で、近々発表予定の博士論文の成果を報告します。労働時間日本学会の皆さまには、下記申し込みサイトより事前登録の上、ぜひご参加いただけますと幸いです。
【日時】 2023年5月10日(水)23:00~翌2:00【日本時間】
【開催方式】 オンライン(Teams)
【参加費】 無料
申し込みサイト(英語):
https://www.workingtime.org/event-5230306
プログラム内容
22:45 コーヒーバー
23:00-23:10 開会あいさつ(Dr. Stephen Popkin、労働時間学会長)
【セッション1】製造業・運輸業・専門職の労働時間、疲労、ストレス
座長:Mikael Sallinen & Anna Dahlgren
23:10-23:30
「アルミニウム製造業の交代勤務者における3回もしくは4回の連続夜勤後のvigilanceの低下」
Martine Pedersen, 国立労働衛生研究所, 博士課程, ノルウェー
23:30-23:50
「シフト勤務のドライバーにより報告された眠気の原因」
Jussi Onninen, ユヴァスキュラ大学博士課程, フィンランド
23:50-0:10
「ハイブリッド勤務のエキスパートにおける生理的ストレスと労働時間」
Päivi Vanttola, PhD, フィンランド労働衛生研究所, フィンランド
0:10-0:25 休憩
【セッション2】医療における労働時間と健康
座長:Anna Dahlgren & Mikael Sallinen
0:25-0:45
「医療従事者の病気欠勤に対するクイックリターンのない勤務スケジュールの効果:大規模クラスター無作為化比較試験からの結果」
Ingebjørg Louise Rockwell Djupedal, ベルゲン大学博士課程, ノルウェー
0:45-1:05
「看護師の睡眠・ストレス・眠気に対するクイックリターン効果について」
Kristin Öster, カロリンスカ研究所博士課程, スウェーデン
1:05-1:25
「フィンランドの公的医療機関におけるCOVID-19パンデミックと労働時間の関連」
Jarno Turunen, フィンランド労働衛生研究所, 博士課程, フィンランド
1:25-1:45
「COVID-19パンデミック時の労働時間と人員の管理:組織の回復のパラドックス」
Isabelle Hernandez, カロランスカ研究所博士課程, スウェーデン
1:45-2:00 総合討論と次回のWTSグローバル・セミナーの案内
- 2023年2月17日
- ■労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第3回「疲労の管理と軽減:安全と報告のための視点」のお知らせ
米国連邦疲労管理・研究ワーキング・グループと米国運輸省ヒューマンファクター調整ワーキング・グループの共催で米国政府による疲労(特に睡眠不足や概日リズムの乱れに関連するもの)による健康、安全、パフォーマンスのリスクの監視と管理に関する研究についてのウェビナーが開催されます。
疲労リスク管理は運輸業だけでなく、他の業種においてもキーワードになりますので、労働時間日本学会の皆さまには、下記申し込みサイトより事前登録の上、ぜひご参加いただけますと幸いです。
【日時】 2023年3月1日(水)23:00~翌2:00【日本時間】
【開催方式】 オンライン(Webex)
【参加費】 無料
申し込みサイト(英語):
https://www.workingtime.org/event-5157634
プログラム内容
22:30 コーヒーバー
23:00-23:10 開会あいさつ(Dr. Stephen Popkin、労働時間学会長)
【セッション1】疲労の測定、リスク、作業への影響
座長:Dr. Hilary Uyhelji (米国連邦疲労管理・研究ワーキング・グループ、米国連邦航空局民間航空医学研究所)& Dr.
Thomas Nesthus(米国運輸省連邦公共交通局)
23:10-23:30
Dr. Amanda Emo(米国運輸省、連邦鉄道管理局安全部)
「鉄道業界における疲労リスク管理プログラム」
23:30-23:50
Dr. Kylie Key(米国運輸省、連邦航空局フライトデッキヒューマンファクター研究部門)
「整備疲労のリスク管理:過去、現在、未来の概観」
23:50-0:10
Dr. Zlatan Križan(アイオア州立大学、米国司法省、連邦捜査局の委託研究)
「プロの犯罪捜査官のパフォーマンスにおける覚醒度(vs 疲労)の役割」
0:10-0:20 セッション1 Q&A
0:20-0:30 休憩
【セッション2】疲労対策とリカバリー
座長:Dr. Hilary Uyhelji & Dr. Thomas Nesthus
0:30-0:50
Dr. Jennifer Ragsdale(米国国立労働安全衛生研究所)
「休憩時間から週末まで:仕事のストレスとリカバリーのプロセスを理解する」
0:50-1:10
Dr. Erin Flynn-Evans(米国航空宇宙局エイムズ研究センター・疲労対策研究所)
「光を使った早番の航空機パイロットの注意力とパフォーマンスの促進」
1:10-1:30
Dr. Cassie Hilditch(サンホセ州立大学、米国航空宇宙局エイムズ研究センター疲労対策研究所)
「睡眠慣性に対する事後対策としての光の活用:実験室での知見を現場に還元する」
1:30-1:50 セッション2 Q&A
1:50-2:00 総合討論とまとめ
- 2022年9月14日
- ■第7回労働時間日本学会(WTJS)研究集会のお知らせ
第7回労働時間日本学会研究集会を開催します。
詳細は「大会のご案内」のページをご確認ください。
https://square.umin.ac.jp/wtjs/entrance.html
- 2022年7月22日
- ■労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第2回のお知らせ
労働時間や交代勤務に関する最新の研究成果を紹介する労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズの第2回が開かれます。
プログラムは以下の通りです。セッションの前後には、コーヒー・バーとブレイクアウトルームでの交流・ディスカッションの時間があります。 開催時間は日本時間の夜間となり、朝型の方々は大変かと思いますが、労働時間日本学会の皆さまには、ぜひ多くご参加いただけますと幸いです。
事前登録が必要となるので、http://www.workingtime.org/event-4880487 にアクセス後、"Register" をクリックして、登録用のメールアドレスやお名前を入力してください。開催日が近くなったら、そのメールアドレスあてに、zoomに接続するリンクが送られてきます。
<プログラム>
労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第2回
2022年10月4(火)22:00~翌5日(水)0:30(日本時間)
21:30 コーヒー・バー
22:00-22:10 開会挨拶 労働時間学会長 Dr. Stephen Popkin
【第一セッション】交代勤務、睡眠、健康:危険因子
座長:Kyriaki Papantoniou & Helene Garde
22:10-22:30
デンマークの医療従事者における労働時間の設定とケガのリスク
Dr. Helena B Nielsen (National Research Centre for the Working Environment, Denmark)
22:30-22:50
がんのリスク:コクラン・システマティック・レビューの結果
Dr. Jennifer Ritonja (Centre de recherche du CHUM, Montreal, Canada)
22:50-23:10
ナースヘルススタディ2における夜勤交代勤務、睡眠、甲状腺がん
Dr. Kyriaki Papantoniou (Medical University of Vienna, Austria)
23:10-23:25 休憩
【第二セッション】交代勤務、睡眠、健康:機序
座長:Helene Garde & Kyriaki Papantoniou
23:25-23:45
循環型夜勤交代勤務者のホルモン、免疫、代謝の変化:HormonitスタディとEPHORプロジェクトの将来の方向性
Dr. Barbara Harding (ISGlobal, Barcelona, Spain)
23:45-0:05
4時間オン4時間オフの監視体制におけるプロ海洋レース船員の睡眠負債と代謝・免疫機能バイオマーカーの変化
Dr. Heidi M. Lammers-van der Holst (Erasmus University, Rotterdam, Netherlands)
0:05-0:25
夜勤の血糖値への影響
Dr. Marie Aarrebo Jensen (National Research Centre for the Working Environment, Copenhagen, Denmark)
0:25-0:30 総括と次回グローバル・セミナー・シリーズの案内
労働時間学会事務局長 Dr. Claudia Roberta de Castro Moreno
0:30-1:00 ブレイクアウト・ルームでのディスカッション(各セッション1部屋)
- 2022年5月18日
- ■日本産業保健法学会第2回学術大会のお知らせ
下記の通り、日本産業保健法学会様より、学術大会についてのご案内がありました。詳細は先方のウェブサイトをご確認ください。
1. 日時・場所
ライブ配信(現地) 2022年9月17日 (土)・18日 (日)
オンデマンド配信 2022年10月1日 (土)~31日 (月) (予定)
※認定産業医研修会を含めた一部セッションのみ現地開催
(会場:全国町村会館 東京都千代田区永田町1-11-35)
2. テーマ 精神障害の補償・賠償と法/テレワークの産業保健と法
3. 大会ウェブサイト https://jaohl2022.info/
4. 大会長・副大会長・事務局長
大 会 長 黒木宣夫(東邦大学 名誉教授)
副大会長 田中克俊
(北里大学大学院医療系研究科産業精神保健学 教授)
副大会長 三柴丈典(近畿大学法学部 教授)
事務局長 加藤憲忠(富士電機株式会社 産業医)
- 2022年4月12日
- ■労働時間学会グローバル・セミナー・シリーズ第1回のお知らせ
労働時間学会は25回大会が中止になったことを受けて、研究交流を図るためのグローバル・セミナー・シリーズを準備してきました。この度、ドイツ労働時間学会と共同で、その初回が開かれることになりました。
プログラムは以下の通りです。 今回は若手研究者による魅力的な発表が行われます。セッションの前後では、「コーヒー・バー」として参加者の間で自由に交流できます。
開催時間は日本時間の夜間となり、朝型の方々は大変かと思いますが、労働時間日本学会の皆さまには、ぜひ多くご参加いただけますと幸いです。
事前登録が必要となるので、http://workingtime.org/event-4711622 にアクセス後、"Register" をクリックして、登録用のメールアドレスやお名前を入力してください。開催日が近くなったら、そのメールアドレスあてに、zoomに接続するリンクが送られてきます。
<プログラム>
労働時間学会 第1回グローバル・セミナー・シリーズ
2022年4月27(水)21:30~翌28日(木)1:00(日本時間)
21:30 コーヒー・バー
22:00-22:10 開会挨拶 労働時間学会長 Stephen Popkin
第一セッション:ニューノーマル-労働時間の現状と見通し
座長:労働時間学会理事/ドイツ労働時間学会会長 Anna Arlinghaus
22:10-22:40
緊急モードとニューノーマルの間で:テレワーカーの労働時間
Corinna Brauner(Institute for Work Design of North Rhine-Westphalia (LIA.nrw),
Germany)
22:40-23:10
コロナ禍とその後のドイツにおける労働時間
Nils Backhaus(Federal Institute for Occupational Safety and Health, Germany)
23:10-23:25 休憩
第二セッション:交代勤務,睡眠,健康
座長:労働時間学会理事/ドイツ労働時間学会理事 Céline Vetter
23:25-23:55
連続交代勤務時の睡眠と眠気:産業労働者からヘリコプターパイロットへ
Dorothee Fischer(German Aerospeace Center, Germany)
23:55-0:25
交代勤務と直腸がん-2つのドイツコホート研究の成果
Katharina Wichert(Institute for Prevention and Occupational Medicine of
the German Social Accident Insurance, Germany)
0:25-0:30 今回の総括と次回グローバル・セミナー・シリーズの紹介 労働時間学会事務局長 Claudia Roberta de Castro
Moreno
0:30-1:00 コーヒー・バー
- 2022年2月9日
- ■第25回交代勤務と労働時間に関する国際シンポジウム中止のお知らせ
今年10月末にオンライン開催を予定していた「第25回交代勤務と労働時間に関する国際シンポジウム」は、残念ながら中止になることが親学会である労働時間学会の理事会で決まりました。昨年から1年延期し、完全オンライン方式に変更してもなお、
開催に向けて尽力してきましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行に伴う調査研究の現状やシンポジウムの準備状況などを考慮すると、苦渋の決断をせざるを得ませんでした。心待ちにしておられた皆さまには大変申し訳なく存じます。
次の開催日は未定です。新たな情報が入りしだいご案内させていただきます。
- 2021年11月30日
- ■第25回交代勤務と労働時間に関する国際シンポジウムの準備状況
もし新型コロナウイルス感染症の世界的大流行がなければ、来年2022 年の秋に湯河原で対面にて、第25 回交代勤務と労働時間に関する国際シンポジウムを開催する予定でした。親学会である労働時間学会と幾度も協議してきましたが、今回は対面開催を取り止め、完全オンラインで実施することになりました。期日は2022年10月25日(火)~27
日(木)です。この会議には世界各国からの参加があるので、大きな時差を考慮しなければなりません。そこで、下図のように、初日25日は日本より東側の国々(北南米アメリカ)の会員が参加しやすくなるよう、日本時間では朝から始めます。中日の26日は日本やアジアの会員に向けて、昼からの開始となります。最終日の27日は日本より西側の国々(欧州やアフリカ)の会員を考慮して、日本時間では夕方から始める予定です。
各日は基調講演、シンポジウム、ブレイクアウトセッション等から構成されます。ポスター発表は音声付き発表ファイルをオンデマンドで視聴する形で行います。ブレイクアウトセッションではポスター発表者と直接に議論する時間に充てる
予定です。詳しい開催内容が定まりしだい、本学会HP 等でご案内するようにいたします。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
- 2021年6月17日
- ■第6回労働時間日本学会
第6回労働時間日本学会研究集会を開催します。
詳細は「大会のご案内」のページをご確認ください。
https://square.umin.ac.jp/wtjs/entrance.html
- 2019年4月3日
- ■第4回労働時間日本学会(WTJS)研究集会のお知らせ
第4回労働時間日本学会研究集会を開催します。
詳細は「大会のご案内」のページをご確認ください。
https://square.umin.ac.jp/wtjs/entrance.html
- 2019年1月22日
- ■親学会Working Time Societyが開催されます
親学会であるWorking Time Societyの第24回大会の情報が下記のようにアップされましたのでお知らせいたします。この学会は世界各国の労働時間、夜勤・交代勤務や睡眠、疲労、ストレス等の専門家が人里離れた場所で合宿形式にて発表、議論を行うとてもユニークな会です。皆様のご参加をお待ちしております。
日時 :2019 年 9 月 9 日から13 日まで
場所 :アメリカ・アイダホ州
抄録締切:2019 年3 月 1 日
学会アナウンスパンフレット(PDF)
なお、学会の前後には下記の企画も開催予定です。
実務家向けの研修会:2019年9月8日から9日
米国労働安全衛生研究所(NIOSH)共催による労働時間・睡眠・疲労フォーラム:2019年9月13日から14日
- 2018年3月8日
- ■第3回研究集会開催のお知らせ
第3回労働時間日本学会研究集会を開催します。
詳細は「大会のご案内」のページをご確認ください。
https://square.umin.ac.jp/wtjs/entrance.html
- 2017年8月7日
- 本年3月末に働き方改革実行計画が策定されたこともあり、近年、わが国では働き方を再考する機運が高まっています。そこで、本学会では学会員からの意見を取りまとめて以下の提言を提案いたします。
働き方の改善に関する
労働時間日本学会からの提言
平成29年7月 労働時間日本学会
わが国の働き方は今,見直すべき時に来ています。どのように働くかはどのように生きるかにつながる 重要な問題です。労働のあり方を上質にするために,あらゆる知恵と工夫が必要になっています。過重労働や職場の人間関係などによって,
健康な心と体が損なわれることは本来,決してあってはなりません。
近年,わが国全体として働き方を修正しようとする動きが活発になっています。これは喜ばしいことです。直近ではこの3月末に政府の働き方改革実現会議より,働き方改革実行計画が創られました。雇用,賃金,労働時間などについて改革の方向性が示されています。今後,法案や制度の成立に向けて様々な審議がなされていくでしょう。
こうした現状を踏まえ,労働時間日本学会は労働時間のより良いあり方を目指す団体として,これからの検討における留意点を次のとおり述べます。
1.政府,関係機関,職場など各層での審議は科学的な裏付け(根拠)に基づいて行うと,合意の形成に役立ちます。例えば,労働時間と脳・心臓疾患との関連は積極的に調べられています(Kivimäki
et al. Lancet 2015)。労働時間またそれ以外の職業要因とメンタルヘルスとの関連も深く検証されています(Watanabe et
al. Occup Environ Med 2016; Harvey et al. Occup Environ Med 2017)。もし適当な根拠がなければ,調査研究を早急に実施したり,良好実践の成果を活用したりすることが望まれます。
2.各種の条件を設定する際には,労働者の健康と安全を害さないということはもとより,働きがいがあって人間らしく仕事ができるということも重要になります。そのためには,労働生活の中で休息,特に睡眠を充分にとれるとともに(Czeisler,
Sleep Health 2015; 高橋, 労働安全衛生研究 2014),家族や地域に対して責任を持てるという視点も大事になります(Fagan,
2012)。また過剰なサービスや便利さを求める消費者のあり方も見直す必要があるでしょう。そうなると,「働き方」の改善というより,「働き方・休み方」ひいては「働き方・休み方・生き方」の改善を目指すのが望まれます。
3.雇用や時間外労働に対する規制を一斉に行うことによる利点はあります。その一方で,かえって働きにくくなってしまう可能性も懸念されます。例えば,モノを作る仕事,モノを運ぶ仕事,人にサービスを提供する仕事はそれぞれ大きな違いがあります。働き方であれ,休み方であれ,「どのような仕事で働いているか」を充分に考慮に入れながら(Kogi,
Ergonomics. 1991),改善の方向を定めることが望まれます。
以上
文献
Kivimäki M, et al. Long working hours and risk of coronary heart disease
and stroke: a systematic review and meta-analysis of published and unpublished
data for 603,838 individuals. Lancet. 2015;386(10005):1739-46.
Watanabe K, et al. Working hours and the onset of depressive disorder:
a systematic review and meta-analysis. Occup Environ Med. 2016;73(12):877-884.
Harvey SB, et al. Can work make you mentally ill? A systematic meta-review
of work-related risk factors for common mental health problems. Occup Environ
Med. 2017;74(4):301-310.
Czeisler CA. Duration, timing and quality of sleep are each vital for health,
performance and safety. Sleep Health. 2015;1(1):5-8.
高橋正也. 余暇の過ごし方と労働安全衛生.労働安全衛生研究. 2014;7(1):23-30.
Fagan C, et al. The influence of working time arrangements on work-life
integration or ‘balance’: A review of the international evidence. Conditions
of Work and Employment Series No. 32, Geneva, International Labour Office,
2012. http://www.oit.org/wcmsp5/groups/public/---ed_protect/---protrav/---travail/documents/publication/wcms_187306.pdf
Kogi K. Job content and working time: the scope for joint change. Ergonomics.
1991;34(6):757-773.
- 2017年1月30日
- ■第2回研究集会開催のお知らせ
第2回労働時間日本学会研究集会を開催します。
詳細は「大会のご案内」のページをご確認ください。
https://square.umin.ac.jp/wtjs/entrance.html
- 2016年9月29日
- ■親学会Working Time Societyが
来年開催されます
労働時間日本学会の親学会であるWorking Time Societyの次回大会が以下のとおりに開催されることになりました。
日時 :2017 年 6 月 19 日から23 日まで
場所 :オーストラリア・エアーズロック
旧:抄録締切:2016 年11 月 18 日
新:抄録締切:2016 年12 月 16 日
演題申込の期限が延長されました.
詳しくは大会HPまで(リンク)
- 2016年4月28日
- ■労働時間日本学会を設立します
労働時間日本学会(Working Time Japan Society; WTJS)は親学会であるWorking Time Society(労働時間学会;WTS
www.workingtime.org)と連携しながら,労働時間のあり方を改善することを目指します.この親学会は,2年ごとに国際交代勤務・労働時間シンポジウムを主催しており,その前身の国際交代勤務シンポジウムは1982年と2001年に日本で開催されました.労働時間日本学会では,研究と実践が両立できるよう,医学や心理学などの自然科学,法学や経済学などの社会科学,そして産業保健学という学際的な視点を重視します.現在,設立の準備を進めています.2016年4月28日には,産業疲労研究会と共催で,学会立ち上げのためのミニ・シンポジウムを企画しています.詳細は今後,作成予定のホームページや産業疲労研究会のホームページ等にて掲載いたしますので,労働時間・交代勤務に関心をお持ちの多くの方々にご参加いただければ幸いです.
日時 :2016 年 4 月 28 日(木)14時から16時半まで
場所 :大原記念労働科学研究所 (HP)
【JR 中央線・総武線 千駄ヶ谷駅より徒歩6分】
(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-12 桜美林大学内3F)
参加費:無料
■第一部 設立総会(14:00より)
会長,理事,監事の承認,会則の紹介 15分
■第二部 研究集会
労働時間日本学会長:あいさつ 5分
労働時間学会理事長:ビデオメッセージ 5分
Arbeitszeit Gesellschaft理事長:ビデオメッセージ 5分
産業疲労研究会代表:労働時間日本学会への期待 10分
■シンポジウム
(14:40より開始予定)
テーマ
「過重労働と労働時間・休息時間のあり方」
座長:高橋正也
(労働安全衛生総合研究所産業疫学研究グループ 部長)
仕事が辛く、過重となるのは労働時間がどのくらいで、また休息時間はどのような状況であろうか。このような疑問を明らかにしていくことで、とりうる対策がみえてくると思われる。本シンポジウムでは、過重労働になりがちな、いくつかの職種の働き方・休み方を検証して、一般の労働者における健康・安全・生活の質確保のヒントを探りたい。そのために、過重労働を防ぐ上で法学的および経済学的な観点から重視すべき事柄についても議論する。
Ⅰ.わが国における働き過ぎの実態と問題点
1.看護師
佐々木司(大原記念労働科学研究所 上席主任研究員) 10分
2.医師
吉川徹(労働安全衛生総合研究所過労死等調査研究センター
センター長代理) 10分
3.運転労働者
松元俊(大原記念労働科学研究所 特別研究員) 10分
4.働き過ぎと法律学
池添弘邦(労働政策研究・研修機構 主任研究員) 10分
5.働き過ぎと経済学
山本勲(慶応義塾大学商学部 教授) 10分
Ⅱ.総合討論(60分)