ドイツの会議と訪書(2002年8月14日-28日)
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 上記の期間、ドイツHalleでの会議と古医籍調査にMunchen、Halle、Berlin、Munchenの順で旅行した。旅行の前後は旧知のP. Unschuld・鄭金生両教授のいるミュンヘンに滞在、ミュンヘン大の医史学研究所で発表や調査の資料を整理し、また意見を交換した。

 日程は14日朝に成田を発ち、同日夕方にミュンヘンに到着。18日にUnschuldさんの車に乗せてもらい、ミュンヘンからアウトバーンでハーレに到着。会議には22日まで出席し、22日午後に洪水地域を迂回して列車でベルリンに向かい、その夜は鄭氏に紹介された格安旅館に宿泊した。翌23日は国立ベルリン図書館にて、午後5時まで所蔵の日中古医籍を調査した。ここへの訪書は二回目で、前回98年にはトルファン文書の調査だったが、今回は『本草品彙精要』の調査が主目的。その日の夜行列車に乗り、翌24日朝にミュンヘンに到着。ここに3日滞在し、ミュンヘンを27日午後の飛行機で発ち、28日朝に成田に帰着した。

 今回の旅行の前後にミュンヘンで計一週間ほど滞在したのは、会議がお盆の時期と重なり、18日に一番近い飛行機チケットが14日、調査の終わる23日に一番近いのが27日発しかなかったことによる。とはいえ夏期休暇で静かなミュンヘンにて、のんびり資料整理をすることができた。またドイツの生活の一面をかいま見ることができ、いい経験をした。

第5回アジア伝統医学国際会議(5th ICTAM)

ベルリンの旅館

→国立ベルリン図書館

→ドイツの寝台車

ミュンヘン大医史学研究所

ドイツでの食事