ゼミの概要

 久保原ゼミ

 青カビからペニシリン(抗生物質)が発見されて以来、カビ等の微生物から多くの抗生物質が発見され、感染症治療薬として人類に貢献してきました。久保原ゼミでは、主に「ヒトに役立つ微生物」「微生物由来の有用物質」について学びます。

 また、我々の研究室では「細胞性粘菌類=未開拓創薬資源」として研究を進めていますから、細胞性粘菌についても簡単に学びます(上の写真は代表的な細胞性粘菌の子実体:京都大学井上敬博士より提供)。
 さらに、ゼミの学生は、実際にさくらキャンパス周辺に生息する細胞性粘菌を探索、採取して、種の判定をします(種の判定は筑波大学の粘菌研究グループにお願いします:下の写真は実際に当ゼミ生が採取した粘菌)。もしかすると「新種の細胞性粘菌」が発見できるかもしれません。新種発見の場合には、新聞発表(プレスリリース)や論文発表も含め広く社会に情報発信をしたいと考えています。皆さんも久保原ゼミに参加して(新種の)粘菌を見つけてみませんか?