日本神経救急学会・日本脳神経外科救急学会 合同ECS検討委員会


合同ECS委員会としてのミッションは終了いたしました。

研究成果であるECSは下記英文論文にて報告いたしましたのでご一読の上、ご活用ください。


Takahashi C, Okudera H, Sakamoto T, Aruga T, Ohta T: The Emergency Coma Scale for patients in the ED: concept, validity and simplicity. 
Am J Emerg Med 27(2):240-243, 2009

Takahashi C, Okudera H, Origasa H, Takeuchi E, Nakamura K, Fukuda O, Date I, Tokutomi T, Aruga T, Sakamoto T, Kobata T, Ohta T: A simple and useful coma scale for patients with neuroogic emergencies the Emergency Coma Scale.
Am J Emerg Med 29(2):196-202, 2011


Emergency Coma Scaleについて

     救急の現場において意識障害のある患者さんを診察する際に最も重要なポイントは生命の危険性をより迅速に判断し、それに対処することです。
     そのためにさまざまな意識障害の評価スケールが考えられてきました。
     現在国内で最も使用されている有用なスケールのひとつがJapan Coma Scale(JCS)です。
     1〜3桁を大まかに報告することで患者さんの意識状態を一瞬にして把握することができるため、救急隊も使用しています。
     しかし、JCSは非常に実用性があり、優れている一方評価者による結果のばらつきの問題等の弱点もありました。
     また、救急の現場の外傷診療でよく使用されるGlasgow Coma Scale(GCS)は 評価者間の一致率が高い一方、複雑なため、判定に時間がかかるというデメリットがありました。
     このEmergency Coma Scale(以下ECS)はそれらのさまざまな問題点を改善すべく作られました。  

     

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