京滋奈良ハートリズム研究会

京滋奈良ハートリズム研究会は、
不整脈疾患に対する最新治療が
京滋奈良地区でより広く普及することを目指して発足いたしました。

代表挨拶

代表挨拶 京滋奈良ハートリズム研究会

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前代表より 京滋奈良ハートリズム研究会(旧京滋奈良心臓ペーシング電気生理研究会)の設立にあたって

最近20年ばかりの間、臨床心臓電気生理学の進歩にはめざましいものがあります。特に高周波カテーテルアブレーションやHigh Voltage Device治療の普及と共に、この領域で活躍するドクターの数も飛躍的に増加しております。思えば、京大病院で初めて高周波アブレーションを用いてWPW症候群症例に成功したのが、1991年9月20でしたので、はや20年が経過し本法も大変定着してきました。本研究会の歴史的背景は、京都地区で行っておりました東山不整脈研究会であり、その発足は、1980年前後ですが、アブレーション治療が一般化するに伴い、徐々に大きくなり京都滋賀の心臓ペーシング電気生理研究会に発展し、さらに前代表の池口先生の尽力で、 京滋奈良地区での勉強会に発展して参りました。同時期に「京滋奈良ハートリズム研究会」として名称を変更し現在に至ります。

平成14年から池口先生の滋賀成人病センターへの転出にともない、平成28年5月末まで、研究会の事務局を滋賀医科大学循環器内科内に置くことになり、私が代表世話人として、下記の研究会運営方針を引き継いでお世話させていただきました。

  1. アブレーション、植込除細動器、新たな薬物療法などに関する専門家を特別講師として招聘し、特別講演を開催する。
  2. 参加各施設より不整脈治療に関する一般演題の発表を行い、討論・意見交換をする。
  3. 不整脈の分野における新しい検査・治療器具の展示を行い啓蒙する。

開催も年/2回が定着し、回毎に参加者数も増加しております。また、平成23年からは、九州地区や関西他地区の研究会とも共同で合同セッションを日本不整脈学会の会期中に行うことになりました。現在、臨床不整脈は、どちらかというと東日本に比べて西日本が弱い感が否めません。このような機会を通して、京滋奈良のみならず、西日本からも本領域のオピニオンリーダが次々と生まれることを期待します。

前 代表世話人(平成14年-平成28年5月末日)
京滋奈良ハートリズム研究会(旧京滋奈良心臓ペーシング電気生理研究会)
 滋賀医科大学 循環器内科 教授 堀江 稔