他施設共同研究について

J波症候群と除細動器作動状況の関係

滋賀医科大学呼吸循環器内科におきましては、頻脈性不整脈に対するアブレーション治療や、CRT、ICDを含めたdevice植え込みの不整脈治療も行ってまいりました。今回defibrillation deviceを植え込んだ患者様におきまして『除細動作動状況』の追跡調査を行いましたところ、心電図に認められたＪ波が作動の予測因子として役立つことが示唆されますpreliminary dataを得ました。

今回、除細動deviceに記録された心電図を解析することで、発生したevent(心室頻拍、心室細動)を正確にfollowできますので、Ｊ波の臨床的重要性について評価することができると考えております。致死的不整脈のhigh risk患者様におきまして、Ｊ波の有無が除細動器植え込みの適応を判断する因子となるのではないかと考えております。当院で2010年12月までに、除細動器植え込み症例は150例です。今回の研究を臨床の場に還元しますには、さらなる症例の登録が必要ではないかと考えております。つきましては、本研究会の先生方のご協力をお願いしたい次第でございます。

ご面倒なこととは存じますが、貴施設におかれましてICD, CRTDを植え込まれfollowされている患者様について、添付のexcel sheet又はword fileへのご記入と、植え込み時、又は植込み契機となったevent発生時付近の12誘導心電図をメール又は郵送にてご送付頂ければ幸甚の至りに存じます。

ご記載頂く項目が少なくありませんので、先生方がご多忙で且つお許し頂けるのであれば、こちらからお伺いしてカルテを参照し情報収集させて頂ければとも存じます。お忙しいところ誠に申し訳ございませんが、ご協力の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

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問い合わせ先

滋賀医科大学循環器内科
内貴乃生
〒520-2192　滋賀県大津市瀬田月輪町
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FAX: 077-543-5839