横溝岳彦ってどんな人?

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顔を見てみたいという奇特な方はこちらへどうぞ。

背景:1963年7月10日福岡県生まれの熊本県育ち。大学入学までは順調な人生でしたが、大学でワンダーフォーゲル部(山登りのクラブ)に入ったのが運の尽き。「人生は遊びだ」という人生観にとりつかれてしまいました。遊びの道具を山から実験に置き換えて、命の危険はなくなったものの、今でも遊び続けています。

趣味:名前の通り山登りが大好きでヒマラヤ登山までやりましたが、最近は危険なことはせずに、もっぱらフリークライミング(休業中)とスキー(家族と)をやっています。あとMacintosh で遊ぶのも好きです。

家族:妻(恵子)、長男(岳志)、長女(遥)、次男(弘志)で埼玉県越谷市に住んでいます。

性格:単純、情熱的、くよくよしない、裏表はない典型的なO型の気質です。実験とデータの解釈に関してはかなり厳しいと思います。モットーは「良く学び、良く遊ぶ」こと。研究は大切にしていますが、決して研究だけの人間ではないつもりです。私にとっては、人生を楽しむ手段の一つが研究であるにすぎません(甘いかなと悩んだりもしますが・・)。

仕事:やっぱり物取り(苦労ning?)が一番好きです。でもこれからはマウスを使ったin vivoの仕事が増えていくと思います。免疫反応と脂質メディエーターの関係に興味があり、現在は樹状細胞とT細胞の勉強をしながら実験しています。

基本的に、Hardに働くのが好き。頭より筋肉を使うタイプです。お医者さんだったくせに、タンパク質や遺伝子の構造に興味があって、自分で見つけた分子を起点にin vivoでの機能解析にまで進めていることを幸せに感じています。最近では一次構造だけではなく、細胞の動きや、接着という現象にも興味を持って仕事を始めています。大きな発見をしたときの「とうとうやったぞ」というあのゾクゾクする気持ちを、ぜひ若い大学院生やPost Docの皆さんに味わって欲しいと思っています。また、日本のバイオ研究者のネットワークを作りたいという夢もあって、seminar mailing listを始めました。ぜひご参加下さい。

研究プロジェクト
1)生理活性脂質の生体内における役割-ロイコトリエンB4の二つの受容体(BLT1とBLT2)を中心に解析しています。これが一番大きなテーマ。
2)GPCRの細胞膜移行のメカニズム-最近特に興味を持っていますが、なかなか難しい・・。
3)白血球走化性(ケモタクシス)とその際の細胞の極性化の細胞内シグナル-なかなか時間がなくて手が回りません。誰か一緒にやりませんか?
4)Orphan GPCRのリガンド探索。これもなかなか難しい・・・
5)Tリンパ球と樹状細胞における生理活性脂質の役割。
興味のある方は、メイルでご連絡を下さい。これからは生理活性脂質と免疫反応をつなぐ何かを見つけていきたいと思っています。


主な事件

1982年 東京大学ワンダーフォーゲル部入部、一年のうち1/3は山で過ごす。
1986年 東京大学ワンダーフォーゲル部卒業、社会復帰かと思いきや、
1986年 インドヒマラヤNUN峰(7135m)登頂(北稜からの世界第二登です)この登山はとってもいい思い出になっています。
1987年 カラコルムヒマラヤK2(世界で第二の高峰、8611m)に遠征、残念ながら登頂ならず。無酸素8000mの地獄を見ました。
1988年 一応お医者さん(産婦人科医)になりまして、3年間はまじめに働きました。
1990年 結婚なんかしちゃったりしたけど、やっぱり堅気は似合わず、
1991年 再び学生(大学院生)になりました。ここで研究の楽しさを覚えました。
1995年 無事大学院を卒業し「医学博士」になる。も、職が無い・・・留学も考えましたが、
1995年 学術振興会特別研究員、東京大学医学部第二生化学教室・Post Doc. ここでようやく仕事が当たりました。ロイコトリエンB4第1受容体のクローニングです。
1998年 東京大学大学院医学研究科・生化学分子生物学講座・助手。意外なところからロイコトリエンB4第2受容体を発見しました
2000年 東京大学大学院医学研究科・生化学分子生物学講座・助教授。
2001年10月 科学技術振興事業団 若手個人研究(さきがけ21)研究者 (兼任)。

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