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A-TIMS(Association of Tokushima International Medical Support)

呼びかけ人挨拶

私は、ひょんなことをきっかけに
2008年頃から緊急医療支援・途上国開発支援を進める認定NPO法人AMDAグループの活動に参加するようになり、それをきっかけに、国際医療や災害医療に携わるようになりました。そして2015年からは、徳島のNPOであるTICOからの派遣という形で、約1年間ではありましたがザンビアに住み、辺境の町の病院で勤務もさせていただきました。

数年前から徳島大学の総合診療医学分野の講義や学生実習もさせていただいており、ザンビア帰国後は医局員として医学生や研修医の先生方とお話しする機会を多く持っております。その時に感じるのは、国際医療に興味を持つ若者は医学生の2〜3%程度に存在し、そしてその多くの人は実際の活動に参加するに至っていない、ということでした。

トップページにも書きましたが、この分野に興味はあっても、あと一歩踏み出す勇気、飛び込んでいくきっかけを持つには、彼らには敷居が高く、そして不安も大きいのかもしれません。
一方、ここ徳島には国際医療支援を行っている方々、国際支援の経験を持つ人たちはたくさん存在し、この先輩方のお話を聞くことがたり相談することができたりすることで、若者たちの不安も少しは解消されるのではないか?そして同じ夢を持った同世代の者たちが集うことで刺激を受けたり、励まし合ったりできるのではないか?そう考えて、国際医療支援に希望のある若者やその先達の皆さんが一堂に集うことができる場としてこの
A-TIMS(徳島で国際医療支援を考える会)の立ち上げを呼びかけました。

20169月に開催された第1回集会より、多くの学生、研修医に加え、大学関連、NPO関連、JICA四国などからたくさんの同志が集まり、今もなお継続的に参加いただいております。大変、感謝申し上げます。

この会は、学生ら若者たちが中心となって運営していただけるのが理想で、彼らの疑問や不安の解決、専門知識や現場の知恵の収集にと、先輩たちをうまく利用してもらえたらと願っています。
そしてこの
A-TIMSが、多くの若き同志が気軽に集まれる場となっていきますようにと祈っております。
       
                       
徳島大学大学院医歯薬学研究部 総合診療医学分野
                                         鈴記 好博



 
      
   ザンビア ルサカ近郊の無医地区ルワノでモバイルクリニック事業に参加し、患者を診る鈴記好博医師
                                  *ザンビアの辺地医療を支援する会(ORMZ)による事業



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