コロナ死を激増させたブースター作戦:ADE以外に原因が何かありますか?
お医者様各位へ:あなたはこれでもハーメルンの笛吹きになりたいですか?
2022/4/9 追記
コロナで死者急増の韓国 ソウルなどで火葬場不足解消されず 聯合ニュース 2022.04.06
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスによる死亡者の増加に伴い火葬場が不足している問題で、政府は火葬炉1基当たりの稼働回数を増やすなどさまざまな対策を講じているが、大都市のソウル市や大邱市、釜山市などでは韓国で基本となる死去から3日目の火葬がなお難しいことが6日、分かった。(以下略)
池田注:この記事が出た2022年4月6日の韓国での新型コロナウイルスによる死亡者数は371人。これは単位人口あたりに換算すると日本では909人で日本での最多値272人(2022年2月22日)の3.3倍強となる。
韓国、新規感染連日5万人台…結局4回目の接種を始める 中央日報日本語版2022.02.14
新型コロナ新規感染者が4日連続で5万人台となった。落ち着いていた療養病院・療養院の集団感染が頭をもたげている。これを受け、疾病管理庁は14日、新型コロナワクチン4回目の接種計画を発表する。早ければ今月末、免疫低下者、療養施設入所者など高危険群に対する4回目の接種が始まるものとみられる。(中略)
追加接種に対する懸念もある。先月11日、世界保健機関(WHO)ワクチン技術諮問家グループ(TAG−Co−VAC)は「既存のワクチンを繰り返し追加接種(ブースターショット)する戦略は持続可能でないようだ」とし、免疫効果が広範にわたって長続きするワクチンが作られる必要があると強調した。
欧州医薬品庁(EMA)はブースターショットがむしろ免疫力を低下させる可能性があるとの懸念を示した。EMAのワクチン戦略部門の責任者であるマルコ・カバレリ氏は先月11日「頻繁なブースターショットは人間の免疫体系に否定的な影響を及ぼしかねない」とし「1〜2回の追加接種をすることはできるが、持続的に繰り返してはならない」とした。
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重症化抑制どころか死者を激増させたワクチン
右上の図を見れば、韓国疾病管理庁が文字通り致命的な誤りを犯していることが一目瞭然です(クリックして拡大:図の説明が英語になっているのは、スライドをこのまま世界中の人に見てもらいたいからです)。まず、この図が検査陽性者ではなく、新型コロナによる死者のここ2年間の推移を示したグラフであることを確認願います。 赤字・矢印は各国のワクチン開始日、青字は各国で最初のオミクロン株の検査陽性事例報告日です。
韓国では消えかかっていたデルタ波をワクチンが蘇らせた
タイトルに間違いはありません。日々の新規死亡数です。拡大図の縦軸にもそう書いてあります。ワクチンに重症化抑制作用があるなんて嘘八百です。感染予防効果が全くないばかりか、デルタ株/オミクロン株による死者を激増させてしまうのです。韓国とオーストラリアを見てください。ワクチンを始める前よりも始めた後の方が死者が増えているのです。山の高さも裾野も広い。韓国の場合にはオミクロン株が国内に入ってくる2ヶ月も前に始めたワクチンが収束しかかっていたデルタ株を蘇らせてしまった。それだけでは済みませんでした。オミクロンがようやく収束に向かおうとしている時に、上記の中央日報の記事が示すように疾病管理庁はパニックになって4回目接種を決定してしまったというわけです。(イスラエルでも同様の自暴自棄事例→ 引き留める保健省を突き飛ばし4回目接種へ首相が暴走したイスラエルの悲劇)
ADE以外に何か考えられますか?
一体全体なぜ病気を予防するはずのワクチンで死者が増えるのか?原因が追加接種だけにまずADE(抗体依存性感染増強 Antibody Dependent Enhancement)が一番考えやすい。それ以外の機序があったら教えてもらいたい。ただ「ADEじゃない」って、言い張るだけじゃ、足下見られますよ。だって死者が激増している事実は隠せないんだから、ゴミナビさんよ。それから御存知とは思いますが、死因が「新型コロナウイルス感染症」であればワクチンとの因果関係は一切不問でカウントされますからね。
実際、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)重症患者では、感染増強抗体の高い産生が認められています。
1. 新型コロナウイルスの感染を増強する抗体を発見―COVID-19の重症化に関与する可能性― 大阪大学 日本医療研究開発機構
2. Liu
Y, Soh W-T, Kishikawa J et al. An infectivity-enhancing site on the
SARS-CoV-2 spike protein targeted by antibodies. Cell 2021 Jun 24;
184(13): 3452–3466.e18.
小学生に対する遺伝子ワクチンの接種、そして中学生以上にはその3回目接種って、なにもかもう初物づくめの、地球誕生以来初の人体実験が我が国でも絶賛進行中。それでも打ち手になりますか?
ハーメルンの笛吹きと化した専門家・官僚・政治家達:今日既に我が身
もちろん我々は韓国を嗤う立場にはありません。明日ではなく、今日既に我が身だからです。我が国の専門家、官僚、政治家(党派の見境無くってところがスゲー→馬鹿ばっかりってこと)は、我々を着々と韓国、オーストラリア国民と同じ運命に導こうとしています。私のような高齢者だけでなく、将来この国を背負って立つはずだったこども達をも、ハーメルンの笛吹きよろしく地上から消し去ろうとしています。私はこの5月で医師になって40年を迎えますが、彼らのこんなにも愚かで醜い姿を見ることになるとは、夢にも思っていませんでした。
まさか、まさかを繰り返してずるずるここまで来た皆様、もう、地獄門から引き返す時間はあと僅かしか残っていませんよ。間違いなく、こちらの方が元々の常識の世界です。スペイン風邪が、世の中のどこがどう変えたかご存知ですか?ご存知ないでしょう。もちろん私もそんなこと知りません。世界史の教科書に何も書いてありませんもの。何か変わったとしたら、それはスペイン風邪ではなくて、第一次大戦が終わったからです。えっ、スペイン風邪が兵隊を少なくしてしまったからだって。何言ってるんですか。キール軍港の水兵達はスペイン風邪で斃れなかったからこそ歴史を変えられた。そう世界史の教科書に書いてあることをお忘れですか? (続く)
2022/4/9追記
ADEの他に抗原原罪の可能性も
免疫系が病原体に最初に出会った時の記憶に固執し、変異株感染時に柔軟で効果的な反応ができなくなってしまう現象が「抗原原罪 (original antigenic sin)」です。(中略)
抗原原罪の作用機序では、抗体が感染症から守ってくれるとは限らず、むしろ新規免疫の獲得を抑制し、変異株に対する感染防御を脆弱にします。ADEとはまた別の仕組みで、ワクチン接種が逆にウイルス感染を促進してしまうという事で
す。現行のコロナワクチンは武漢型コロナウイルスのスパイクタンパクをベースにデザインされていますが、現在この株のウイルスは既にほぼ収束しています。
初期の武漢型などの特定の株の特定のタンパクに対して偏った免疫は現在流行中の株、または今後登場するであろう変異株に対する防衛をむしろ阻害しかねませ
ん。コロナワクチンを大量接種した国でコロナウイルスの感染爆発が起きている原因は、ADEに加えて抗原原罪の機序も考えられるのではないでしょうか。(ワクチンと抗原原罪 荒川 央 2021年11月22日 より抜粋)
→「ワクチン無効」だけでは済まない問題:ブレイクスルー感染におけるヴァイローム解析の意義
→NEJMが示す「重症化抑制効果の嘘」
→高齢者におけるコロナによる死亡率は接種後にむしろ上昇する:厚労省のデータより
→役人はこうして嘘をつく:「ワクチンは重症化を防ぐ」は全くのでっち上げ
→引き留める保健省を突き飛ばし4回目接種へ首相が暴走したイスラエルの悲劇
→新コロバブルの物語
→表紙へ