製薬企業への老婆心
−糖尿病「治療」は「誇大広告」ですよ−

申請予定効能効果は,糖尿病「治療」じゃねえだろ.気をつけて物を言わねえと,「誇大広告」でひっくくられるぜ. それにしても,「ゾロ新」の開発で失敗してて,どうすんだよ.それに市販後に「プラセボ対照非劣性試験」をやる体力もねえんだろ.何?他に仕事がねえだって?そろそろ,会社の畳み時だな.
---------------------------------------------------------
新規糖尿病薬の開発中止、後絶たず  第一三共のGPR119作動薬も
 ( 日刊薬業 2017年5月30日 )
 新規作用機序の経口糖尿病治療薬の開発中止が後を絶たない。近年、GPR40作動薬やGPR119作動薬、グルカゴン受容体拮抗薬などが相次いで開発中止に追い込まれているが、つい最近、第一三共のGPR119作動薬も開発中止になった。専門医からは「経口糖尿病治療薬の開発は小康状態にある」との声が上がっている。
 経口糖尿病治療薬の開発を巡っては、DPP-4阻害剤やSGLT-2阻害剤に続く新規作用機序の治療薬の開発が進められていた。しかしその一つであるGPR40作動薬は武田薬品工業のファシグリファムが2013年末に、日本たばこ産業のJTT-851が今年2月にそれぞれ開発中止となった。
 GPR119作動薬はアステラス製薬が13年にPSN821の開発を中止しており、第一三共のDS-8500のみとなっていたが、今月中旬の決算発表に合わせ、開発中止が明らかにされた。理由は「所期の目的を達成しなかったため」としている。このほか、詳細は開示されていないが、日本イーライリリーのグルカゴン受容体拮抗薬LY2409021も開発中止を余儀なくされている。(後略)
---------------------------------------------------------
参考: 誇大広告代理店と化したNEJM 正直者に馬鹿を見させる 「消極的な意識」とは? 

目次へ戻る