気分次第で責められて

参考→気分次第で責めないで

”生き残り”のために慢性副鼻腔炎については,諦めたってことなんでしょう.慢性副鼻腔炎自体が以前より少なくなっていますから,全て承認整理されて薬が無くなるよりましってことなんでしょう.問題はこの「再評価」という仕組みを,どの品目にどこまで適用するかってことです.現状では規制当局や支払基金といったステークホルダー達による,企業に対する恫喝の道具になっているのでは?という疑念が払拭できません.いとも簡単にダーゼンを承認整理できる武田のような大企業にとっては痛くもかゆくもないんでしょうけれど.
----------------------------------------------------------
リゾチーム製剤「慢性副鼻腔炎」の効能・効果を削除  製造販売各社(日刊薬業2015/12/)
 厚生労働省から再評価品目に指定されていたリゾチーム製剤を製造販売する各社は11日、「慢性副鼻腔炎」に関する効能・効果を削除する一部変更承認申請が同日付で承認されたと発表した。今回の承認で「慢性副鼻腔炎」での適応では同剤が使用できなくなる。すでに医療機関などに対する周知を進めている。
---------------------------------------------------------

目次へ戻る