辞退者7割が意味すること
−裁判なんて,もう誰も信じちゃいねえんだよ−
そりゃあ,「重要な仕事がある」ってのは一番当たり障りのない言い訳だからな.本音はもちろん違う.「市民を嘗めるな」ってことよ.警察・検察・裁判所がぐるになってでっち上げた冤罪のお先棒を担がされちゃたまらねえって,誰もが思う世の中になったってことよ.まともな日本人の頭の中には,もう裁判に対する信頼なんて,これっぽっちもありゃしねえんだ.再審請求棄却と報道しない自由による口封じが有効だって,未だに信じているのは,当の警察と検察と裁判所,そして「ジャーナリスト」の連中だけってことよ.
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裁判員、辞退増止まらず 制度開始9年 日経2018/5/20 16:12
市民が刑事裁判の審理に参加する裁判員制度が始まって21日で丸9年。裁判員と補充裁判員の経験者は今年3月時点で計約8万3千人となった。審理が年々長期化し、これにほぼ比例して仕事などを理由に辞退する人が増加している。最高裁によると、裁判員候補者は選挙人名簿から無作為に抽出された名簿を基に年間約12万〜13万人が選ばれている。このうち辞退者の割合は、制度が始まった2009年の53.1%に対し、17年は66%。事前に辞退を申し出ないまま、裁判所での選任手続きに来ない候補者も増えている。初公判から判決までの期間は、昨年の平均で10.6日。09年(3.7日)の3倍近くとなった。今年4月に神戸地裁姫路支部で初公判があった殺人事件では過去最長の207日が予定され、約8割に当たる候補者が辞退した。多くの人は「重要な仕事がある」ことを理由とした。最高裁は、余裕のある審理日程を確保し、評議にも時間をかけていることが長期化の要因と説明。担当者は「仕事を休みたくないという人はいるので、充実した審理とのバランスをどう取るかが課題だ」と話す。〔共同〕
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