日本老年泌尿器科学会は1989年に老人泌尿器科研究会として発足し、その後、老人泌尿器科学会、2002年よりは老年泌尿器科学会に、そして2004年には日本老年泌尿器科学会に改称し、現在に至っています。
本会は高齢者や障害を持つ人の排尿の管理や、泌尿器科疾患を持つ高齢者の様々な問題について研究し、その人たちの生活の質を改善することを目指す学会です。これらの事業の一環として2003年に当学会で「高齢者排尿障害マニュアル」を作成しました。これは、高齢者の排尿障害を泌尿器科以外の医師・看護師・介護師が扱う場合の指針として作成されたもので、各方面からも高い評価を頂いております。2009年には、学会研究助成研究として「排尿機能評価に基づいた高齢者の排尿管理に関する共同研究」を、2015年よりは、学会主導研究として「膀胱用超音波画像診断装置を用いた要介護高齢者の排尿自立支援」を行い、超音波支援排尿誘導法(Ultrasound-assisted prompted voiding: USAPV)の有用性を示しました。平成28年より保険収載された「排尿自立指導料」には、その申請と収載後の運営に協力しています。
2011年5月28日に行われた理事会にて学会のロゴマークを決定しました。
泌尿器科の形状を、親しみの持てる曲線基調のデザインでシンボライズしました。
中心の複数の円は、泌尿器の円滑な活動と老年泌尿器学の未来への発展をイメージしています。
COI申告様式(様式1-1~4)
XXXガイドライン作成委員会のCOI自己申告書(様式4).docx