シェーグレン病
シェーグレン病は、目や口の乾燥を特徴とする疾患で、背景に外分泌腺に対する自己免疫応答が関与しています。また一部の症例では、皮膚、関節、神経、肺、腎臓などに障害をきたしたり、悪性リンパ腫発症のリスクが高まることも知られています。
治療としては、乾燥症状に対する対症療法(ピロカルピンによる唾液分泌促進、点眼薬、涙点プラグなど)が主ですが、今後新規の生物学的製剤開発が進められており、免疫異常を標的とした治療が可能となることが期待されます。また、神経、肺、腎臓などに重要臓器障害をきたした場合には、グルココルチコイド、免疫抑制剤が用いられます。