私たちについて
研究代表者のことば
東京大学医科学研究所
四柳 宏
血液凝固因子製剤によるヒト免疫不全ウイルス(Human Immunodeficiency Virus: HIV)への感染が明らかになってから40年余りが経ちました。
感染された方の年齢があがるに従い、新たな病気が問題になって参りました。
その一つが『がん』です。
以前は、『がん』として最も多いのはC型肝炎ウイルス(Hepatitis C Virus: HCV)による『肝臓がん』でした。しかし最近は『肝臓がん以外のがん』にかかられる方も報告されています。
『肝臓がん』も含めた『がん』の対策を行うために、厚生労働省の研究班が2021年春に発足しました。研究班では、がんの早期発見・早期治療などいろいろな情報をお伝えしたいと考えております。このホームページが皆様のお役に立つことを願っております。