日本外科代謝栄養学会第63回学術集会

MENU OPEN

ご挨拶

日本外科代謝栄養学会第63回学術集会
会長 海堀 昌樹
関西医科大学 肝臓外科学講座 教授

謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、日本外科代謝栄養学会第63回学術集会を、2026年7月30日(木)・31日(金)の両日、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催いたします。会長は、関西医科大学 肝臓外科学講座 教授 海堀昌樹が務めます。本学術集会では、「外科学は手術のみにあらず、代謝栄養こそ真髄である」をテーマに掲げました。外科手技や周術期管理の進歩により手術の安全性は大きく向上した一方で、高齢化や併存疾患の増加により、予期せぬ合併症に直面する症例も増加しています。こうした状況において、術前・術後を通じた代謝調整や栄養管理が、合併症の抑制やQOLの維持において極めて重要であることが、近年あらためて注目されています。さらに近年では、化学療法や放射線療法といった集学的治療を支える「支持療法」としての栄養介入の意義にも関心が高まっており、本学術集会では、がん治療全体を見据えた栄養支援の在り方について、多角的かつ実践的な議論を行う予定です。
 また本会では、特別講演、教育講演、シンポジウム、一般演題などを通じ、チーム医療の視点から栄養管理の重要性を再確認し、多職種連携の実際に迫るプログラムを展開する予定です。さらに今回は、アジア外科代謝栄養学会(ASSMN2026)および第32回 侵襲とサイトカイン研究会との合同開催となり、国内外からの幅広い参加者による活発な学術交流が見込まれております。
末筆ながら、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

謹白
2025年7月吉日

このサイトについて|Copyright © 日本外科代謝栄養学会第63回学術集会 All Rights Reserved.