日本区域麻酔学会第12回学術集会

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ご挨拶

日本区域麻酔学会第12回学術集会
大会長  照井 克生
埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科 教授

 日本区域麻酔学会 第12回学術集会長を務めます、埼玉医科大学総合医療センター産科麻酔科の照井克生と申します。本学術集会が目指すところを一言ご挨拶申し上げます。
 一般社団法人日本区域麻酔学会は、区域麻酔および局所麻酔の進歩と普及をはかり、臨床・教育・研究面における向上に寄与することを目的とし、国内外でこの分野の指導的な役割を果たすことを目指して設立されました。区域麻酔及び局所麻酔は、手術麻酔の主要な手技であることはもとより、ペインクリニックや産科麻酔においても重要な麻酔法であり鎮痛法です。本学会は設立以来、検定試験や認定制度を開始し、ガイドライン作成や海外学会との交流を進めてまいりました。産科麻酔を専門とする私が本学会の学術集会長を拝命したことを大変光栄に存じます。
 第12回学術集会のテーマは、「これからの区域麻酔を語ろう―患者・医療者・社会の三方よし」としました。江戸時代から明治にかけて全国を回り、ある総合商社の礎ともなった近江商人は、「売り手によし、買い手によし、世間によし」を示す「三方よし」を信念に商いをしていました。本学術集会事務局長の鈴木俊成准教授はこの言葉を座右の銘としており、本学術集会のテーマに採用し、ポスターにもデザインしました。本学術集会を通じて、現在と将来の患者およびその家族のために、区域麻酔に関する臨床と教育と研究を発展させることに加えて、医療者の満足と成長、医療安全の向上を目指し、ひいては社会全体の福祉に貢献することを学術集会として目指します。具体的には、行政や政策、医療経済に関する講演に加えて、ハンズオンセミナー、認定講習、教育講演やシンポジウムを企画しています。
 学術集会の会期は、令和7(2025)年4月18日(金)・19日(土)です。前日に評議員会や各種委員会を、20日(日)にはJ-RACE試験を行います。会場は、大宮駅近くのソニックシティです。大宮駅は東日本のすべての新幹線が通ります。東京駅からは在来線で36分、羽田空港からは空港バスで100分と、全国からお越しいただくのに便利な場所です。
 本学術集会が参加される皆様にとって楽しく有意義なものとなりますよう、埼玉医科大学を挙げて努めて参ります。多くの皆様のご参加と活発な交流をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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