第20回日本病理学会カンファレンス

世話人挨拶

 第20回日本病理学会カンファレンスにようこそ

第20回日本病理学会カンファレンス
世話人 二口 充
(山形大学医学部病理学講座)

2024年7月26日金曜日、27日土曜日に山形テルサアプローズにて、第20回病理学会カンファレンスを開催いたします。昨年の本カンファレンスは函館において合宿形式が復活し、久々に熱い議論が交わされたことは記憶に新しいかと思います。今年は、山形において完全対面形式で開催することで、発表者や参加者の熱量が山形の風景や食べ物と結びついた結果、このカンファレンスが、参加された皆様の記憶に残るものとなれば幸いです。

今回のカンファレンスのテーマは「相乗効果を創出する病理学ー腫瘍間質相互作用に学ぶー」としました。本カンファレンスにおいて、自分とは異なる専門性を持つ方々との「相互作用」の重要性を強調したいと考えています。単一な視点に比べ異なる視点から多角的で俯瞰的な視点を持つことで得られる情報は、相乗的な効果が得られると信じています。腫瘍細胞は間質細胞と相互作用することで、相乗的な作用により力強く増殖することが知られています。我々は、この腫瘍間質相互作用による相乗効果に学び、我々と新しい概念・新技術の専門家との相互作用に加え、若手とシニア、基礎と臨床の相互作用により相乗効果が得られ、力強く研究を推進できると確信しています。本カンファレンスでは、、病理医や病理研究者が虚心坦懐にお互いの意見を聞き、それぞれの専門的な知識を統合・補完させることが、診断、研究および教育のレベルを向上できると信じています。

今回は参加者全員が個室で御宿泊いただけます。また、お子様と一緒に学会会場内にお入りいただくことが可能です。お子様にも参加証をご準備いたします。なお学会中は親子休憩室および託児所をご利用することも可能です。利用方法等はHPをご確認ください。なお今回はお子様と一緒に宿泊していただけます
ぜひ第20回病理学会カンファレンスにご参加いただき、ご自身の中で、相互作用による相乗効果を得られるきっかけになれば幸いです。

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