連載コラム 仙台に来る前に知っておきたい学会場周辺のトリビア
その7 クマが出没する大学キャンパス!?
第70回会場は、周りを取り囲むように広瀬川が流れており川内(かわうち)という地名になっています。広瀬川は100万都市の中を流れる川としては珍しく川岸まで山が迫って自然が残りアユが釣れるほどの清流です。
学会場の山側には広大な東北大学のメインキャンパスが広がり、学会場に近い部分を川内キャンパス、その上を青葉山キャンパス、さらに奥を新青葉山キャンパスと呼びます。特に新青葉山キャンパスはゴルフ場を購入して昨年からキャンパスとして使い始めたばかりで、緑の美しさと広さに圧倒されます。キャンパス内には三つの地下鉄駅(国際センター駅、川内駅、青葉山駅)が設置され、東北大学関係者は“地下鉄東西線”を“地下鉄東北大線”と冗談で呼びます。
あまりに広大で自然豊かなせいか、キャンパス内で野生のカモシカやリスを見かけることがあり、初めて東北大学のキャンパスに迷い込んだ一般の方は「山だと思ったら大学だった」と感想を漏らします。一方で、全国・全世界から集まる東北大学の学生や教員は「大学だと思ったら山だった」と感じています。
さらには、野生のクマもキャンパスにたびたび出没します。そのためキャンパス内のあちこちで“クマ注意”の看板(写真)を見かけますし、部局によっては“クマ出没情報”をWEB上で流しています。
学内のクマ注意警報例 【注意喚起】クマ目撃情報(東北大学 大学院理学研究科・理学部HP)
学術講演会会場の選定条件には入っていないので応募書類では何も触れませんでしたが、学会場からちょっと歩くだけで野生のクマに会えるかもしれない・・・そんな会場は学会場として不適でしょうか?もしわかっていたら理事会が仙台開催を認めたかどうか・・・怖くて理事長には話せません。 文責 八重樫
カメラマン みゆき
学会場の山側には広大な東北大学のメインキャンパスが広がり、学会場に近い部分を川内キャンパス、その上を青葉山キャンパス、さらに奥を新青葉山キャンパスと呼びます。特に新青葉山キャンパスはゴルフ場を購入して昨年からキャンパスとして使い始めたばかりで、緑の美しさと広さに圧倒されます。キャンパス内には三つの地下鉄駅(国際センター駅、川内駅、青葉山駅)が設置され、東北大学関係者は“地下鉄東西線”を“地下鉄東北大線”と冗談で呼びます。
あまりに広大で自然豊かなせいか、キャンパス内で野生のカモシカやリスを見かけることがあり、初めて東北大学のキャンパスに迷い込んだ一般の方は「山だと思ったら大学だった」と感想を漏らします。一方で、全国・全世界から集まる東北大学の学生や教員は「大学だと思ったら山だった」と感じています。
さらには、野生のクマもキャンパスにたびたび出没します。そのためキャンパス内のあちこちで“クマ注意”の看板(写真)を見かけますし、部局によっては“クマ出没情報”をWEB上で流しています。
学内のクマ注意警報例 【注意喚起】クマ目撃情報(東北大学 大学院理学研究科・理学部HP)
学術講演会会場の選定条件には入っていないので応募書類では何も触れませんでしたが、学会場からちょっと歩くだけで野生のクマに会えるかもしれない・・・そんな会場は学会場として不適でしょうか?もしわかっていたら理事会が仙台開催を認めたかどうか・・・怖くて理事長には話せません。 文責 八重樫
カメラマン みゆき