第113回日本美容外科学会

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学会長挨拶

第113回日本美容外科学会(JSAS)
会長 廣比利次

第113回日本美容外科学会(JSAS)の大会長を拝命しました廣比利次(ヒロヒトシツグ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

日程は2025年5月28(水)~30日(金)、会場はThe Okura Tokyo(旧ホテルオークラ東京)です。
これまで本会は2日間でしたが、近年、美容外科、美容皮膚科および美容内科分野における新しい治療法が増えてきており、学ぶべき内容もより多岐にわたるようになったため、JSASでは初の3日間開催といたします。

さて本会のテーマは、『To Be The Best  ―知の旅に終わりなしー』とさせていただきました。
美容医療の本質は言うまでもなく、“患者様に最高の治療を施し、最大の満足度を与える”ことです。そのため我々には多くの学びが必要です。
ドイツの初代宰相ビスマルクの言葉を胸に刻んでいただきたいと思います。
『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』
医療の進歩は、先人の知恵と、経験の積み重ねの上に成り立っています。そして学会は、著名な先生方のさまざまな知恵と経験を学ぶことができる数少ない機会といえます。
座学ももちろん重要ではありますが、美容的な施術のためには、机上では身に付かない実践的な手技を学ぶ必要があります。私自身も、熟練した外科医の手術を見学させていただきながら多くのことを学び、現在の自分を作り上げてきたことを強く実感しております。その経験を踏まえて、本会では、厳選させていただいた著名な医師にご登壇いただき、若手や中堅ドクターにとって「今後の医師人生としての礎」となるような実践的な手技(ライブやビデオ)、講演を披露していただくことをミッションと考えております。

ご存じのように昨今の美容医療業界は、新規参入の美容外科医や皮膚科医が急激に増加しており、今後さらに競争が激化すると予想されます。
InstagramやYouTubeをはじめとするSNS集客に力を使いすぎて、本来必要な学びをおざなりにすることは本末転倒です。この過当競争を勝ち抜くために最も重要な要素は、見せかけではない確かな技術と知識であると断言できます。

JSAS会員には、勤務医のみならず開業医の先生も多くいらっしゃいます。「3日間も休んでいられないよ」という声も聞こえてきそうですが、そのような声を吹き飛ばすような魅力的なプログラムを企画しております。私自身が得意ではない非外科的分野のプログラムについては、副会長の今泉明子先生、西川礼華先生にご協力いただき、充実した内容となるよう努めております。
現時点ではまだ詳細はお伝えできませんが、日本の医学会史上初の企画も着々と進行しております。参加されなかった先生方が後々まで悔やむような後世に語り継がれる学会の実現に向けて鋭意努力しております。
『To Be The Best』、究極を極めるために皆様には大いに学んでいただき、その学びをもとに日本の美容医療の発展に深く貢献していただきたいと存じます。
多くの先生方のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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