このたび、第81回日本矯正歯科学会学術大会を大阪で開催させていただくことになりました。大変光栄に存じますとともに、このような機会を与えてくださいました森山啓司前理事長、ならびに齋藤功理事長をはじめ本会会員および関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

会期を2022年10月5日(水)〜10月7日(金)とし、大阪国際会議場にて開催させていただきます。また、第9回日韓ジョイントシンポジウムも併催させていただきます。
　
今大会のではメインテーマを 「安心・安全な矯正歯科治療を求めて〜COVID-19とともに歩む〜」としました。近年矯正臨床における技術革新、科学と医療の目覚ましい進歩の中で、もう一度、専門医療としての正しい知識とフィロソフィーに基づく、安心・安全な矯正歯科治療を提供するために、どのような方向に我々が向かっていくべきなのかを議論する大会になれば幸いです。
　
また前回大会に引き続き、新型コロナウイルス感染症に対する対応を十分考慮して皆様が安心して本大会にご参加いただけるよう努めております。
　
特別講演ではその新型コロナウイルスの現在の状況について大阪大学の忽那賢志教授にご講演いただきます。また教育講演では南カリフォルニア大学のGlenn T.Sameshima先生をお招きし、矯正歯科治療における歯根吸収についての最新情報をお話しいただきます。その他、歯科矯正用アンカースクリュー、リンガルブラケット矯正法、矯正治療と顎関節症、歯科再生治療について、それぞれの分野の最前線でご活躍中の魅力的な講演者をお招きしております。また他にも生涯研修セミナー、スタッフ&ドクターセミナー、サテライトセミナー等の準備を進めております。
　
大阪には日本を代表する有名なランドマークや繁華街等、個性的な観光スポットがたくさんあります。また海山の食材が豊富に集まり、様々な食の味覚を楽しむことができます。この機会に大阪のご滞在もお楽しみいただければ幸いです。

　
このまま新型コロナウイルスが落ち着き、会員の皆様に、現地でお会いできることを心よりお待ちいたしております。