ご挨拶

宮崎雅雄

2026年度 日本味と匂学会第60回大会

大会長 宮崎雅雄

(岩手大学農学部)

2026年度の日本味と匂学会第60回大会は、岩手県盛岡市にて開催いたします。盛岡での開催は、2005年に北田泰之先生が大会長を務められた第39回大会以来、21年ぶりとなります。第60回という節目の大会を盛岡の地で開催できますことを、大会運営委員一同、大変光栄に存じます。

本大会では、嗅覚・味覚をテーマとした従来のシンポジウムに加え、さまざまな企画を準備しております。特に嗅覚・味覚のシンポジウムでは、オーガナイザーによる依頼講演だけでなく、一般演題として応募されたポスター発表の中からも数題を選び、口頭発表の機会を設ける予定です。多様な立場や研究領域から成果を持ち寄り、会員の皆様の間で活発な議論が生まれる大会となるよう準備を進めております。

また、2028年のISOT開催を見据え、例年どおり英語によるシンポジウムも充実させる予定です。Young Scientist Symposium、Asian International Symposiumをはじめ、国内外の研究者による多彩な発表を通じて、国際的な学術交流のさらなる発展を目指します。
海外からは、ボツワナにおいて長年にわたりイヌ科およびネコ科の野生動物の化学コミュニケーションを研究されてきたPeter Apps博士をお招きする予定です。Peter Apps博士は、肉食獣から家畜を保護するための研究にも取り組まれており、その知見は、近年、岩手県をはじめ全国各地で深刻な課題となっているクマ被害への対策を考えるうえでも示唆に富むものと期待されます。本大会での議論が、化学感覚研究の発展にとどまらず、人と野生動物との共存に向けた新たな視点につながれば、なお幸いです。

最終日には、同時期に盛岡で開催される日本哺乳類学会との合同による市民公開講座を予定しております。両学会から、研究者の皆様だけでなく一般の皆様にも関心を持っていただける演題をそろえ、化学感覚研究および動物研究の魅力を広く発信する場にしたいと考えております。

本大会が開催される時期の盛岡は、猛暑も落ち着き、比較的過ごしやすい季節です。研究発表や討論を通じた学術交流はもちろんのこと、城下町としての風情を残す街並み、豊かな自然、そして盛岡ならではの食文化にも触れていただき、ぜひ「盛岡の味とにおい」を存分に堪能していただければ幸いです。

第60回という節目にふさわしい実りある大会となるよう、大会運営委員一同、準備を進めてまいります。皆様の盛岡へのご参加を、心よりお待ちしております。

大会組織委員会
岩田哲郎(東京科学大学)
上野山怜子(岩手大学)
小坂田拓哉(東京科学大学)
川端二功(弘前大学)
島崎伸子(岩手医科大学)
高井信吾(京都府立大学)
中牟田祥子(岩手大学)
中牟田信明(岩手大学)
新村芳人(宮崎大学)
福谷洋介(東京農工大学)
福田七穂(新潟大学)
宮崎雅雄(岩手大学)(大会長)
若林篤光(岩手大学)

日本味と匂い学会 バナー

大会事務局および連絡先

日本味と匂学会第60回大会事務局
〒020-8550 岩手県盛岡市上田3-18-8
岩手大学農学部生命科学科 分子生体機能学研究室
E-mail:iwate.biomol@gmail.com
※大会事務局へのご質問等は E-mail にてお願いいたします。
大会に関する詳細はホームページを通じてご案内いたします。

入会・異動に関するお問い合わせ

日本味と匂学会事務局
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
東京大学 大学院農学生命科学研究科
応用生命化学専攻 生物化学研究室
E-mail:jasts@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
URL:https://jasts.com/

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