第36回日本国際保健医療学会学術大会

会長挨拶

新型コロナウイルス感染症の流行により私たちの生活は一変しました。いつ終息するかまだ見通せませんが、以前と同様の生活が待ち遠しい一方、社会の劇的な変化に私たちはすでに適応しつつあるようにも思います。保健医療の分野においては、今後の国際協力のあり方を議論する時機にあると思います。

そこで、本学術大会のテーマを「パンデミック後の持続可能な保健医療に向けた国際協力」としました。SDGs(持続可能な開発目標)に掲げられた目標を達成するため、今後の保健医療分野の国際協力はどうあるべきか、是非皆様のお考えを述べていただきたいと思います。

研究や実践活動の成果あるいは今後の計画などを積極的に発表いただき、お互いに意見を出し合うような学術大会にしたいと思います。もちろん、パンデミック後に関する発表だけでなく、パンデミックでのご経験にもとづく発表も歓迎いたします。

オンライン開催となりますが、熱い議論を行っていただける学術大会を目指します。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

第36回日本国際保健医療学会学術大会 大会長
西 信雄
(医薬基盤・健康・栄養研究所)

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