Kimochi sensing

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研究の概要

言葉はもちろん、表情や発声でも気持を伝えられない重度の障害を持つ児童(以下、重症児)の気持を察することは容易ではありません。一見、表情に乏しく、感情がないように見える重症児でも、普段から接している親御さんや学校の先生方から見れば、「楽しそうだね」「怒っているね」と、気持を察することができます。このような気持を読み解く鍵がわかれば、第三者はもとより、親御さんや先生方にとっても、コミュニケーションを深めることができるはずです。


この研究では、重症児の気持を読み解く3つの鍵を想定しています。1つ目の鍵は、重症児が出すわずかなサインも見逃さない「生体信号記録」です。2つ目の鍵は、どのような時にサインが出るのかを把握する「行動記録」です。そして、3つめの鍵は、生体信号記録のデータと行動記録のデータの突き合わせから気持を識別する「認識・識別システム」です。はやりの言葉で言えば、『AIを駆使して気持を探る』ということになります。

 

保護者様へ:参加について話しをしませんか?

 私たちはこの研究プロジェクトにご参加いただける子どもたちを募集しています。実際にコミュニケーションに困っている方のご協力なしには、この問題の解決に向けた機器開発は望めません。

 

 ご協力いただく方は、普段のコミュニケーションの様子を観察させていただいたり、感情の動きを探るために装着型のセンサーを身につけていただきます。ご両親様にもお子様の気持ちについてのアンケートにご協力いただきます。これにより、本手法で気持の推測が可能かを確かめていきます。1回の調査には約2時間かかります。協力者様には、調査の度に謝金が支払われます。参加の方法や研究の詳細についてはこの研究の担当者にお尋ね下さい。