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医局員の声Voice of members


松澤 幸正

東京大学大学院 医学系研究科 博士課程1年目
東京大学医科学研究所附属病院 感染免疫内科 医員
平成22年 昭和大学医学部医学科卒業
平成23年 入局

 時が経つのは早いもので、私が泌尿器科学教室に入局して、5年近く経とうとしています。初期臨床研修も東京大学医学部附属病院で行いましたが、実はその当時は泌尿器科医になることは考えておりませんでした。外科系の選択期間にて、泌尿器科を1ヶ月半経験した際に、本間教授を初めとする先生方の「臨床でわからないことを、研究して皆で解明していこう」という精神に強く心打たれ、是非ともその一員になりたいと思ったのがきっかけとなります。

 関連病院においても、熱心で優秀な先生方が集まっており、4年目より私が勤務していた同愛記念病院も素晴らしい職場でした。腎尿管結石、ロボット支援下手術を含めた癌治療、内分泌疾患など、数多くの患者さんが病院を訪れます。勿論、機器や設備も整っておりますが、何よりも先生方の熱心さや人柄に惹かれるのではないかと思います。その一員として、約3年もの間働くことが出来たこと、とても嬉しく思っております。

 本年より、大学院生となりましたが、自分の泌尿器科での専門領域として感染症分野を意識し、7年目としての1年間は東京大学医科学研究所附属病院 感染免疫内科にて勤務しております。またその中で、毎週金曜日には、東京大学医学部附属病院にて初診外来を、毎週火曜日には、同愛記念病院にて手術を行っております。先駆者が中々いない道程で困難もありますが、非常に充実した日々を送っております。

 当医局に入れたこと、泌尿器科を選択したこと、本当に良かったと思っております。学生時代や研修医の時期は、科の選択や、医師としてのキャリアプランについて、迷う時期が多々あるかと思いますが、「どの分野に行ったとしても、自分のやりたいことは必ず見つかる」、私はそう信じております。ただ自分のやりたいことが見つかったとき、応援し、サポートしてくれるスタッフが周りにいるかどうか、それは重要なことです。是非、我々の医局に来て、自分の肌で感じていただければと思います。そして、泌尿器科医として、一緒に働くことが出来れば、とても幸せに思います。