トップページ >  医局員募集トップ >  よくある質問

よくある質問Question & Answer


Q. 毎年、何人くらい入局しますか?

A. ここ5年くらいは5~10人前後の先生方が入局されています。研修医制度が導入された後は、全国的に大学への入局者が減少する傾向にあるようですが、東京大学への入局希望者は比較的多いと思われます。


Q. 定員はありますか?

A. 特に設けていませんが、大学での研修の枠には制限がありますので、あまり希望者が多いと十分な指導ができない可能性があります。入局を希望される場合は、なるべく早く申し出て頂けるとありがたいです。


Q. 医局員の出身大学は主にどこですか?

A. 過去5年間の入局者38名の卒業大学は、東京大:6名、昭和大、金沢大:各3名、大阪市立大、聖マリアンナ医大、鹿児島大、浜松医大、愛媛大:各2名、日本大、富山大、秋田大、関西医大、山梨大、千葉大、和歌山県立医大、福岡大、東京女子医大、横浜市立大、北里大、筑波大、三重大、山形大、新潟大、帝京大:各1名でした。 他大学の出身者の方が多く、出身大学も多様であることがお分かり頂けると思います。出身大学による処遇の違いもありません。


Q. 女性の入局者はいますか?

A. ここ5年では8名(21%)が女性でした。女性の泌尿器科医は全国的に増加しており、かつての女性が敬遠する科というイメージは、薄らいでいるようです。 結婚・出産に対しても配慮しており、平成21年以降9名の方が出産し、職場復帰しています。


Q. 研修は大学で行うのですが、それとも関連病院ですか?

A. 近年は1年目の研修を関連病院、2年目の研修を大学で行って頂くことが多くなっています。大学の定員を超える入局者があった場合は、研修期間の調整を行い、研修期間のどこかで大学勤務ができるように配慮しています。


Q. 大学での身分はどうなりますか?

A. 定員の範囲で助教として採用します。定員を超えた場合は特任臨床医となります。卒後3年目で助教になれる大学は稀で、身分的には恵まれています。


Q. 関連病院の研修体制はどうなっていますか?

A. 東京大学の関連病院には都内の有名病院が連なっています(臨床研修を参照)。また、ほとんどの場合正規職員として採用されています。そのため、通勤の比較的便利な範囲で、研修に必要な臨床経験を積むことが可能です。


Q. 研修のプログラムはありますか?

A. 日本泌尿器科学会のカリキュラムに準じたプログラムを提供しています。臨床研修の項をご覧ください。定期的に教授との1対1での面談があり、プログラムの達成について直接相談が可能です。


Q. 研修終了後はどうなるのでしょうか?

A. 専門医を取得した後は、ほとんどの先生方が医局に留まり、大学病院や関連病院で引き続き臨床や研究に従事します。日本泌尿器科学会認定指導医(専門医取得後5年程度で取得)となる頃に、臨床を主体とするか、研究も並行して行うか、について決まっていくようです。


Q. 泌尿器科で開業することは難しいのでしょうか?

A. 他の科と比べて、泌尿器科の開業が難しいということはありません。30名以上の医局の同門の先生方が、開業医として現在活躍されています。社会の高齢化に伴い泌尿器科の開業医の重要性は一段と高まっており、需要も増加するものと思われます。


Q. 関連病院の医長を目指しているのですが、可能でしょうか?

A. 前述のように、当医局は都内に多数の関連病院を擁しています。指導医となって更に臨床経験を積んだ場合には、それらの病院の医長に推挙されることが多いです。医長となると、その病院での泌尿器科診療の責任者となるばかりでなく、部下の医師や学生の教育・指導にも従事します。


Q. 研究をしたい場合はどうなるのでしょうか?

A. 研修期間は、症例報告などの臨床研究が大切です。そのような経験を通じて、自分なりの研究テーマが生まれてきますので、それに沿った指導者を選ぶことになります。医局ではできないレベルの研究は、東京大学の他の先端的な研究施設にて、共同研究が可能です。


Q. 研究のためには大学院に進学しなくてはならないのでしょうか?

A. より深い研究を行う希望をお持ちであれば、大学院進学を勧めます。専門医資格を取得する前後(卒後6年程度)に受験する場合が多いようです。大学院は4年間ですが、その間に臨床を継続したい場合は、うち2年程度臨床に従事することも可能です。また、生活資金はアルバイトなどで十分賄えます。


Q. 大学院に進学しないでは研究できないのでしょうか?

A. 大学院に行かずに研究をしている医師はたくさんいます。大学院に行かずに留学することも可能ですし、研究成果が上がれば博士号を取得することもできます。大学に勤務する医師には、なるべく研究のための時間が持てるように工夫しています。


Q. 研究には余り興味がないのですが、それでもよいのでしょうか?

A. 専門医を取得するまでは、教育の一環として、英文論文の抄読や学会報告・論文発表を行ってもらいます。それ以降に研究活動を継続するか否かは、個人の希望に拠っています。ただし、大学病院の勤務医や大病院の医長を希望する場合は、ある程度以上の研究成果(臨床研究でもよい)が、病院から要求されます。


Q. 腹腔鏡手術の資格試験があると聞きましたが、それが取得できる環境ですか?

A. 十分に可能な環境です。東大病院では、副腎、腎臓の腹腔鏡手術を標準的に行っており、認定医を毎年生み出しています。ただし、一般の開腹手術を会得した後に腹腔鏡手術に取り組むことになりますので、それは専門医取得後となるでしょう。


Q. ロボット支援手術を習得したいのですが?

A. ロボット支援手術は2012年4月より前立腺全摘除術、2016年4月より腎部分切除術に対して保険適応となっています。その後、泌尿器科領域では非常に早く臨床応用が進んでいます。これからの泌尿器外科医はロボット手術ができないと務まらないと思われます。東大病院ではいち早くロボットを導入して順調に症例を重ねています。これも専門医取得後とはなりますが、なるべく若い時からロボット手術に親しんでもらい、できるだけ早く手術手技を習得できるように便宜を図っています。


Q. キャリアパス(進路)としてどのようなものがあるか、まとめて下さいますか?

A. 入局後は、まず専門医の資格を取るまでの4年間程度関連病院で臨床経験を積みます。これはどのようなパスであろうと、泌尿器科医になる場合は必須です。その後は、研究に興味のある方は大学院・留学等で研究し教職(大学病院の医師)を目指します。研究に興味がなく臨床をやりたい方は、臨床技能の向上に励み、関連病院の医長を目指します。より患者さんに近い診療を望み、開業医を目指す場合もあります。


Q. どのキャリアパスを取るかはどのようにして決まるのでしょうか?

A. パスは自分で選ぶものです。誰かに決めてもらうものではありません。ただ、希望しても選べないことはあります。大まかにいえば、臨床の力、研究の力、人間の力の3つの能力が求められます。教職を目指すには研究の力が必要となります。関連病院の医長や開業医になるには臨床の力が必要です。しかし、どのパスを選ぶ際にも、人間の力が基本として必要とされるでしょう。例えば、協調性がある、感情的にならない、信頼される、責任感がある、などの素養です。


Q. 大学に入局しなくても一般病院で研修して専門医になれます。入局するメリットは何でしょうか?

A. 効率的な教育、多彩な進路の選択枝、豊かな人脈などが得られることがメリットです。一般病院でも研修はできますが、指導者の数も臨床経験も限られます。大病院への転職は容易ではありませんし、研究や留学の機会にも恵まれません。入局すると、病院間の異動は容易で、研究や留学の機会も得られます。また、多様な先輩・同輩・後輩との交流から多くの刺激が得られ、人間の力の形成にも有用です。


Q. 最後に、東大泌尿器科の医局の良いところを端的に教えてください

A. 以下のような点です。しかし、何より良いのは、自由と寛容の精神に則り、医局の運営がなされていることです。少人数の医局にありがちな、窮屈な圧迫感はなく、個人の希望を尊重する余裕と雰囲気があります。ぜひ、見学に来てください。

〇 多数の医局員や同門医師がいること
〇 診療・研究・教育体制が充実していること
〇 先進的な医療に取り組んでいること
〇 都内に有力な関連病院が多数あること
〇 安定した身分で研修できること
〇 能力に応じた役職があること
〇 研究を支援する環境に恵まれていること