日本間質性膀胱炎研究会

第26回日本間質性膀胱炎研究会

大会長挨拶

このたび、第26回日本間質性膀胱炎研究会を、2027年1月31日に東京で開催する運びとなりました。
全国から多くの先生方にご参加いただけますことを、心より願っております。

今回のテーマは、「膀胱とその先へ」といたしました。近年、間質性膀胱炎・膀胱痛症候群の診療において最も患者を困窮させる症状は疼痛や不快感であり、その原因がどこにあるのか、膀胱を主体とした“Bladder-centric”、また膀胱以外の要因である“Beyond the bladder”という概念が盛んに議論されています。

疼痛性疾患は非常に奥が深く、臓器の器質的異常のみならず、疼痛に関連する末梢神経や中枢神経、さらには社会的・心理的要因など、さまざまな要素が複雑に関与することが知られています。そのため本疾患に携わる私たちにも、膀胱のみに着目するのではなく、膀胱の「その先」までを見据えた対応が求められています。近年、薬物療法やAIを活用した診断技術は進歩していますが、難治性疼痛に対する治療はいまだ発展途上であり泌尿器科以外の診療科やコメディカルとも連携し、全人的なアプローチを行うことが必要です。

本研究会では、基礎から臨床までの最新の知見を共有し、活発な議論を通じて、難治性IC/BPSの診療の方向性を見いだす場にしたいと考えております。その一環として、今回は難治性の陰部痛について婦人科領域のエキスパートの先生にもご講演いただき、診療科の垣根を越えて知見を深める機会にできればと考えております。

開催地の品川は、陸路では新幹線、空路では羽田空港、さらには海路では竹芝桟橋からもアクセスしやすい、東京有数の交通の要衝です。将来、リニア中央新幹線が開業すれば、名実ともに真の「東京の玄関口」となる街でもあります。全国各地からお越しいただく先生方が、日曜日の夜にはご家族との団らんに間に合うよう、余裕を持って帰路につけるプログラムを組みました。土曜日の夜は東京を楽しんで英気を養っていただき、翌朝の研究会での活発な議論の糧としていただければと思います。全国から多くの先生方にご参加いただけますことを、心よりお待ち申し上げております。皆様のご支援とご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。

新美 文彩
東京大学大学院医学系研究科泌尿器科

このページのトップへ戻る