大統領の異常な愛情
Mr. President or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Vaccines

FDAワクチン部門の2トップ逃亡が意味すること。片や訟務対応能力ゼロの能天気集団
反大統領感情=反ワクチン感情

米国の政界に新しいスローガンが生まれた。「レッツゴー・ブランドン(がんばれ、ブランドン)」と いう言葉で、これをテーマにした楽曲がiTunesのヒップホップチャートで一時トップに立った。と言っても「ブランドン」という政治家を励ます表現では ない。実は、一部が放送禁止用語なので伏せ字にするが、「フ○○○・ジョー・バイデン(くたばれジョー・バイデン)」を意味する隠語のようなスローガンな のだ。(「木村太郎。米トレンドワードを解説「Let's Go, Brandon(がんばれブランドン)」って何? きっかけは“放送事故”」)

大統領の異常な愛情とアイヒマンになることを拒否したFDA幹部

Two Top F.D.A. Vaccine Regulators Are Set to Depart During a Crucial Period The New York Times  By Noah Weiland and Sharon LaFraniere Published Aug. 31, 2021 Updated Sept. 22, 2021
FDAワクチン部門の2トップが、重要な時期に退任 
この秋、FDAがコロナウイルスワクチンの小児への効能追加と追加接種(いわゆるブースター)について審査を行っている重要な時期に、当のワクチン部門 トップであるマリオン・グルーバー(Marion Grube)博士とフィリップ・クラウス(Philip Krause)博士が退任することが発表された。

ワシントン - 米国食品医薬品局(FDA)のワクチン部門のトップ2人が今秋に同局を去ることになり、12歳未満の子どもに対するコロナウイルスワクチンと一般人に対す るブースター接種を推奨するかどうかを決定する作業に支障をきたす可能性が出てきた。ワクチン部長であるマリオン・グルーバー博士が10月末に、副部長で あるフィリップ・クラウス博士が11月に退職することが、CBER(Center for Biologics Evaluation and Research生物製品評価研究センター)センター長であるピーター・マークス(Peter Marks)博士が8月31日の朝に職員に送った電子メールに記されている。その理由の1つとして、グルバー博士とクラウス博士は、バイデン政権が最近発 表した、成人は2回目の予防接種を受けてから8ヵ月後にコロナウイルスのブースター接種を受けるべきだという見解に憤慨していたことが挙げられている。

二人とも、まだブースター接種を提供することを正当化できるだけの十分なデータがあるとは考えていない。それにもかかわらず、バイデン大統領が報道発表でブースター接種の必要性を強調したことは、FDAに早くブースター・ショットを許可するよう政治的圧力をかけていると受け止めている。マークス博士は、FDAが次のリーダーを探している間、ワクチン事務局の所長代理を務めると述べた。また、FDAのスポークスマンであるステファニー・カコモ氏は、"重要な公衆衛生業務を継続するために、スタッフの専門知識と能力に自信を持っている "と述べた。

通常ワクチンの評価は十分な経験と専門性のある科学者が主導し、FDAの責任において独自のスケジュールで行われる。ところが今回の大統領府の報道発表 は、FDAが最初にブースター接種を承認しなければならないという但し書きを含んでいた。これがFDAの独立性を損なうものだと考える公衆衛生専門家もい る。ホワイトハウスは、1月にバイデン氏が就任して以来、FDAの活動に影響を与えないことを強調してきた。また、外部の専門家の中には、今回の追加接種 計画は時期尚早であるとする意見もある。これまでのデータでは、ファイザー・バイオンテック社とモデナ社のワクチンは、デルタ型も含めて、重症化や入院に 対して十分に持ちこたえており、追加接種は、ワクチンがその基準を満たせなかった場合にのみ必要とされる、という意見もある。(以下略)

ワクチン主導の米FDA幹部2人、突然の辞任 ブースター接種承認の判断控え CNN 2021.09.01(抜粋)
状況に詳しい関係者はCNNに対し、FDAの内部にはワクチンに関する不満があったと打ち明けた。この関係者によれば、問題の一つは、CDCとその諮問委員会が、ワクチンに関してFDAの領域に割り込んできたことだった。

しかし最大の問題は、ブースター接種の目標を設定することで、ホワイトハウスが科学よりも先行し、「FDAが言うべきことについて早まった判断をしている」ことにあるようだ。突然の幹部辞任にFDA職員は不意を突かれた様子だった。

バ イデン大統領の側近はブースター接種開始の計画について、全面的にFDAとCDCの判断に基づくと強調している。しかし全てのデータが徹底検証される前 に、バイデン政権が早まった判断を公にしているとの懸念がある。特定の日付に結び付けた8月中旬の発表は、複数の政府保健当局者を困惑させた。

既に崩壊したブースター推進論とその主唱者
ブースター推進論者は新型コロナワクチン(*)は、8ヶ月で効き目がなくなると言っています。しかし既に4種類全てのワクチンがリアルワールドに入ってい てランダム化試験が不可能になっている以上、 ブースター推進論を裏付けるまともな試験結果が得られるわけがありません。さらに4回目の必要性と、もし必要だとすれば3回目の後の有効期間はどのくらい なのか?1週間なのか、1年なのか、永遠なのか、神のみぞ知ることです。なのに彼らは、あたかも3回目の有効性とその持続期間をともに確認したかのような 嘘を平気でついています。こんな狂った理論の先頭に立っているのが、ワクチンのことなど何も知らない、あと3週間足らずで79歳の誕生日を迎える病人です。できれば彼以外の適切な人物が大統領であってほしい。そう願いながらも果たせない。そこに合衆国民の最大の不幸があります。

総統地下壕化した大統領府(二人の閣下の共通点
ジョー・バイデンの病状については、既に大統領選挙前に説明済みです(ジョー・バイデンのパーキンソン病と認知機能障害)。彼が既に発症から10年あるいはそれ以上経っているパーキンソン病を患い公人としてまともなスピーチが出来ないほどの認知症に至っていることは、様々なメディアで確認できます。近年では
米大統領選@:失言のランボルギーニ 〜 密かに高まるジョー・バイデン不安 掲載日:2019年09月02日
●2021年6月に行われたG7(英国、コーンウォール)で、徘徊して一般市民のいるカフェに迷い混み、妻のジル・バイデンに連れ戻される大統領閣下Biden wanders around confused at G7 summit, crowd laughs
●そして上記の「Let's Go, Brandon」の末尾には「おりしも、バイデン大統領は内外に問題を抱えて支持率も急降下しており、今後ことあるごとに「レッツゴー・ブランドン」の声が上がることになりそうだ」

大統領の異常な愛情ワクチンと独立記念日へのこだわり
アフガニスタンからの撤退を独立記念日の7月4日までに完了することへの執拗な拘りのような強迫症状が、パーキンソン病に伴う認知症に基づく可能性は十分 あります。彼はまた、「ウイルスからの独立」と呼んだ接種率70%という目標達成も独立記念日と設定しました。それから3ヶ月経った現在(2021年11 月3日)でも、接種率は66%です(2回目57%、1回目9%)。これはG7中最下位です。それでも彼はなおもワクチンにこだわり、FDAの頭越しに3回目接種を決定しました。反大統領感情と反ワクチン感情の合体に恐れを成したワクチン部門のトップ二人が同時にFDAを飛び出してしまったというわけです。
    一方我が国では単位人口あたりの死者数が米国の1/16、たったの6.3%にも関わらず、米国を凌ぐ78%の接種率を達成してしまいました。それでも御役 人様達もお医者様達も、なぜか大いにご不満で、ブースター・プロパガンダを絶賛展開中という体たらく。訟務対応能力ゼロの能天気集団です在庫整理役は真っ平御免)。

薬害訴訟は米国では決して起こらない。しかし日本では必ず起こる既に起こっている
現在、ワクチン村からの逃亡をお考えになっている方々へ:当然、逃亡が遅れれば遅れるほど、訴訟に巻き込まれる確率は高くなります。これがbluffではないことを以下に解説します。被害が 世界に広がった薬害訴訟として有名なサリドマイドでも、血友病HIV/AIDS薬害ビジネス)でも、まともに裁判が行われたのは世界中で日本だけです。さらに注目すべきは、どちらの薬害事件でも実際には米国でも被害が出ていた(*)にもかかわらず、主犯のFDA自身がそのスキャンダルを徹底的 に隠蔽したきたことです。*サリドマイドでは少なくとも60人:The True Story of Thalidomide in the US(日本は309人)、血友病 HIV/AIDSに至っては8000人(当時の両国の単位人口当たりに換算すれば日本(1800人)の2.3倍)
サリドマイド:火元の会社は大繁盛: サリドマイドの場合には、当時の西ドイツ政府がなんと裁判所に干渉して製造販売会社のグリュネンタール社の刑事責任を免除させました。多数起こされた民事 訴訟についてもグリュネンタール社は一度も負けていません。全部和解に持ち込んだのです。さらにグリュネンタール社が被謝罪したのは被害発生から50年以 上経った2012年でした(サリドマイド問題における報道の検証)。現在グリュネンタール社は意気益々盛んです。2020年8月にはボストンに研究開発拠点を構えています(Grünenthal’s Boston Innovation Hub)。
米国の血友病HIV/AIDSはFDAが完全犯罪に成功薬害ビジネス
    今、ワクチン村は嵐の前の静けさを満喫しています。嵐がいつやってくるのかは誰にもわかりません。しかし必ずやってきます。日弁連がワクチン接種が始まる2ヶ月も前から丁重な警告書を発出しています(新型コロナウイルスワクチン接種に関する提言書)。そして厚労省はこともあろうにアビガン観察研究を未だに継続させ「国賠上等」とばかりに薬害被害者団体を挑発し続けています誰も責任を取らない仕組み)。G7でカナダに次いで2位の接種率は、真珠湾空襲に比肩する戦略的致命傷として後世に語り継がれることでしょう。

どちら様も日本が世界一の薬害訴訟大国であり、既にワクチン差し止め訴訟が起こっていること、それは蟻の一穴どころか、スターリングラードさながらの反転攻勢に他ならないことをお忘れなく反転攻勢は東京地裁から)。

FDAもコミナティを見放した
ワクチン終わりの始まり
新コロバブルの物語
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