米大統領2008;ハッカビーと肥満、糖尿病と健康政策

HuckaBee候補と糖尿病

2008-01-06

中絶反対の牧師の保守派というと、お先真っ暗なモンロー主義の大統領候補のように聞こえる。でも、米国の国内事情の一つ、医療改革に付いてハッカビー候補は個人的にも州知事としても施策を実施した事があるらしい。
いまは、信頼出来るビジネスパーソン風の抑制された容貌と体格だが、以前はリアルシチズンで日本の基準では著しい肥満であったらしい。
そんなおデブさんなら大統領選挙には立ち向かえなかったろうが、行動変容で肥満も2型糖尿病も解決したらしい。自らの治療経験をもとに範を垂れるというのは、今後の米国の健康政策を実施する上で、他の候補者には無い経験を積んでいると云えよう。

アーカンソー州知事だった当時5'11"feetで280lbだった(180cmで127kg、BMI 39.3)。ファーストフードが好きであった。両親も祖父母も肥満と糖尿病で亡くなっていた。しかし、貧しかったころの習慣、「そこにあるなら今食べないと次のご飯はないかも」という考え方が身に染みていた。
2003年に手のしびれ(糖尿病性神経障害)が現れ、孫の成長をみられないかも知れないという事に思い至り、行動変容のきっかけとなった。アーカンソー大学の肥満治療センターに行き、元々の摂取カロリー3,000kcalから医者のアドバイス1,600kcalではなく800kcalの食事療法に取り組んだ。40ポンド減らした所で、運動療法も取り入れ、2004年には105ポンド減らした。
その過程で、肥満と健康問題が重要な政策課題である事に気がつかされた。アーカンソー州は2001年の統計で脳卒中の死亡が全米1位、糖尿病関連死亡が全米8位であり、人口270万人のアーカンソー州でのメディケア加入者60万人が30億ドルもの予算を使い、その77%がタバコや肥満による慢性疾患に対する出費である事を知った。[CBN]

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