人(患者さん)を中心にした機器の開発
本研究室では、直接患者さんやスポーツ選手への治療の中から生じたアイデアにより、モノづくりを行っています。
●姿勢フィードバック
●肩関節夜間痛用サポータ
図は、本サポータにより夜間痛が軽減(VASが減少)、覚醒回数が減少、睡眠時間が増加していることを示します。
(神谷,太田:肩の夜間痛用サポーターの臨床応用と効果、総合リハビリテーション、2011;39(11):1103-1106より一部修正)
● 膝関節可動機能付きティルトテーブル(下腿関節運動支援用チルト台):株式会社KERとの共同開発
https://www.ker-jp.com/
research_and_development/
Rehabilitation.html
介助や見守りがあると歩ける方はたくさんいらっしゃいますが,人が横で付きっきりになる必要があります.そのため,医療機関でも多くの時間を歩行や荷重下の運動に充てることが難しい現状があります.運動は一定の時間(量)が必要です.そのような課題から本装置を開発しました.つまり,比較的長時間,その方にあった荷重負荷(傾斜の角度を変えることができる)の運動ができます.足踏み運動になるため体重を支える足は,筋活動が上ります.