ワクチンは効いてない:40代・50代重症化説はでっち上げ
「重症化を防ぐ」も真っ赤な嘘
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国
40代・50代重症化説はでっち上げ=「重症化を防ぐ」も真っ赤な嘘

40代・50代重症化説が真っ赤な嘘である動かぬ証拠は厚労省のホームページでリアルワールドデータとして公開されている。ここでは、重症化に対するワクチン接種の影響を検証するために、「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」のうち、2021年1月6日分同年8月11日分とを比較した。これらを比較対象とした理由は、第一にいずれもCOVID-19の流行時期で重症者も多かったこと、第二に1月がワクチン接種が開始前である一方、7月31日に2回接種が完了した65歳以上の高齢者は2675万人と、その年代の75%、少なくとも1回接種したのは3059万人で86%(*)となってから10日経過した8月11日の データであり、高齢者に対するワクチン接種の効果が検証できると考えたためである。(1回、2回接種率はともに世界一のシンガポール(1回77%、2回20%、2021/8/13現在)を上回る驚異的な高率である)。
 左の表は1月分と8月分のそれぞれから該当部分を抜き出して見やすくした表(クリックして拡大)である。何をか言わんやである。重症者率は40代(1回目接種率42%)では0.5%から0.3%へ4割減、50代(1回目接種率59%)では1.4%から0.7%と半減している。一方、ワクチンの恩恵を十分受けているはずの70代では半減に届かず、80代以上では3割減に留まっている。(40代、50代の接種率は、岐阜新聞の記事「若年層のワクチン接種に遅れ 岐阜県30代以下全国平均下回る」(2021年09月03日)掲載の表から8月31日時点の全国平均値を近似値とした)

以上より、下記のように結論できる。
40代・50代重症化説は厚労省が公開している事実に反するでっち上げである。
接種率が世界最高以上の水準(1回目で86%)に達した高齢者における重症者率の低下度が、それより接種率がはるかに低い40代(40%)、50代(60%)における低下度よりも劣っている事実は、ワクチンによる重症化抑制効果も否定している。

ワクチンによる重症化抑制は否定された→軽症者の激増=デルタ変異は弱毒化の証
高齢者とマスゴミが攻撃対象とする40-50代で重症者率の改善程度を比較すると、ワクチン接種率が極めて高い高齢者の方がむしろ改善効果が小さい。つまりワクチンが重症化を抑制するとは言えない。重症者率低下はワクチン接種率とは関係なく、40代から80代以上までのいずれの年代にも起こっている。これはワクチンの効果とは関係無い因子、つまり軽症者の激増により割り算の分母が大きくなったことによる。これすなわち流行中のデルタ変異株が弱毒株であることを意味する。この点は既に散々説明した。

集団免疫はもはや絵空事
言うまでもないことだが、オックスフォード大学ワクチングループ代表=AZワクチンの開発者である。
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集団免疫の達成は、デルタ株の流行によって「不可能だ」と英オックスフォード大学ワクチングループ代表が述べた。同大教授のアンドリュー・ポラード卿は8月10日、イギリスのコロナウイルス対策議員連盟の前で証言し、ワクチンで新型コロナの感染拡大が止まらなかったという事実は、集団免疫の基準値に達することがもはや「絵空事」であることを意味していると述べた。(中略)
    ポラード教授は「恐らく次に出現する変異株はワクチン接種者などの間でさらによく広がる形に進化するだろう」とし、「これは集団免疫を目指すワクチン接種政策を展開してはならないより大きな理由だ」と強調した。また彼は、「ブースターショット接種(3回目の追加接種)の決定は科学的研究に基づぐべきであり、その必要性は認められない。それよりも、ブースターショットのためのワクチンは1・2回目の接種さえきちんと行われていない他の国の脆弱な住民の接種に利用された方が良い」と主張した。(Delta variant renders herd immunity from Covid ‘mythical’ Head of Oxford Vaccine Group rules out overall immunity, but also questions need for booster jabs. Head of Oxford Vaccine Group rules out overall immunity, but also questions need for booster jabs. The Guardian August 2021)
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結論
1.40代・50代重症化説はエビデンスを欠くどころか、厚労省が公開しているリアルワールドデータに反するでっち上げに他ならない。
2.接種率が世界最高以上の水準に達した高齢者における重症者率の低下度が、接種率が低い40-50代における低下度よりも劣っていた事実は、ワクチンによる重症化抑制効果がなかったどころか、ワクチンが重症者率の改善に悪影響を与えた可能性を示している。そしてこのワクチンによる有害作用の可能性は接種後高齢者におけるCOVID-19による死亡率の上昇とも結びつく。
3.重症者率低下はワクチンによる重症化抑制効果ではなく軽症者の激増、すなわちウイルス弱毒化による相対的な効果である。このことはCOVID-19が季節性コロナウイルス感染症に移行しつつあることを示唆している。
4.集団免疫=感染抑制は絵空事とAZワクチンの開発者によって否定され、重症化抑制も厚労省が公開しているリアルワールドデータによって否定された。つまりベネフィットが認められないワクチンをリスクを冒してまで接種せよというマスゴミの醜悪な販促キャンペーンは、百害あって一利なし、ニュルンベルク綱領違反に他ならず、彼らがチンパンジー市民の最大の敵であることの何よりの証拠である。

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