西行の上を行く
    
    
    1996年 つひにゆく
    2002年 まだ生きている
    2006年 西行気取り
    
    2014年1月現在、まだまだ生きてるってんだから、しぶといもんです。そもそもこのホームページを始めたのが96年、私が不惑に達した年で、そ
    れから運良く惑い続けたとしても、あと10年あれば御の字と思っていたのが、18年ですからね。正直、ここまで粘るとは思いませんでした。西行が
    「ねがはくは・・」と歌ったのが死の10年ほど前ですから(*1)、その2倍近く図々しいことになります。ただし、彼の場合には実際に仏陀の命日である旧暦の二
      月一五日に死んだそうなので(!)、その図々しさにはとてもじゃないけど太刀打ちできません。(2014/2/20初出)
*1 西行が亡くなったのは,1190年2月16日.「願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ」自体がいつ詠まれたのかは明らかではないが,この歌が西行自撰と言われ,山家心中集が承安末年(1175)頃の成立と推定されていることから,自分の死の15年以上前に詠んでいたことになる.(2018/5/2追補)
    
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