ワクチンでも「報道しない自由」
今様アイヒマンとゲシュタポ気取り
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国
前書き:「報道しない自由」と11年
2010年1月、阿部泰雄弁護団長から北陵クリニック事件への意見書依頼が来てから11年半が過ぎました。この間、この明白なでっち上げを告発する我々の再審請求を、マスゴミは報道しない自由で徹底的に妨害してきました。彼らの手口は至って簡単です。公開されてはいても、普段市民が目にしない文書の中でも自分達の嘘がバレてしまうものについては徹底的に無視する。ただそれだけです。そうして裁判所、検察、警察、政治家、役人、そして彼らにすり寄って利権をむさぼる嘘つき村のような御用学者達に恩を売る。既に以前から新聞・テレビ依存症となっている国民の皆様には恩着せがましく「感染爆発」報道のようなゴミを売りつけてひたすら恐怖感を煽る。そして(年齢に関係無く)新聞・テレビに依存しない我々に反感を抱かせ社会を分断する。そうすれば自分達の嘘は決してバレることはないし、市民が一致団結してマスゴミを拒絶することもない。少なくともこれまではそうでした。
 それに対する私の対抗策も簡単です。彼らの嘘が明白になる文書(原則的に一次資料)をいつでも何処でも誰でも閲覧できるようにしておくことによって報道しない自由を無力化する。そうしてできあがったサイトが、「法的リテラシーとは?」 「原発リテラシー」 「薬害ビジネス」 「サリドマイド問題における報道の検証」 といったところです。実は他にもいろいろあるのですが、新コロどんちゃん騒ぎのおかげで本来の文筆活動が滞ってしまいました。しかし、こればかりは現在の我々の命がかかっていますから、等閑視しているわけにはいきません。

我々はただ了承しただけだ
マスゴミがAZワクチンについても「報道しない自由」を謳歌していることは『アストラゼネカワクチンの「秘密」』で書き終えたつもりだったのですが、まだ残っていました。それが左記の表(クリックで拡大)です。出典は英国の医薬品有害事象自発報告システムであるYellow Card reporting(2021/8/11付)で公開されているデータから、ファイザー、AZワクチン接種後の脳卒中頻度を比較したものです。
 この表を見て、誰がAZワクチンを受けたいと思うでしょうか?今年高齢者になった私でさえ逡巡します。一方分科会の偉い先生方(そのほとんどは40歳以上)は専門家だからこのデータを知っていた。そして自分は医療従事者であるがゆえにとっくにファイザーを済ました。だから分科会ではみんな安心してAZワクチン40歳以上対象を承認した。
 「ワクチンは任意だ。打ちたくなければ打たなくていい。でも今から打ちたいと言ってもAZしか残ってないぞ。全てお前達の自己責任だ。我々はただ了承しただけだ 結局あなた方にとって我々の人生なんかどうでもよかった。あなた方が自殺者の増加には目もくれなかった時点でわかっていたはずだったけど、ここまで露骨にやられるとまでは思っていませんでした。我々の不覚です。
(以下はただ私がしっかりデータを読んでいることをひけらかすためだけの注釈ですから、どうでもいいので飛ばしてください:分類不明の脳卒中の頻度が多くなっているのは、日本に比べてCT/MRIの普及度が遥かに低いためだろう。直近のOECDのデータでは、単位人口(100万)あたりのMRI台数は、日本の55.2に対し、英国は7.8(日本の1/7)、CT台数は日本111、英国9=日本のわすか8%となっている)

報道しない自由の具体的戦略
個々のデータについてはここで議論しません。ここでは最大・最悪の問題、すなわちマスゴミが市民の命・市民の人生・市民の生活を守るどころか、蔑ろにし、踏みにじり続けていることに絞って説明します。メディアに登場する「ジャーナリスト」やら「専門家」やらは全てそんなマスゴミの手先です。なぜならば、彼らは世界中の誰もが、いつでもどこでもできるエクセル表作成さえ怠り、「感染爆発はワクチンを忌避する若者の責任だ」、「感染力の強いデルタ株は中学生を襲うからワクチンは必須だ」、「ワクチンは安心・安全だ。副反応を論う奴らは全てデマゴーグだ」、「ワクチン後の死亡はたとえそれが直後であっても99%は偶然に過ぎない」と、マスゴミの意向通りワクチン販促キャンペーンを繰り返すからです。これが正に報道しない自由です。さらに彼らはこんな簡単な仕事まで我々にやらせることで、市民の法的リテラシー向上のような、他の大切な仕事を妨害し、早くも新コロ以後を見据えて、新コロ以外の分野での報道しない自由を確保しているのです。

ゲシュタポ気取りには吐き気がする
 マスゴミやその手先であるジャーナリスト・専門家達にとって我々の生活・我々の命などどうでもいいのです。「報道しない自由」さえ確保できれば自分達は安泰だ。そして「その報道しない自由」を謳歌するマスゴミに全面的に依存している役人お医者様達にとっても、我々の人生などどうでもいいのです。AZワクチンの対象を英国と同様の自殺者の増加に目もくれずロックダウンが必須と言うゲシュタポ気取りには吐き気がします。

ナチスドイツとの違い:任意接種と自己責任
 彼らは法廷で言うでしょう。「そうだよ。AZはファイザーに比べて脳卒中リスクが数倍あるいはそれ以上に増えるよ。でもそれがどうしたってんだよ。そうだよ、英国以外ではみんな55歳以上、60歳以上だよ。デンマークとノルウェーでは使えないよ。そもそも働き盛りの40歳~60歳がAZワクチンによる血栓リスク一番が高い年齢層だってことは、イングランドとスコットランドからそれぞれ独立して報告されて結果がぴたりと一致している40-59歳は最高リスク年齢層)。でもだからどうしたってんだよ。ここはナチスドイツとは違うんだ。検閲なんぞどこにもない。誰でも調べればわかることじゃないか。それで気にくわないんだったら打たなきゃいい。新コロに罹って死ぬがいい。本当に打ちたかったらAZを恵んでやるって言ってるだけだ。ワクチンで死んでもせいぜい10万回のうち数例だ。新コロで苦しんで死ぬより余程ましだろうよ。自分の人生なんだからさ、自分で責任持てよ。子供じゃあるまいし。ここはナチスドイツとは違うんだ。お前達の自主性を尊重しているんだ。だから俺たちは絶対に戦犯にならないんだ」。そうです、「任意接種だから自己責任」。それが一貫した彼らの主張です。この主張の最大の強みは、何ら法律に違反してない点です。だからマスゴミはもちろんのこと役人お医者様達も、来たるべき薬害裁判(そもそもそんなものが起こるかどうかも定かではありませんが)ではこの主張で余裕で国が勝つ。だから引き続き自分達も安泰だ そう思っているのです。
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国
731部隊再び
アストラゼネカワクチンの「秘密」
新コロバブルの物語
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