2010年7月改正臓器移植法の施行に伴い、家族の承諾により小児患者からの脳死下臓器提供が可能となりました。これを踏まえ、多くの施設に於いて準備がなされつつあります。今後も小児の脳死判定を行う機会の増加が予想されていますが、同時に検討されるべき諸問題の議論もまだ残されており、小児救急医療の現場からは「まず脳死対応を正しく学びたい」と云う声が多く聞かれました。脳死問題検討委員会では、現場のニーズに合ったセミナーの開催を検討しました。
本セミナーは改正臓器移植法による法的脳死判定・無呼吸テスト、また虐待の除外、医療者の家族対応、臓器提供のオプション提示の仕方等について学ぶことを目的とし、開催されます。講師には、本年で124例に至る成人法的脳死判定・脳死下臓器提供の経験・指導に豊かな実績のある先生方にお願いし、虐待除外については市川光太郎先生に指導頂きます。
平成23年6月10日(金)13:00〜16:30
(第25回日本小児救急医学会学術集会第1日目)
医師・看護師・検査技師・コメディカル・院内コーディネーターなど
48名 ※応募多数の場合は抽選とします。(応募者を8名×6チームに編成します)
参加者は学会員のみとして、1施設1名とさせて頂きます。
5,000円
東京ドームホテル
E-mailのみの受付と致します。 E-mailに下記の必要事項をすべてご記入の上お申込み下さい。
必要事項
1.会員番号 2.お名前 3.年齢 4.ご所属先(施設名・部科名・役職・住所・TEL)
E-mail:noushiseminar@convention-axcess.com
日本小児救急医学会事務局 脳死判定セミナー係
平成23年4月30日
日本小児救急医学会脳死問題検討委員会
日本臓器移植ネットワーク