第66回低温生物工学会大会
開催概要
第66回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)開催のお知らせ
第66 回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)をオンラインで下記の日程にて開催いたします。開催方法の詳細については低温生物工学会のホームページに掲載いたします。会員の皆様には奮ってご参加くださいますようにご案内を申し上げます。
日 時: | 令和3年5月29日(土)〜30日(日) 令和3年5月30日(日) ・年会:一般講演、総会、学会賞等授賞式、受賞講演 |
参加費 : | 会員3,000円、非会員4,000円、学生会員1,000円 (講演要旨集代を含む)*参加費は、5月28日(金)までに下記大会事務局口座へご入金下さい。 |
懇親会費: | 懇親会は行いません。 |
振込先: | ゆうちょ銀行よりお振込の場合 |
一般講演の募集: | 一般講演は5月29日の午後及び5月30日の午前と午後に行います。全ての発表者の方に口頭発表を行って頂きます。発表時間は質疑応答含め15 分を予定しています。発表は、オンライン形式で行っていただきます。尚、ご発表の内容は研究報告または原著論文として年会終了後2週間以内に「低温生物工学会誌」に投稿して頂くことをお願いしております。詳しくは、会誌またはホームページの「編集要綱および投稿規定」をお読みください。
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参加および 発表申し込み方法: |
1.参加申込み、発表申込みはWEBサイトから行って下さい。 「参加申込み」に続けて「発表申込み」を行ってください。 2.講演要旨(Wordファイル)の提出は、メール添付で行って下さい。 講演要旨ファイルの送付先
3.2021年度第10回ベストプレゼンテーション(BP)賞への応募 応募資格は、発表時に学生または卒業(修了)後3年以内の者とします。応募者は、要旨投稿時に演者左肩に☆印を付けてください(○印は不要)。なお、本学会における過去の受賞者は応募できません。 若手研究者は奮ってご応募ください。 |
発表・参加 |
発表申込みは締め切りました。 参加申込みは5月21日(金)まで延長しました。 |
問い合わせ先: | 〒108-8477 |
大会事務局: | 萩原 知明(東京海洋大学) |
セミナープログラム
日時:2021年5月29日(土)
【セミナー:「農産物, 食品, 薬品, 細胞の鮮度・品質保持(保存」】
10:00~10:05 | 開会の辞 萩原知明 | |
(座長:梶原一人) | ||
10:05~10:45 | S1 | 凍結技術と魚肉タンパク質の変性制御 阿部周司(東京工科大学, 阿部洋一事務所) |
10:45~11:25 | S2 | 冷凍貯蔵下の凍り豆腐内で生ずる品質劣化の検討 小林りか(日本大学生物資源学部食品生命学科) |
11:25~12:30 | 休憩 | |
(座長:栗山 昭) | ||
12:30~13:10 | S3 | 医薬品とワクチンの凍結乾燥と冷凍保存 ○伊豆津健一, 阿部康弘, 吉田寛幸(国立医薬品食品衛生研究所薬品部) |
13:10~13:50 | S4 | 凍結保護剤の化学 ○松村和明, Robin Rajan(北陸先端科学技術大学院大学) |
13:50~14:30 | S5 | バーミキュライト法による凍結後の担子菌の品質保持と本法の汎用性の検証の現状 ○佐藤真則1, 稲葉重樹2, 中桐昭3(1独立行政法人 製品評価技術基盤機構バイオテクノロジーセンター特許微生物寄託センター(NPMD), 2同機構同センター生物資源利用促進課(NBRC), 3鳥取大学 農学部附属 菌類きのこ遺伝資源研究センター) |
14:30~14:40 | 総合討論 萩原知明 | |
14:40~14:55 | 休憩 |
年会プログラム
【一般講演 BP賞エントリー】(13件;1日目8件)
(座長:萩原 知明) | ||
14:55~15:10 | B1 | スクロース-抗酸化物質混合物が凍結乾燥乳酸菌の安定性に及ぼす影響 〇曹 若丹, 曽我部知史, 川井清司(広島大学) |
15:10~15:25 | B2 | 糖溶液およびフルーツジュースの粘度とガラス転移温度との関係 〇曽我部知史1, Suwalee FONG-IN2, 川井清司1 (1広島大学, 2パヤオ大学) |
15:25~15:40 | B3 | 予備焼成および再水和によるチルド流通ピッツァクラストの品質改善 〇松本茜,吉田芽以,川井清司(広島大学) |
15:40~15:55 | B4 | 糖アルコールがフライ食品の力学的ガラス転移温度および食感に及ぼす影響 〇Le Ngoc Dang Trinh1, 松本茜1, 柏倉雄一2, 栃尾巧2, 川井清司1(1 広島大学大学院統合生命科学研究科, 2物産フードサイエンス株式会社) |
(座長:石川雅也) | ||
15:55~16:10 | B5 | 凍結過程におけるポリマーと塩の相互作用 〇山﨑椋太 1, Robin Rajan 1,林文晶 2,長嶋敏雄 2,松村和明 1(1北陸先端科学技術大学院大学, 2理化学研究所放射光科学研究センター) |
16:10~16:25 | B6 | カツラ樹皮由来の氷核活性物質に関する研究 〇古賀泰雅1, 鉄穴口晃1,*, 鈴木伸吾1,☆, 重冨顕吾2, 荒川圭太2 (1北海道大学大学院農学院, 2北海道大学大学院農学研究院, *現日本製紙株式会社, ☆現北海道大学大学院歯学研究院) |
16:25~16:40 | B7 | Mechanism underlying relationship between grain chalkiness occurrence and dry wind condition in rice (Oryza sativa L.) 〇Chetphilin SURIYASAK1, Tomoe IWATA2, Mari IWAYA-INOUE1,2, Yushi ISHIBASHI1,2 (1 Graduate School of Bioresource Sciences, Kyushu University, 2 Faculty of Agriculture, Kyushu University) |
16:40~16:55 | B8 | 葉の自発凍結と植氷凍結の観測 〇澁谷和樹1, 登尾浩助2(1明治大学大学院農学研究科, 2明治大学農学部) |
(座長:萩原 知明) | ||
16:55~17:10 | B10 | 花芽凍結観察用温度可変MRマイクロイメージングシステムの開発 〇宮坂知樹1 ,髙川直也1 , 石川雅也2 , 寺田康彦1 (1筑波大学, 2東京大学) |
【一般講演 BP賞エントリー】(13件;2日目5件)
(座長:湯淺高志) | ||
10:00~10:15 | B9 | 亜熱帯性タケ類と温帯性ササ類における氷核活性物質の特性 〇久保光, 石川雅也, 松下範久, 福田健二(東京大学大学院農学生命科学研究科) |
10:15~10:30 | 休憩 |
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(座長:春日純) | ||
10:30~10:45 | B11 | Gene expression profiles of branched chain amino acid aminotransferases (BCATs) in response to drought and salt stress in soybean [glycine max (L. Merr)] 〇Do Tuan Tung1,2, Takashi Yuasa1(1University of Miyazaki, 2Thai Nguyen University of Agriculture and Forestry) |
10:45~11:00 | B12 | 凍結保護剤フリー細胞凍結法の高生存率化に向けた液滴単独落下解凍とその評価 〇渡部広機1, 湯浅裕太2, 秋山佳丈1,2 (1信州大学大学院総合医理工学研究科, 2信州大学大学院総合理工学研究科) |
11:00~11:15 | B13 | Ice recrystallization in sucrose solution containing alginate 〇Fang Chuandong, 柴田真理朗, 萩原知明(東京海洋大学) |
【一般講演】(8件)
(座長:長澤裕) | ||
11:15~11:30 | G1 | 培養体由来と塊茎由来のジャガイモ植物体の耐凍性の比較 〇横川竜聖1, 川村健太1, Jiwan P. Palta2, 森正彦1, 春日純1(1帯広畜産大学, 2ウィスコンシン大学マディソン校) |
11:30~11:45 | G2 | 昆虫由来不凍タンパク質を用いた細胞の過冷却保存 〇山内彩加林1,2, 三浦愛2, 近藤英昌1,2, 津田栄1,2 (1北海道大学大学院生命科学院, 2産業技術総合研究所生物プロセス部門) |
11:45~12:00 | G3 | イチゴの凍結解凍時に生ずるドリップロスに影響を及ぼす因子の探索 〇黒川将1, 岡田雄治1, 杉野茜音1, 河西拓朗2,小林りか2(1アヲハタ(株), 2日本大学大学院生物資源科学研究科) |
12:00~12:15 | G4 | 凍結速度の相違による野菜の氷結晶生成量に関する研究 〇並木京香, 阿部周司, 梶原一人(東京工科大学) |
12:15~13:30 | 昼休み | |
13:30~14:10 | 総会 | |
14:10~14:20 | BP賞発表・授賞式 | |
14:20~14:30 | 休憩 | |
(座長:関 信輔) | ||
14:30~14:45 | G5 | トレハロースを用いて凍結保存した細胞の保存期間中品質低下に関する実験的検討 〇内田努1, 法花翼1, 黄川田隆洋2,3, 津田栄4, 山崎憲慈1, 郷原一壽1(1北海道大学,2農業・食品産業技術総合研究機構, 3東京大学, 4産業技術総合研究所) |
14:45~15:00 | G6 | グリセロール水溶液中の水の分子運動と水分活性 〇中川洋 (日本原子力研究開発機構) |
15:00~15:15 | G7 | 高分解能MRIを用いた凍結バリア部位の3D可視化解析 〇石川雅也1,T. Stait-Gardner2,久保光1,松下範久1,福田健二1, W.S. Price2(1東京大学,2Western Sydney University) |
15:15~15:30 | G8 | トレハロースガラス中の色素malachite greenの無輻射失活過程と振動位相緩和 〇豊淳史, 杉原敬太, 長澤裕(立命館大学) |
15:30~15:35 | 閉会の辞 萩原知明 |