第63回低温生物工学会大会
開催概要
第63回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)開催のお知らせ
第63 回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)を下記の日程にて開催いたします。会員の皆様には奮ってご参加くださいますようにご案内を申し上げます。
日 時: | 平成30年6月9日(土)~10日(日) 平成30年6月9日(土) ・セミナー 生物の低温センシングと反応 ―カルシウムシグナルの普遍的役割― ・年会(BP賞対象講演)、懇親会 平成30年6月10日(日) ・一般講演、総会、学会賞等授賞式、受賞講演 |
会場: | 埼玉大学 大学会館 3階 大集会室 〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255(埼玉大学構内) http://www.saitama-u.ac.jp/access/ |
懇親会会場: |
バル・メリンの森(埼玉大学構内) |
参加費 : |
大会参加費(セミナー含む):会員6,000 円、非会員8,000 円、学生会員2,000 円、協賛学会会員6,000 円 セミナーのみの参加費:会員及び学生会員無料、非会員2,000 円 |
懇親会費: | 会員及び非会員5,000 円、学生会員2,000 円。 *参加費及び懇親会参加費は、開催1 日目(6 月9 日(土))に会場受付でお支払いください。 |
一般講演の募集: | 一般講演は6月9日の午後及び6月10日の午前と午後に行います。全ての発表者の方に口頭発表を行って頂きます。発表時間は質疑応答含め15 分を予定しています。発表は、原則として発表者自身のPCをプロジェクターに接続して行っていただきます。発表の30分前までに受付を済ませ、PCの動作確認をお願いします。尚、ご発表の内容は研究報告または原著論文として年会終了後2週間以内に「低温生物工学会誌」に投稿して頂くことをお願いしております。詳しくは、会誌またはホームページの「投稿規定及び編集要綱の概要」をお読みください。 |
参加および 発表申し込み方法: |
ホームページ上の「発表および参加申込連絡票」(63_template.doc)を下記の要領で作成し、メール添付にてお送りください。参加のみされる方は、上記連絡票に必要事項のみご記入ください。メール件名 は「第63回大会申込(**)」とし、**には氏名を入れてください。同じ研究室から複数名が参加される場合には1通のメールに複数名分のファイルを添付して頂いても構いません。 「発表および参加申込連絡票」の作成 1)連絡先、所属、氏名、メールアドレス、電話番号 2) 発表に使用するPCのOSの種類、使用予定のファイルの種類、バージョンなど 3) 英文の表題、所属、氏名(HP掲載用) 4) 大会・懇親会開催費の内訳 5) BP賞応募者のみ:学生は学年、卒業(修了)者は卒業(修了)年月を明記 一般講演の発表申し込みは、講演の要旨を、「発表および参加申込連絡票」の2ページ目にある講演要旨テンプレートに記入してください。要旨はA4版、縦置き、横書き、上下左右マージン(各35, 40, 30, 30 mm取り)、一演題につき、1ページで印刷されます。表題、所属、氏名、(演者左肩に○を付けてください)。要旨(本文900字以内)は1ページ内に収まるように書いてください。 若手研究者は、平成30年度第7回ベストプレゼンテーション(BP)賞に奮ってご応募ください。応募資格は、発表時に学生または卒業(修了)後3年以内の者とします。応募者は、要旨投稿時に演者左肩に☆印を付けてください(○印は不要)。尚、本学会における過去の受賞者は応募できません。 「発表及申し込み連絡票」および講演要旨の送付先 作成したファイルを埼玉大学大学院理工学研究科 竹澤大輔(takezawa[at]mail.saitama-u.ac.jp)あてにメールでお送りください。これにより参加申し込みの手続きが完了します。 |
発表及び参加 申し込み締切日: |
平成30年4月27日(金) |
問い合わせ先: | 〒338-8570 さいたま市桜区下大久保255 埼玉大学大学院理工学研究科 竹澤大輔 Tel&Fax: 048-858-3409 e-mail: takezawa[at]mail.saitama-u.ac.jp |
セミナープログラム
低低温生物工学会第63回セミナー「生物の低温センシングと反応 ―カルシウムシグナルの普遍的役割―」
日時:平成30年6月9日(土)10:00~14:30(総合討論含む)
場所:埼玉大学大学会館 3階 大集会室
10:00~10:05 | 開会の辞 竹澤大輔 |
午前の部 |
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10:05~10:40 | 植物における低温ストレスへの適応とカルシウムシグナルの役割 |
10:45~11:20 | 植物における低温ストレス応答とカルシウムチャネルMCAの関わり 筑波大学遺伝子実験センター 三浦謙治 |
11:20~11:55 | シロイヌナズナにおけるCAMTA転写因子による低温誘導性遺伝子の発現制御 東京大学大学院農学生命科学研究科 城所 聡 |
午後の部 | |
13:00~13:40 | カルシウム透過性の高い温度感受性TRPチャネルの生理機能 自然科学研究機構生理学研究所 富永真琴 |
13:40~14:20 | 線虫C. elegansの低温耐性に関わる分子細胞ネットワークシステム 甲南大学大学院自然科学研究科・統合ニューロバイオロジー研究所 久原 篤 |
14:20~14:30 | 総合討論 |
年会プログラム
6月9日(土)
一般講演(BP賞)(6件)
14:45~15:00 |
B1 |
ネムリユスリカの乾燥耐性におけるノンコーディングRNAの役割の解明 |
15:00~15:15 |
B2 |
ヒメツリガネゴケの低温順化における光の役割 |
15:15~15:30 |
B3 |
ササゲの乾燥耐性品種における深根性形質の検討 |
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15:30~15:45 |
B4 |
ヒメツリガネゴケのアブシジン酸および低温に必須なRaf様プロテインキナーゼARKのリン酸化による活性化 |
15:45~16:00 |
B5 |
菌類由来不凍タンパク質の細胞保護効果 |
16:00~16:15 |
B6 |
蛋白質の新規凍結保存/再生溶媒としてのイオン液体の利用 |
16:15~16:30 |
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休憩 |
【一般講演】(1日目午後4件)
16:30~16:45 |
G1 |
エマルジョン液滴中での氷の核生成温度に与える種々の添加物の影響に関する検討 |
16:45~17:00 |
G2 |
冷凍すり身の凍結変性に対するマルトトリオースを含んだ糖質素材の効果 |
17:00~17:15 |
G3 |
低温環境における氷結晶結合蛋白遺伝子の重要性~ 2種類の細菌からの遺伝子を獲得した南極子嚢菌~ |
17:15~17:30 |
G4 |
カツラ樹皮から検出された氷核活性に関する研究 |
18:30~20:00 |
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懇親会 |
6月10日(日)
一般講演(2日目午前11件)
9:15~9:30 |
G5 |
ブナ種子を超低温保存するための最適含水率 |
9:30~9:45 |
G6 |
クルメケイトウカルスの超低温保存の試み-色素生産株と非生産株を用いた実験- |
9:45~10:00 |
G7 |
シロイヌナズナの野生型純系統間における、 |
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10:00~10:15 |
G8 |
甘藷葉身の低温・光ストレスに応答した抗酸化系誘導メカニズム |
10:15~10:30 |
G9 |
Group B3 Raf-like MAPKKK Regulates Abscisic Acid Response and Desiccation Tolerance in Liverworts |
10:30~10:45 |
G10 |
最新MRIを用いた耐寒性木本組織の凍結挙動の可視化解析 |
10:45~11:00 |
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休憩
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11:00~11:15 |
G11 |
一次元成長する氷結晶の凍結界面構造に及ぼす不凍タンパク質の影響 |
11:15~11:30 |
G12 |
非凍結低温処理によるリポソーム内への金ナノ粒子の導入 |
11:30~11:45 |
G13 |
細胞の繰り返し凍結・融解後の形態変化と生存性 |
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11:45~12:00 |
G14 |
非晶質粉末の圧縮固化特性 |
12:00~12:15 |
G15 |
水溶液中、糖ガラス中における2-(1-pyridinio)benzimidazolateの分子挙動 |
12:15~13:30 |
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昼休み |
13:30~14:10 |
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総会
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【授賞式・受賞講演】
14:10~14:20 |
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低温生物工学会学会賞授賞式 |
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14:20~14:50 |
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奨励賞受賞講演 |
14:50~15:00 |
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BP賞発表・授賞式
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15:00~15:15 |
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休憩 |
【一般講演】(2日目午後4件)
15:15~15:30 |
G16 |
急速融解による低濃度耐凍剤液を用いたマウス胚のガラス化保存 |
15:30~15:45 |
G17 |
線虫C.エレンガンスを用いた不凍タンパク質のin vivo解析 |
15:45~16:00 |
G18 |
CRISPR/Cas9システムを用いたネムリユスリカ培養細胞のゲノム編集とその応用
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16:00~16:15 |
G19 |
ネムリユスリカ由来Group 3 LEAタンパク質の非繰返し配列モデルペプチドの物理化学的性質 |
16:15~16:20 |
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閉会の辞 竹澤 大輔 |