第59回低温生物工学会大会
開催概要
第59回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)開催のお知らせ
第59回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)を下記の日程にて開催いたします.
会員の皆様には奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます.
日 時: | 平成26年6月28日(土)セミナー及び年会 6月29日(日)年会(一般講演) |
場 所: | 九州大学 国際ホール(箱崎キャンパス) 〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10-1 |
地図: | http://www.kyushu-u.ac.jp/access/map/hakozaki/hakozaki.html 大会会場(国際ホール)→ マップ55番 懇親会 (五十周年記念講堂2F ファカルティクラブ)→マップ 36番、37番 |
アクセス: | http://www.kyushu-u.ac.jp/access/ 大会会場(国際ホール)まで、①または② ①福岡市地下鉄(箱崎九大前)下車 徒歩 10分 ②JR(箱崎駅)下車 徒歩 15分 |
大会参加費: | 会員5,000円、非会員7,000円、学生会員2,000円 セミナー参加費:会員および学生会員は無料、非会員2,000円(セミナーのみ) ただし、協賛学会会員は、本学会会員と同様の参加費とします。 参加費および懇親会参加費は、当日、受付にてお支払い下さい。 |
懇 親 会: | 6月28日(土)18:00~20:00(会費 会員および非会員 5,000円、学生会員 2,000円) |
参加申込: | セミナー・年会それぞれへの参加・不参加を明記し、メールにて下記連絡先までお知らせください。参加のみされる方は、上記の参加費内訳を明記の上、メールにてお知らせください。
4.発表は、原則として発表者自身のPCをプロジェクターに接続して行っていただきます。学会発表の30分前までに、受付を済ませパソコンの動作確認をお願いします。 5.発表申し込み連絡票(要旨の2ページ目に作成) 1) 連絡先 所属、氏名、メールアドレス、電話番号 2)発表に使用するパソコンOSの種類、使用予定のファイルの種類、バージョンなど 3)英文の表題、所属、氏名(HP掲載用) 4) 大会・懇親会参加費の内訳 上記のとおり 5)BP賞応募者のみ:学生は学年、または卒業(修了)者は卒業(修了)年月を明記 6.申込締切期日:平成26年5月9日(金) |
参加及び一般講演の申込及び問合せ先: | 〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10-1 九州大学農学研究院 資源生物科学部門 作物学分野 井上眞理 E-mail:mariino@agr.kyushu-u.ac.jp TEL 092-642-2825 FAX 092-642-2824 |
一般講演は、6月28日16:00~17:30 および 6月29日9:00~に行います。プログラムは確定次第、このホームページでお知らせいたします。講演は口頭発表のみで、発表時間15~20分ほどを予定しています。発表内容は年会終了後2週間以内に「低温生物工学会誌」研究報告として投稿、あるいは別途、オリジナル論文として投稿をお願いしています。詳しくは会誌またはホームページの編集要項および投稿規定をお読みください。 |
セミナープログラム
低温生物工学会第59回セミナ-「低温/乾燥に適応した生物の生き残り戦略としての休眠」
日時:平成26年6月28日(土)10:00~16:00 (総合討論を含む)
場所:九州大学 国際ホール(箱崎キャンパス)
10:00~10:05 | 会長挨拶、趣旨説明 (九州大学 井上 眞理) |
10:05~12:05 | (座長:湯淺 高志) |
10:05~10:45 | S1 酵母の凍結ストレス耐性改善へのアプローチ 本城賢一(九州大院農学研究院) |
10:45~11:25 | S2 線虫の生残における耐低温・耐乾燥戦略 岩堀英晶(九州沖縄農業研究センター) |
11:25~12:05 | S3 種子食昆虫における乾燥耐性の進化 津田みどり(九州大院農学研究院) |
12:05~13:00 | 昼休み (編集委員会) |
13:00~15:00 | (座長:上村 松生) |
13:00~13:40 | S4 低温下の種子休眠・発芽制御における活性酸素の役割 石橋勇志(九州大院農学研究院) |
13:40~14:20 | S5 生殖細胞の低温保存技術を利用した遺伝子改変マウス研究基盤の構築 ○竹尾 透、中潟直己 (熊本大 生命資源研究・支援センター) |
14:20~15:00 | S6 魚類の生存・繁殖に及ぼす低温影響 ○征矢野清、泉田大介 (長崎大院水産・環境科学総合研究科附属環東シナ海環境資源研究センター) |
年会プログラム
低温生物工学会第59回年会
日時:平成26年6月28日(土)15:20~17:35
6月29日(日)9:00~17:45
場所:九州大学国際ホール(箱崎キャンパス)
6月28日(土)
15:20~16:05 | (座長: 栗山 昭) |
15:20~15:35 | B1 様々な低温刺激における植物の細胞内カルシウムイオン動態について ☆開 勇人、上村松生、河村幸男 (岩手大農寒冷バイオ) |
15:35~15:50 | B2 青色光受容体クリプトクロムを介した低温馴化機構 ☆今井裕之1,河村幸男1, 長谷あきら2, 上村松生1 (1岩手大農寒冷バイオ、2京都大院理) |
15:50~16:05 | B3 マメ科種子の発芽における水分動態の解析 ☆棚町弘一郎1、久松美咲2、湯浅高志3、石橋勇志1,2、井上眞理1,2 (1九州大院生資環、2九州大農、3宮崎大農) |
16:05~16:50 | (座長: 櫻井 実) |
16:05~16:20 | B4 乾燥した植物培養細胞の保存と運搬の可能性 ☆森 達也1、安部文貴1、山崎秀幸2、栗山 昭1、 (1東京電機大理工、2(独)製品評価技術基盤機構特許生物寄託センター) |
16:20~16:35 | B5 ネムリユスリカの乾燥耐性遺伝子検索のためのゲノム編集技術の構築 ☆岡田 淳1、菊田真吾1、Oleg Gusev1、末次克行1、Richard Cornette1、山本卓2、黄川田隆洋1 (1(独)農業生物資源研、2 広島大院理) |
16:35~16:50 | B6 基質に付着した神経様細胞の凍結・融解後の形態変化と生存性に対するDMSOの効果 ☆植村 真、石黒 博(九工大院生命工) |
16:50~17:35 | (座長: 伊豆津 健一) |
16:50~17:05 | B7 分子動力学シミュレーションを用いたGroup3LEAペプチドとタンパク質の相互作用の解析 ☆臼井 慎、古木隆生、古田忠臣、櫻井 実 (東工大バイオ研究基盤支援総合センター) |
17:05~17:20 | B8 イオン液体を含むリゾチーム水溶液の温度変性 ☆国府田将太1、高山晴貴1、柴田知彦1、森 龍也1、 小島誠治1Tae-Gyu Shin2、In-Sung Park 3、 (1筑波大 数理物質科学研、 2Neutron Science Division, Korea Atomic Energy Research Institute, Korea 3Institute of Nano Science andTechnology, Hanyang University, Korea) |
17:20~17:35 | B9 イオン液体-水混合溶液中におけるタンパク質の水和状態 ☆山口恵里佳1、竹清貴浩1、阿部 洋2、吉村幸浩1 (1防衛大応用化、2防衛大機能材料) |
18:00~20:00 | 懇親会 (五十周年記念講堂2F ファカルティクラブ) |
日時:平成26年6月28日(土) 15:20~17:35
場所:九州大学国際ホール(箱崎キャンパス)
9:00~9:45 | (座長:石橋勇志) |
9:00~9:15 | G1 冷却に伴う植物の細胞内pH低下への電流負荷効果 ○蜷川貴子1、鳴海 明2、河村幸男3,小西忠司4 (1神奈川工大院、2神奈川工大、3岩手大、4大分高専) |
9:15~9:30 | G2 サツマイモ塊根の低温傷害発生にともなうデンプン代謝関連酵素の遺伝子発現変動 松田理登1、盛 夏希1、今村鮎美1、坂本貴良1、田代佑治1、酒井泰良1、坂本祥昌1、山中佳樹1、松尾光弘1、西立野興文2、○湯淺高志1 (1宮崎大農、2JA宮崎経済連) |
9:30~9:45 | G3 温度が植物内水移動に与える影響を可視化する新技術―重水トレーサを用いた近赤外分光イメージング― ○松嶋卯月、庄野浩資 (岩手大農) |
9:45~10:30 | (座長:荒川 圭太) |
9:45~10:00 | G4 ブルーベリー枝の氷核活性の組織分布とその特性と機能 村川裕基1, 2、山崎秀幸1、岸本 正1、朽津和幸2、○石川雅也1 (1農業生物資源研、2東京理科大) |
10:00~10:15 | G5 シナレンギョウ枝髄に含まれる新規氷核活性物質と枝の凍結過程 豊増孝之1、山崎秀幸1、村川裕基1,2、朽津和幸2、○石川雅也1 (1農業生物資源研、2東京理科大) |
10:15~10:30 | G6 柑橘類培養細胞の乾燥耐性の増大に及ぼす阻害剤の効果 ○菅原康剛1、迎 恭輔2、畑中理恵3、國武久登4 (1埼玉大、2埼玉大院理工、3農業生物資源研、4宮崎大農) |
10:45~11:30 | (座長: 竹澤 大輔) |
10:45~11:00 | G7 オートファジー機能の低下は乾燥耐性能力を高める ○迎 恭輔、井上悠子、森安裕二 (埼玉大院理工) |
11:00~11:15 | G8 ゼニゴケ無性芽のガラス化法による超低温保存 ○田中大介1、大和勝幸2、石崎公庸3、河内孝之4 (1基生研IBBPセンター、2近畿大生物理工、3神戸大院理、4京都大院生命科学) |
11:15~11:30 | G9 凍結保存法の改良を目的とした藍藻Spirulinasp.の凍結・解凍過程の観察 ○河内洋輔、松永直樹、村勢則郎 (東京電機大院理工) |
11:30~12:15 | (座長: 石川 雅也) |
11:30~11:45 | G10 平衡(静置)および撹拌条件における過冷却促進(氷核形成阻害)物質の効果 ○桑原慎子、荒川圭太、藤川清三 (北海道大院農) |
11:45~12:00 | G11 低温ストレスによる細胞内シグナル経路の解明 ○矢澤智輝、関根宏章、村勢則郎、長原礼宗 (東京電機大院理工) |
12:00~12:15 | G12 南極線虫Panagrolaimus davidiの構成脂質の特性 ○林 正和1、片桐千仭1,2、泉洋平3、村勢則郎1 (1東京電機大理工、2数理設計研究所、3島根大生資科学) |
12:15~13:30 | 昼休み (理事会) |
13:30~14:10 | 総会 |
【授賞式・受賞講演】 | |
14:10~14:20 | 低温生物工学会学会賞 授賞式 |
(座長 石黒 博) | |
14:20~14:50 | 溶液および細胞のガラス状態に関する基礎研究 菅野 等 (防衛大学校) |
15:00~15:45 | (座長: 梶原 一人) |
15:00~15:15 | G13 適合溶質のタンパク質熱安定性に及ぼす影響に関する溶液熱力学的解析 ○宮脇長人、道善倫子、野村 楓 (石川県立大生資環) |
15:15~15:30 | G14 タンパク質とアミノ酸添加剤の凍結濃縮相における混合性と結晶化挙動 ○伊豆津健一、柴田寛子、吉田寛幸、合田幸広 (国立医薬品食品衛生研究所) |
15:30~15:45 | G15 長期凍結保存(-196℃、最長42年)した癌患者骨髄幹細胞の生存能と分化能に関する研究―凍結解凍体内又は体外培養の繰り返し(repetitive freeze-thaw in vivo or in vitro culture stem cell, RFTIVIVTSC)法による更なる長期保存法 ○隅田幸男1、北村妙子1、本村 昇2、斉藤 綾2、山本晋3、大谷慎一4、小本美奈4、高野波留美4、森重福美5、Evan Hagen6, Erik Woods6, A.W. Rowe7 (1隅田幸男クリニックー低温医学輸血研、2東京大心臓外科、 3東邦大大橋病院、4北里大学、5森重医院、6Cook GBT, Indianapolis, IN, 7ニューヨーク大医) |
15:45~16:30 | (座長: 河原 秀久) |
15:45~16:00 | G16 魚類由来不凍蛋白質の細胞保護機能解析 ○津田 栄1,2、西宮佳志1,、三浦 愛1,、坂下真実1,、近藤英昌1,2 (1産総研生物プロセス, 2北海道大生命科学) |
16:00~16:15 | G17 ネムリユスリカLEAタンパク質のストレス耐性付与能力の検討 ○畑中理恵1、グセフ・オレグ2, 3、コルネット・リシャー1、奥田 隆1、黄川田隆洋1 (1農業生物資源研、2宇宙航空研究開発機構、3カザン大学) |
16:15~16:30 | G18 粒径分布から見るLEAモデルペプチドによるリポソームの乾燥融合防止効果 ○古木隆生1、櫻井 実1 (1東工大バイオ研究基盤支援総合センター) |
16:30~16:45 | BP賞発表・授賞式 |
16:45~17:30 | (座長: 清 忠師) |
16:45~17:00 | G19 Preparation of novel synthetic cryoprotectants Robin Rajan, ○Kazuaki Matsumura (Sch. Mat. Sci., Jpn. Advanced Inst.Sci. Technol.) |
17:00~17:15 | G20 常温急速乾燥したトレハロース水溶液膜の赤外吸収スペクトルと含水率の測定 ○髙野 清、白樫 了 (東京大生産技術研) |
17:15~17:30 | G21 PDMS上に固定した細胞の凍結保存におけるDimethyl sulfoxide濃度の検討 ○関根宏章、村勢則郎、長原礼宗 (東京電機大理工) |
17:30~17:45 | G22 冷凍すり身の解凍条件および再凍結の回数が加熱ゲルの形成に及ぼす影響 ○阿部周司1、阿部洋一2、村上由里子3、北上誠一3、朝倉一4、梶原一人1,5 (1東京工科大応用生物、2元・阿部十良商店、3全国すり身協会、4 (株)朝倉商店、5東京工科大院バイオ・情報メディア) |
17:45~17:50 | 閉会の辞 (九州大学 井上 眞理) |