第54回低温生物工学会大会
開催概要
第54回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)開催のお知らせ
第54回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)を下記の日程にて開催いたします.
会員の皆様には奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます.なお、ご参加に当たり今回は懇親会準備、昼食手配等の関係により、別紙参加予備登録をしていただきますようよろしくお願い申し上げます。
日 時: | 平成20年6月13日(金) 9:30~11:00 セミナー及び懇親会 6月14日(土) 9:00~17:00 年会 (一般講演) |
場 所: | 石川県立大学生物資源環境学部(〒921-8836 石川県石川郡野々市町末松1-308) (JR松任駅下車タクシー7分,または北陸鉄道石川線乙丸駅下車徒歩20分) |
大会参加費: | 会員および協賛団体会員6,000円(セミナ-のみ参加の場合3,000円), 非会員10,000円(同5,000円), 学生2,000円(同1,000円) (当日,会場受付にてお支払いください) |
懇親会: | 6月13日(金) 18:30~20:30(会費5,000円) |
参加予備登録申込締切: | 平成20年6月5日(木)必着(以後は現地直接受付) 予備登録申込書はこちらからダウンロードしてください。[ Word ] [ PDF ] |
申込および問合せ: | 〒921-8836 石川県石川郡野々市町末松1-308 石川県立大学生物資源環境学部・食品科学科 宮脇 長人 Tel.076-227-7465, Fax.076-227-7410 E-mail. osato@ishikawa-pu.ac.jp |
セミナープログラム
低温生物工学会第54回セミナ-「低温と生物・食品」
平成20年6月13日(金) 9:30~18:00
石川県立大学生物資源環境学部 1階第2中会議室 (K117)
主催:低温生物工学会
協賛:日本農芸化学会,化学工学会,日本食品科学工学会,日本食品工学会,日本生物工学会,農業機械学会,日本食品機械工業会,日本冷凍空調学会、石川県産業創出支援機構,石川県食品協会、食品技術者ネットワーク
9:30-10:00 | 生物・食品と凍結:序にかえて (石川県大生資環・宮脇長人) |
10:00-10:40 | 低温ストレスと植物 (岩手大農・上村松生) (司会/九大院農・井上真理) |
10:40-11:20 | 樹木の凍結抵抗性―凍らない水 (北大院農・藤川清三) (司会/農生資研・石川雅也) |
11:20-12:00 | 植物細胞・組織の低温保存 (埼玉大院理工・菅原康剛) (司会/東京工科大バイオニクス・梶) |
12:00-13:30 | 昼休み/理事会 |
13:30-14:30 | 特別講演:氷と雪の物理 (富山大理工・對馬勝年) (司会/東工大バイオセンタ-・櫻井 実) |
14:30-15:10 | 動物細胞と凍結-哺乳動物の卵子と受精卵の耐凍性に関わるタンパク質 (高知大農・枝重圭祐) (司会/九工大院生命工・石黒 博) |
15:10-15:30 | 休憩 |
15:30-16:10 | 生物由来の氷結晶制御物質の機能と食品への応用 (関西大生命生物工・河原秀久) (司会/東京電機大理工・栗山 昭) |
16:10-16:50 | 食品保存と凍結およびガラス化 (海洋大海洋・鈴木徹) (司会/医薬食品衛研・伊豆津健一) |
6:50-17:30 | 1 氷結晶性状に基づく凍結乾燥操作の最適化 (東大院農・相良泰行) (司会/大阪大院基礎工・長澤 裕) |
17:30-18:00 | 総合討論 |
18:00 | 閉会の辞 (岩手大農・上村松生) |
18:30 | 懇親会 |
年会プログラム
低温生物工学会第54回年会
平成20年6月14日(土) 9:00~17:00
石川県立大学生物資源環境学部 2階第1大講義室 (K219)
(9:00~10:00) | (座長/筑波大数物科学・小島誠治) |
1.(9:00) | ラマン分光学法によるポリグルタミン酸のヘリックスーコイル転移に及ぼす希土類イオン添加効果の研究 ○吉村幸浩、竹清貴浩、幡野尚宏、池地庸平(防衛大応化) |
2.(9:12) | 低温状態におけるタンパク質のモデル化合物のコンフォメーション変化 竹清貴浩1,2、○吉村幸浩1、川村豪嗣3、Timothy A. Keiderling2、清水昭夫4(1防衛大応化、2イリノイ大化学、3イリノイ大薬理、4創価大環境共生工) |
3.(9:24) | 不凍蛋白質の活性に対する合成高分子の効果 ○岩崎和久1,2、近藤英昌2、西宮佳志2、高道学1,2、三浦愛2、津田栄1,2(1北大院理生命理、2産総研ゲノムファクトリー) |
4.(9:36) | 氷結晶表面近傍の不凍化タンパク質タイプⅠの凝集と拡散に関する基礎研究 ○萩原良道、中西力也、櫻井亮、延川隆(京都工繊院工芸科学) |
5.(9:48) | ナガガジ由来Ⅲ型不凍蛋白質の細胞保護機能に関する研究 ○藁科亜友美1,2、平野悠2、高道学1,2、西宮佳志2、近藤英昌2、津田栄1,2(1北大院理生命理、2産総研ゲノムファクトリー) |
(10:00~11:00) | (座長/防衛大応化・吉村幸浩) |
6.(10:00) | 凍結乾燥におけるMTM法の利用と凍結乾燥の最適化 ○沢田寛如、砂間良二、利根川一憲(共和真空) |
7.(10:12) | カルボン酸塩の凍結乾燥によるガラス固体化と水素結合の寄与 ○伊豆津健一1、四方田千佳子1、川西徹1、角谷沙織2、米持悦生2、寺田勝英2(1医薬食品衛生研、2東邦大薬) |
8.(10:24) | エンタルピー緩和測定によるガラス状食品の非平衡状態に関する相対評価 ○川井清司1、鈴木徹2(1広大院生物圏科学、2東京海洋大海洋科学) |
9.(10:36) | 超広帯域分光法による凍結保護物質のダイナミクス-多価アルコールの液体・ガラス転移ー ○池祐治、橋本英二、青木雄一郎、小島誠治(筑波大数物科学) |
10.(10:48) | 分子動力学計算によるトレハロースとネオトレハロースのガラス状態の比較 河崎直子、朱波、古木隆生、○櫻井実(東工大バイオセンター) |
(11:00~12:00) | (座長/東京電機大理工・村勢則郎) |
11.(11:00) | 凍結保護物質としてのエチレングリコール水溶液のタンパク質への応用 ○橋本英二、瀬下勇一、青木雄一郎、笹沼啓太、池祐治、小島誠治(筑波大数物科学) |
12.(11:12) | 最小単位の人工ペルオキシダーゼとして機能する合成Cu結合ペプチドの凍結融解耐性および熱耐性 ○蔭西知子、陽川憲、河野智謙(北九州市大院国際環境工) |
13.(11:24) | ヒトプリオン蛋白由来銅結合型ペプチドのモノアミン依存性スーパーオキシド生成活性が示す耐熱性と凍結融解耐性 ○陽川憲、蔭西知子、河野智謙(北九州市大院国際環境工) |
14.(11:36) | 糖類および適合溶質が酵母アルコ-ル脱水素酵素の熱安定性に及ぼす影響 ○宮脇長人1、馬歌麗2(1石川県大生資環、2鄭州軽工業学院食品工程) |
15.(11:48) | ベクシルの凍結破壊に対する糖類の保護効果 -蛍光消光法による研究- ○長澤祐、家根尚子、伊都将司、宮坂博(大阪大院基礎工) |
(12:00~13:15) | 昼休み |
(13:15~14:00) | 総会 |
(14:00~15:00) | (座長/東北農研セ・村井麻理) |
16.(14:00) | 一次元凍結濃縮における温度変化がもたらす氷結晶成長への影響 ○渡邊敦史1、鈴木徹1、渡辺学1、宮脇長人2(1東京海洋大食品、2石川県大生資環) |
17.(14:12) | カラマツの凍結適応機構の異なる師部、木部柔細胞の季節的及び脱馴化による微細構造変動 ○山根健一、伊藤利章、荒川圭太、藤川清三(北大院農) |
18.(14:24) | 温度ストレス耐性イネの種子の水分動態 田中浩平1,2、武田恵理子3,4、舩場貢1,5、石橋勇志1、○井上眞理1(1九大院生資環、2福岡県庁、3宮崎県庁、4九大農、5長崎県庁) |
19.(14:36) | 成熟過程の種子における水・乾物量の推移とオートファジー遺伝子発現の関係 Nang Myint Phyu Sin Htwe、谷川宏行、石橋勇志、湯淺高志、○井上眞理(九大院生資環) |
20.(14:48) | 植物培養細胞の乾燥保存前後におけるプロトプラストの収量 ○山崎秀幸1、山口真輝2、栗山昭1,2(1東京電機大理工、2東京電機大先端科学) |
(15:00~16:00) | (座長/北大院農・荒川圭太) |
21.(15:00) | ウマスギゴケ培養細胞の乾燥保存における含水量ならびに乾燥過程の生存率に及ぼす効果 ○座間隆介1、山崎秀幸1、栗山昭1,2(1東京電機大理工、2東京電機大先端科学) |
22.(15:12) | 植物細胞膜マイクロドメインタンパク質の低温応答性 ○南杏鶴1、古戸あかり2、上村松生1,2(1岩手大21世紀COE、2岩手大農寒冷バイオ) |
23.(15:24) | ブロムグラス懸濁培養細胞培地に分泌される低温誘導性キチナーゼの特徴と不凍活性 中村敏英、中谷容子、織田明日香、○石川雅也(農生資源研耐環境ストレス) |
24.(15:36) | トウシュロ葉の深過冷却の機構解析 ○石川雅也、土志田妙子、織田明日香、長谷川郁子、沢田健(農生物資研) |
25.(15:48) | ゼニゴケプロトプラストの乾燥耐性 ○畑中理恵、佐山秀明、菅原康剛(埼玉大院理工) |
(16:00~17:00) | (座長/愛知学院大・清 忠師) |
26.(16:00) | ヨコヅナクマムシの凍結耐性 堀川大樹1、○川井清司2、野須一志3、松尾勇侍3、梶原一人3(1NASA Ames Res. Center、2広大生物圏科学、3東京工科大・応用生物) |
27.(16:12) | 線虫C. elegansの凍結保存における凍結解凍条件の検討 ○菅野正也1、林正和2、村勢則郎1,2、網野比佐子3、北潔3(1東京電機大院理工、2東京電機大院先端科学、3東大院医) |
28.(16:24) | ヒメダカ(Oryzias latipes)の低温誘導性仮死および致死障害の汽水条件下での促進 ○河野智謙、陽川憲、蔭西知子(北九州市大院国際環境工) |
29.(16:36) | 乾燥履歴がネムリユスリカ幼虫の蘇生能力に与える影響 ○古木隆生1、中原雄一2、渡邊匡彦2、藤田昭彦2、黄川田隆広2、櫻井実1、奥田隆2(1東工大バイオ研基盤総合セ、2農生資研乾燥耐性研) |
30.(16:48) | ヌマエラヒルの耐凍性に関する報告 ○宮本智子1、鈴木大2、川井清司3、渡辺学1、鈴木徹1(1東京海洋大食品、2京大院理、3広大院生物圏科学) |