第53回低温生物工学会大会
開催概要
第53回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)
セミナーは日本冷凍空調学会と共催
日 時: | 平成19年7月23日(月曜)セミナー 及び 懇親会 24日(火曜)年会, 一般講演, 特別講演 |
場 所: | 東京海洋大学品川キャンパス(旧東京水産大学)楽水会館 東京都港区港南4-5-7 |
大会参加費: | 会員8,000円,非会員9,000円,学生会員2,000円 |
懇親会: | 7月23日(月)18:40~20:30(会費6000円;学生1000円) |
参加申し込み: | (1)23日セミナー (2)23日 懇親会 (3)24日一般講演・年会(特別講演含む) それぞれの参加をあらかじめ6月末日までに下記連絡先までお知らせください。 (費用は当日受付でお支払いください) 一般講演申し込み要領:以下のように募集します。奮ってご応募ください。 1.一般演題発表申込 発表申込みを希望される方は,演題要旨(一部)を下記宛まで,郵送又は電子メールにてご送付ください。可能な限り電子メール(Word形式又はテキスト形式)をお使いください。 2.一般講演要旨の作成 要旨はA4用紙使用,縦置き,横書き, 上下左右マージン;各35,40,30,30mm取り, 一演題一ページで印刷・作成されます。表題,所属,氏名(演者に○をお付けください)所属,要旨(900字程度)をこの中におさまるように書いてください。作成に当たって詳細は旧来の講演要旨集をご参考ください。 3.連絡票 要旨とは別に,ご連絡先,及び発表にOHP,スライド,パソコン出力用プロジェクターなどのいずれを使用ご希望かもお知らせ下さい。また,ホームページへの掲載のために英文の表題,所属,氏名を併せてお知らせください。 4.申込締切期日 平成19年5月14日(月)必着 |
参加および一般講演の申込,問い合わせ先: | 〒108-8477 東京都港区港南4-5-7 東京海洋大学 海洋科学部(旧東京水産大学)海洋食品科学科 鈴木 徹 Email toru@kaiyodai.ac.jp TEL 03-5463-0623, FAX 03-5463-0585 一般講演は口頭発表のみで,発表時間15分ほどを予定しています。 発表の内容は講演終了後 1ヶ月以内に原稿としてまとめ, 研究報告あるいはオリジナル論文として「低温生物工学会誌」への投稿をお願いしています。 詳しくは会誌の編集要項および投稿規定をお読みください。 |
セミナープログラム
平成19年7月23日(月)
セミナー「低温と乾燥による生物保存技術への挑戦-マミーエンジニアリング」
東京海洋大学品川キャンパス(旧東京水産大学) 楽水会館
9:20~9:30 | セミナーの趣旨説明 (鈴木 徹 東京海洋大学) |
9:30~10:20 | (座長:菅原康剛) 農業生物資源ジーンバンク事業における超低温保存の利用 (新野孝男 (独)農業生物資源研究所ジーンバンク) |
10:20~11:10 | (座長:井上眞理) 海藻細胞の凍結保存 (桑野和可 長崎大学水産学部) |
11:10~12:00 | (座長:栗山昭) 凍結乾燥によるマウス胚の保存 (鈴木宏志 帯広畜産大学原虫病研究センター) |
12:00~13:00 | 昼休憩 ――― |
13:00~13:50 | (座長:石黒博) 魚介類精子の凍結保存 (太田 博巳 近畿大学農学部水産学科) |
13:50~14:40 | (座長:鈴木徹) 植物の保存と種子のガラス転移温度 (馬越 淳 (独)農業生物資源研究所) |
14:40~15:00 | ――― 休憩 ――― |
15:00~15:50 | (座長:鈴木徹) 休眠研究における熱測定の利用 (長野 八久 大阪大学大学院理学研究科分子熱力学研究センター) |
15:50~16:40 | (座長:櫻井実) 生物の常温乾燥保存への挑戦:ネムリユスリカから学ぶ (奥田 隆 (独)農業生物資源研究所) |
16:40~17:30 | (座長:宮脇長人) ラットの摘出心臓の保存・蘇生・移植 (関 邦博 神奈川大学理学部) |
17:30~18:00 | 総合討論 |
18:00~18:10 | 閉会挨拶 |
18:10~ | 懇親会 (東京海洋大学内) |
年会プログラム
年会プログラム
平成19年7月24日(火)
9:00~10:15 | (座長:上村松生, 藤川清三) |
9:00~9:15 | 1.乾燥ストレス下のササゲにおけるアクアポリンの発現変動 |
9:15~9:30 | 2.低温により誘導されるトマトのトレハロース合成酵素(TPS)の解析 |
9:30~9:45 | 3.モデル系を用いたグループ3LEAタンパク質の乾燥誘導構造変化に関する研究 |
9:45~10:00 | 4.アクティベーション・タギング法による耐凍性関与遺伝子の検索 |
10:00~10:15 | 5.ネムリユスリカ由来LEAタンパク質の高次構造に与える乾燥履歴の影響 |
10:15~10:30 | 休憩 |
10:30~11:15 | (座長:石黒博) |
10:30~10:45 | 6.分子動力学シミュレーションによる水溶液中におけるトレハロース-ベンゼン相互作用の解析 |
10:45~12:00 | 座長 梶原一人 |
10:45~11:00 | 7.塩基性アミノ酸と有機酸の凍結乾燥によるガラス固体の形成とタンパク質安定化 |
11:00~11:15 | 8.糖および適合溶質によるタンパク質安定化作用の解析 |
11:15~12:00 | (座長:鈴木徹) 特別講演 Stability of Amorphous Lactose Prof. Yyjo H Roos (Cork University) |
12:00~13:00 | 昼休憩 |
13:00~13:30 | 総会 |
一般講演 | |
13:30~14:15 | (座長:宮脇長人) |
13:30~13:45 | 9.凍結・融解後の組織変化に基づいた凍結挙動の推測に関する一考察 石黒博(九州工業大学 生命体工学研究科) |
13:45~14:00 | 10.生殖細胞の凍結保存におけるエチレングリコールの可視化 ○横尾公博(日本大学 生物資源科学部) |
14:00~14:15 | 11.糖水溶液中の励起3重項状態の酸素による消光 長澤裕(大阪大学 基礎工学研究科) |
14:15~15:45 | (座長:井上眞理, 荒川圭太) |
14:15~14:30 | 12.コムギの登熟過程の発芽現象における低温とアスコルビン酸の拮抗作用 俵積田智也(九州大学 生物資源環境科学府) |
14:30~14:45 | 13.線虫C. elegansの凍結保存 -凍結挙動の低温顕微鏡観察- |
14:45~15:00 | 14.コスギゴケ培養細胞から単離されたプロトプラストの乾燥法による超低温保存と再培養 |
15:00~15:15 | 15.藍藻Spirulina sp.の長期保存 |
15:15~15:30 | 16.植物培養細胞の乾燥時のガラス形成 |
15:30~15:45 | 17.ラット大脳皮質由来神経細胞の凍結保存条件に及ぼす凍結速度依存性 |
15:45~16:00 | 休憩 |
16:00~17:15 | (座長:櫻井実, 梶原一人) |
16:00~16:15 | 18.ガラス状態における希土類塩化物水溶液中での酢酸イオンの配位挙動に関するラマン分光学的研究 |
16:15~16:30 | 19.低温状態におけるN-Methylacetamide溶液中の希土類イオンの配位挙動に関する研究 |
16:30~16:45 | 20.テラヘルツ時間領域分光法による水溶液の複素誘電率測定 |
16:45~17:00 | 21.ブリルアン散乱法によるエチレングリコール水溶液の音波物性 |
17:00~17:15 | 22.幾つかの水溶液についての均質核生成温度と融点の直線関係の検討 |
17:15 | 閉会 |